三日目はマカオ。 香港から船で一時間ほどです。 船酔いに注意と言われ自信なかったので、酔い止めをこどもの量だけ飲んでおきましたが大丈夫でした。 この日の海は穏やか。 一昨年名古屋までフェリーで行ったら地獄の苦しみ! オーバーじゃなくホントにもの凄く気持ち悪かった経験が・
珍しい程いい天気♪ とガイドさんがいうくらい天気に恵まれて、写真もきれいに撮れました。
マカオのシンボルと謳われる世界遺産の聖ポール天主堂跡。 17世紀初頭にイエズス会宣教師によって建設され東洋一の建築美を誇っていたそうです。 それが1835年火災で焼失、正面の壁と階段を残すのみに。 その後補修され現在の姿になったそうです。 ホントに前の壁部分一枚しかありません。 何故建物全体を全部修復しないか分りますか?とガイドさんが質問してきましたが、誰も??? 答えはこの姿で世界遺産になっているから、こんな正面の壁しか残っていない教会はここだけでしょ! の答え。
1999年12月に中国に返還されるまではポルトガル領のマカオ。 ちょっとした所にヨーロッパらしい雰囲気感じるところも。
春節(お正月)の飾りがそのままの通りが。 中国だと赤いっしょくだけど、ここは黄色でした。
マカオタワーから市街地を。 富の象徴的建物が中央にみえます。 タワーではバンジージャンプをしていて一回3万円とのこと。 その他窓の外側と歩くスカイウォーク(58階だったかな)というのもあって、娘がしきりにやりたいと。 わたしを誘ってくるのですが、真っ平ごめん!
です。
カジノ体験もありました。 五つ星のホテルには必ずカジノが入っているそうです。 ここはホテルオオクラ、玄関はいるとなんともゴージャスな世界!
このキラキラの奥がカジノの部屋、一緒に行った方がやってみたら掛け金の5倍くらいに増えてました。 薄暗くてちょっと怪しげで、、みたいなイメージ持ってましたが全然そんなことなくて、大人の巨大ゲームセンター という感じかな。
マカオはカジノのおかげで税金はないし、教育費も無料なのだそう。 こういうな成り立ち方もあるのかぁ って思ったり。
三日目のマカオでの昼食は、レストランでのバイキング。
お料理やデザート等々品数が豊富でみなさんお腹いっぱい♪ どれも美味しかったです。
見た目もきれいで美味しそう♪
ガイドさんがきしめんと紹介していた麺。 娘が食べてました。
わたしはこちら。 肉だらけの食事が多いので、ここでは野菜中心に箸がすすみます。
最後の晩餐は香港に戻り、北京料理でした。
北京で140年以上の長い歴史を誇る北京ダックの『全聚徳』の香港店です。 そこの支店はお客さんの4割が日本人観光客だそう。 今まで油っぽさが苦手であまりたくさん食べれない印象を持っていた北京ダックでしたが、ここのは程よくて美味しかったです。 特に味噌が美味しくて他のお料理にも付けたりして。
朝早くから夜11時頃まで、連日ちょっとハードなスケジュールだったため最後の食事写真撮る気力なくなっちゃって。 写真・・ と、気づいた時にはもういいやって感じだったので写真なしです。
香港島に向かう船に乗るところで撮った写真です。
こんな風にごみの分別がきちんとされていて、街の中や建物の中がとてもきれいな印象の香港でした。
移動で使っていたバスの中に、こんな張り紙が。
「車の中では飲食しないで!」 ということですが、中国語だけで書かれているのが面白いというか、たぶん中国人だけに特に言いたかったんでしょうね。 この他、「ごみはゴミ箱にすてること!」 なんてのも貼ってありました。
以前中国人だけのツアーに参加した時、乗っていたバスの通路が時間と共に段々フカフカしてきたことありました。 子連れ参加者がパクパクお菓子を食べてはごみを通路に捨てたり窓から捨てたり、、。 車掌さんが注意してもダメ。 参加者の中にもけしからんと思っている人がいて、今度は 〔捨てる人道徳正す人〕 で大ゲンカ始まったり、、、 そんな体験あったので、この張り紙したい気持ちすぐ理解できました。
ずうーっと中国の中国と、六年くらい前にイギリスから返還された中国の香港(特別行政区)では色々と違いもあるのでしょう。
船着き場の待合所にたくさん設置してあった扇風機。 二枚羽が珍しいのと形が面白かったのでパチリ!
2日から5日まで娘と香港&マカオに行ってきました。 香港一日、マカオ一日なので、少しだけかじった程度の旅行でしたが、異文化に触れ楽しかったり色々考えることもあったり。
まずビルの多さにびっくりです、土地が狭い上に人口が多いからなのでしょう。 それぞれの住まいからただ灯りが漏れただけでも、なんとも独特な世界が広がるものですね。
香港の古い建物は十何階でもエレベーターがないそうで、忘れ物したら大変ですとガイドさん。 忘れ物しなくたって毎日生活してるだけで足腰丈夫になりそうだなって。 そういえば中国いた時、寮の5階に部屋がありそこもエレベーターなかったので、一年居るうちに腿のあたりが引き締まったっけと思い出しますが、それ以上でしょ・・・ 健康増進!というよりくたびれて疲労困憊の日々って感じになると思います、わたしだったら。
外から見る分には夜など美しくも見えるけど、住んでる人たちは生活するの大変だろうなって。
こちらは近代的なビルが沢山建ち並ぶ地域。
100ドルの夜景。 最後の晩、シンフォニーオブライツを観賞しました。 音楽に合わせライトの色が変わったりビルの上から光線が放たれたり、15分程の演出です。
見終わり戻るとガイドさんが、「どうでしたか!? いいですよ、率直な感想で。 わざわざ来るほど大したことないでしょ。」 えっ。。 でもまぁ、思ってた程じゃなかったのは確か。 ガイドさんの話では10年前はもっとたくさん電気がついて物凄く綺麗だったそうです。それが次第に協力する企業が減ってきたり、また電気を無駄に使うなという市民たちの声があったりで、縮小されてきたようです。 それでもクリスマスなど特別なイベントの時期は相当きれいにライトアップするとのこと。 わたしは縮小になんの異論もございません。
今回初めてガイドさんに、「もう帰って!帰って!」と言われてびっくりする場面がありました。 帰国前日のバスの中のこと。 四日くらい楽しく過ごして帰るのが一番いいよって。 「それ以上いたら嫌になるよ、政府は利益優先ばかり。住んでいるとホントに嫌になります。」 政府のやり方に随分不満があるのでしょうね、ただちょっとだけ一瞬の風のように“楽しいとこ取り”で過ごす旅行客とどっしり根を下ろした生活者ではもちろん違いますからね。 あのキラキラの中にわたしには分らない色んなことあるんだろうな、、 なんて思いながらガイドさんの話聞いてました。