太田さん(仮名・女性)の隣室に居る高齢女性が新型コロナ発症してから数日後、突然症状が悪化し救急車で病院へ運ばれました。
そうしているうちに起こった出来事です。
隣室の高齢女性は高血圧とコレステロールに関する持病を持っていたため、何らかの原因で症状が悪化したとのことです。
何らかの原因は、実はシェアハウスの日本人入居者達は知っていました。
シェアハウスオーナーの江藤さん(仮名・女性)が高齢女性に高血圧とコレステロールの薬を飲んではダメ、病院の薬は体に良くないと半強制的に飲ませなかったのです。
江藤さんは医師免許や薬剤師の資格を持っているわけではありません。法律上そのような事を言える立場にはいないのです。
にもかかわらず江藤さんは高齢女性に対して病院で処方された薬を飲ませず江藤さんが信じている教祖的人物の教えを話し、祈れば治るような事を言っていました。
江藤さんの話を聞いていた日本人入居者の1人が医者でもないのに処方薬について言うのは法律上まずいのではないかと伝えると、江藤さんは激昂(げきこう)し
「私はここのシェアハウスのオーナーなのよ!あなた達入居者は私の言うとおりにしていればいいのよ!」と怒声を浴びせるのでした。
そうしているうちに起こった出来事です。
高齢女性が病院へ入院してから江藤さんは毎日のように高齢女性のために
「私の祈りの力で治してみせる。手の空いている日本人入居者の人は祈りに参加して。」と無理やり日本人入居者達を参加させるのでした。
江藤さんは何かの教祖にでもなったような立ち居振舞いです。
数日後、高齢女性は新型コロナで帰らぬ人となりました。