あなたの一城みゆ希

一城みゆ希のブログ

訂正で~す。

2016-01-08 01:13:22 | Weblog
皆さま

深夜にご免なさい~(;_;)/~~
ぶらりに途中下車の旅 の放送日の訂正で~す。

先程 明日の放送とお知らせ致しましたが~(;_;)/~~~

2016年1月9日(土)の放送でした~(*_*;
申し訳ありませんでした☆


☆一城みゆ希(*^▽^*)

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1 コメント

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小さなお店を持ちました。 (あの日夢を見た者です。)
2017-02-18 19:26:27
いつか、いつか御礼申し上げたく焦がれていたのですが、いざ機会が訪れますと恐縮至極に御座います故、こちらの媒体にて失礼させて頂きたく存じます。

一城 みゆ希 先生

 お初に御拝読頂戴致します。
 この度は、どうしても先生に御礼申し上げたいことがあり、この場をお借りし一筆取らせて頂きました。どうか突然のご無礼を、お許しください。

 さて、もう20年以上前になります。1996年放送テレビシリーズ、機動戦艦ナデシコ。その中で先生は、主人公達の乗り込む戦艦の中の、食堂のシェフ。ホウメイを演じていらっしゃったのですが、ご記憶に御座いますでしょうか。
 私はその頃6歳で、機動戦艦ナデシコをそれはもう食い入るように見ていた少年でありました。当時の私はまだ幼く、ロボットや戦艦が放つ近未来兵器にて、敵の無人機をなぎ倒していく姿をカッコイイなと思いながら、ただ眺めていただけだったのですが、その第五話。
 味方の基地が敵によって爆破され、大勢の死者を出してしまった後。実にコミカルな葬儀を執り行うキャラクターたちの姿に、若干の違和感を憶え始めていたタイミングで、先生の演じられるキャラクターがこう仰いました。

「死んでいった人に恥はかかせられないよ!連中にとっては最期の宴会なんだからね」

 私はハッとし、同時に救われた気持ちになりました。幼少の私に果たして人の死が理解できていたかというと疑問ではありますが、とにかくハッとし、このシェフの言葉は記憶せねば。と、背筋がグンと伸びたのを、本当に良く覚えています。

 次のシーンで主人公は、トムヤムクンを作ります。しかし、ナンプラーを理解出来ず、醤油を入れようとする所で、ホウメイは匂いから醤油であると気付き、ナンプラーの元へと案内します。そこには、地球上のありとあらゆる調味料が、所狭しと貯蔵されているのでした。
 主人公は聞きます。何故、高級レストランでもない戦艦の食堂に、こんなにも沢山の調味料があるのかと。その次にホウメイが答えるセリフが私に夢を見せました。夢中にさせました、これだ!と感じさせました。失礼ながら抜粋させて頂きましたので、お付き合い下さい。


  "昔、月と地球が小競り合いをしてた頃、こんな事があった。

 死にかけた若い兵隊が、虫の息で私に言ったよ。

『最後にパエリヤ食べたい』と。

 でもその時の私は、中華料理しか作れなかった。

 その兵隊は、私の作った出来損ないの炒飯のようなものを食べて、にっこり笑った。

 『ありがとう。おいしかった。でも、ママの味とは違う。』

 あん時の私、パエリヤって名前も、サフランの花が味の決め手になる事も知らなかった。

 そして、その兵隊は死んだ。

 命がけの戦争だから。せめて最期は。最期にはせめて、本物のパエリヤ。サフランの香りを。

 その気持ちが、その棚の調味料さ。"
―――機動戦艦ナデシコ第五話より抜粋

 文字にすると確かに蛋白で、映画等で食傷気味になる程、有り触れて存在するエピソードです。しかし、先生の抑揚。イントネーション声のかすれ方、息の吸い方吐き方表情の総てが、この文字の羅列を、ただの文字の羅列から言葉に。そして言葉から、詩を超え歌を超えて確かに、私の魂を揺すったのです。この体験がいかに素晴らしい物であったか。私は生涯を掛けてもきっと、他人に全てを伝えられないでしょう。

 だからこそ語りません。私が口を開けば開くほど、薄れていってしまう気がするのです。ここに至るまでの苦労、挫折、病気や怪我その他諸々のトラブルも全て跳ね除けられた程の体験を、穢す訳にはいかない。そう信じています。

 だからこそ作ります。いつの日か、私の作った料理で、注いだ酒で、私のように少年が、少女が、大人が、感動してくれる日が来る。そう信じています。

 一方的な駄文長文をに大変長らくお付き合い頂き、誠に有難う御座いました。この様なご無礼を働いた身の上で勝手な事を申し上げているのは承知致しておりますが重ねて、先生に不躾なお願いが御座います。

 不肖の住所、氏名、店の名、その他の一切を、明かさずにおきたいのです。

 先生に置かれましては非常にご多忙を極め、日々丁々発止の世界でご研鑽を積まれている事と信仰致しております。そんな折このような文を、本来ならばお目に掛ける事すら恐れ多い事であるのに、1ファンが感謝の気持ちをしたためた程度の事で先生が何か特別なお心遣いを私に施されるような事があっては、私はなんと構えて良いのやらわからず、きっと気絶してしまいます。それ故、誠に勝手ながら、出自の一切を伏せさせて頂きたいのです。
 しかし、世間は広いようで狭いと申しますので、何かの縁があり、当店へと迷われた際には、格段のお引き立てを申し上げます故、何卒お口汚し賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 それでは先生益々のご健勝をご祈念致しまして、最後とさせて頂きます。

 天職です。本当に、有難う御座いました。

先生へ、若き日の私より。
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