第66回菊花賞が開催される京都競馬場は、史上6頭目(これまでの5頭は、S16:セントライト、S39:シンザン、S58:ミスターシービー、S59:シンボリルドルフ、H6:ナリタブライアン)の3冠馬、シンボリルドルフ以来2頭目の無敗の3冠馬の誕生への期待で異様な盛り上がりでした。
If、ディープインパクトが負けるとか、発走直後の落馬(H14年に武豊騎手が1番人気のノーリーズン、でやった...。調教師さんも同じだし.....。)で競走中止なる、とか。そーなったら、絶対に暴動が起きるよなぁ、と思わずにはいられない...。ある意味、ここまでハラハラドキドキしながら菊花賞を観たのって初めてかも、しれない。
と、ゆーわけで、勝って良かったよ、ディープインパクト。
おめでとー、これでサンデーサイレンスも3冠馬の父。もっとも、今さら、サンデーサイレンス様に勲章の一つや二つ増えたところで、どーってことないや、って気もしますが。
2着・アドマイヤジャパン、3着・ローゼンクロイツと無難なところ? でおさまったのも良かったですね~
ここで、とんでもない大穴馬がやってこようものなら、大波乱の菊花賞となって、ディープインパクトの偉業達成の感動の余韻が薄くなってしまおう、とゆーものです。いえ、実はひそかに2、3着で大穴来ないかなぁ、と狙ってはいたんですけどね...。
皇帝のニックネームをもつシンボリルドルフは生涯でG1レースを7つ勝ったので、俗に"7冠馬"と呼ばれています。現在のところ、G1レース7勝はシンボリルドルフともう一頭、テイエムオペラオーの2頭だけです。ディープインパクトがこれらの先輩たちの記録に何処まで立ち向かえるか、これからも興味は尽きないです。
さて、皇帝に対して、英雄のニックネームがつけられたディープインパクトですが、英雄とゆーとゆーよりも、孤高の天才ランナー。
楽聖と呼ばれたルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)の、交響曲第3番 変ホ長調 "英雄" op.55 は、最初、フランスの英雄、ナポレオン・ボナパルトに捧げる予定?で、「ボナパルト」という題がつけられ、ナポレオンへの献呈辞がつけれていたそーなのですが、1804年にナポレオンが『皇帝』となったとゆーニュースを聞いて、タイトルを「シンフォニア・エロイカ」と書き直し、「ある英雄の思い出のために」(Sinfonia Eroica composta per celebrare la morte d'un Eroe )とした、とゆーのは有名な話です。
シンフォニア・エロイカ、以下....イタリア語です。
で、今では、「エロイカ=英雄」となっていますが、本来はエロイカ(eroica)は英雄的な?とゆー意味のイタリア語、エロイコ(eroico)の女性形。何故、女性形になってるかと言うと、その前の交響曲を意味する、シンフォニア(sinfonia)が女性形なので、女性形を形容する形容詞も女性形になる、とゆー法則があるんですね。
で、この「英雄」が初演されたのは、1805年のことなのですが、それ以前の1804年12月(と、言われている)に非公式に演奏されたのね。場所はウィーンのロプコヴィッツ侯爵邸、の演奏室で、ベートーヴェンの交響曲第3番が初演された場所とゆーことで、「エロイカ・ザール(Eroica-Saal)」と後に呼ばれる。ザールはドイツ語で広間、とかホールとゆー意味....。
参考:エロイカ・ザール
ウィーンの音楽会場2
「Theatermuseum」にある写真
If、ディープインパクトが負けるとか、発走直後の落馬(H14年に武豊騎手が1番人気のノーリーズン、でやった...。調教師さんも同じだし.....。)で競走中止なる、とか。そーなったら、絶対に暴動が起きるよなぁ、と思わずにはいられない...。ある意味、ここまでハラハラドキドキしながら菊花賞を観たのって初めてかも、しれない。
と、ゆーわけで、勝って良かったよ、ディープインパクト。
おめでとー、これでサンデーサイレンスも3冠馬の父。もっとも、今さら、サンデーサイレンス様に勲章の一つや二つ増えたところで、どーってことないや、って気もしますが。
2着・アドマイヤジャパン、3着・ローゼンクロイツと無難なところ? でおさまったのも良かったですね~
ここで、とんでもない大穴馬がやってこようものなら、大波乱の菊花賞となって、ディープインパクトの偉業達成の感動の余韻が薄くなってしまおう、とゆーものです。いえ、実はひそかに2、3着で大穴来ないかなぁ、と狙ってはいたんですけどね...。
皇帝のニックネームをもつシンボリルドルフは生涯でG1レースを7つ勝ったので、俗に"7冠馬"と呼ばれています。現在のところ、G1レース7勝はシンボリルドルフともう一頭、テイエムオペラオーの2頭だけです。ディープインパクトがこれらの先輩たちの記録に何処まで立ち向かえるか、これからも興味は尽きないです。
さて、皇帝に対して、英雄のニックネームがつけられたディープインパクトですが、英雄とゆーとゆーよりも、孤高の天才ランナー。
楽聖と呼ばれたルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)の、交響曲第3番 変ホ長調 "英雄" op.55 は、最初、フランスの英雄、ナポレオン・ボナパルトに捧げる予定?で、「ボナパルト」という題がつけられ、ナポレオンへの献呈辞がつけれていたそーなのですが、1804年にナポレオンが『皇帝』となったとゆーニュースを聞いて、タイトルを「シンフォニア・エロイカ」と書き直し、「ある英雄の思い出のために」(Sinfonia Eroica composta per celebrare la morte d'un Eroe )とした、とゆーのは有名な話です。
シンフォニア・エロイカ、以下....イタリア語です。
で、今では、「エロイカ=英雄」となっていますが、本来はエロイカ(eroica)は英雄的な?とゆー意味のイタリア語、エロイコ(eroico)の女性形。何故、女性形になってるかと言うと、その前の交響曲を意味する、シンフォニア(sinfonia)が女性形なので、女性形を形容する形容詞も女性形になる、とゆー法則があるんですね。
で、この「英雄」が初演されたのは、1805年のことなのですが、それ以前の1804年12月(と、言われている)に非公式に演奏されたのね。場所はウィーンのロプコヴィッツ侯爵邸、の演奏室で、ベートーヴェンの交響曲第3番が初演された場所とゆーことで、「エロイカ・ザール(Eroica-Saal)」と後に呼ばれる。ザールはドイツ語で広間、とかホールとゆー意味....。
『Plaudite, amici, comedia finita est.(Ludwing van Beethoven / 1827)』「3冠」を巡る狂想曲?は終わった。物語りはまだまだ続く。孤高のランナーが真実の英雄となるまで。
喝采を、諸君。お芝居(喜劇)は終わった。(ベートーヴェンの最期の言葉と言われている)
参考:エロイカ・ザール
ウィーンの音楽会場2
「Theatermuseum」にある写真