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Sein und Zeit

哲学・美術・囲碁に関する雑感などなど

碁聖戦第一局

2011年06月23日 | 日記
坂井碁聖の中押し勝ち

羽根九段には珍しく地に辛くない進行。上辺の攻防でやや黒つらいのかと思ったが結城
先生の解説を見るとそれほど白がいいわけでもないようだ。
黒模様への踏み込み、最後の撲殺劇と坂井先生の充実ぶりがうかがえた。第二局も楽しみだ。

井山名人誕生

2009年10月15日 | 日記
予想通り4-1で奪取でしたね。内容を見ても井山八段のほうが
圧倒していた気がします。どの碁も見ごたえあって近年のカードの中では最高のセットでした。この調子であれば古力・セドルにも互角に打てる日は近いですね。

碁聖戦と名人戦

2009年07月12日 | 日記
碁聖戦第二局は張名人の13.5目勝ち、結城ファンとしては残念な結果になってしまいました。序盤は黒悪くないように見えたのですが左下のコウで損をしたような気がします。後半の振り替わりが決定打で白完勝といったところでしょうか。第四局は関西棋院まで応援に行く予定なのでぜひとも次のカド番はしのいでほしいものです。
名人戦のほうは井山先生の挑戦が決定。今回も互角の戦いでしょうが今年は井山先生にとっても正念場でしょう。チェ・チョランやパクヨンフン九段はこういうチャンスを逃さず世界トップに立っています。現在世界10位前後の張名人を倒さなければ世界制覇は望めませんのでできれば4-1ぐらいで奪取してほしいものです。

秀行先生

2009年07月10日 | 日記
クローズアップ現代で秀行特集がなされることになるとは意外でしたが内容はまずまずおもしろかったです。注目は人差指よりも小指のほうが長かったという話。
医学的に考えてよほど幼少期から打碁並べを続けていない限りなかなか短くならないと思うのです・・・。小林九段の修業時代爪が伸びなかったというのはたしかにありそうな話ですが秀行先生の指は先天的なものもあるのかもしれませんね。
木谷先生にお世話になっている時代は猛勉強をされていたようなので最後の強烈な努力という言葉が若い棋士への警鐘だけでなく自戒もこめてのことでしょう。こういう先生は二度と現れることはないでしょうね。

張ウの特選詰碁

2009年07月05日 | 日記
去年買ってから書棚に置いたままにしていたので一通り目を通してみました。解けてない問題もたくさんあるんですが繰り返しあるのみです。名人の詰碁はいかにも筋という手からスタートするのでとっかかりはいいのですが受け側の抵抗を読み落とすことが多く自分の読みの粗さを実感させられますね~。このあたりは佐藤直男九段の詰碁にもいえることですが簡単そうな問題ほど落とし穴が用意してあるんで正答率は低くなる印象があります。前作と異なりすべて実戦形ですし変わった筋のものではないので実力UPにもいい本だと思います。明日は富士通杯、イ・チャンホ九段の優勝なるか注目です。