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変わらない日々

2024-09-08 13:57:10 | 看取り
父は あと2ヵ月で 104才を迎える
今だ 天国からの迎えの気配は無い

先日 知り合いの親戚が亡くなったのを聞いた時
あ 羨ましい と思った

104年を生きていると お葬式は お祝いだろう
茶の間のコタツで24時間過ごす 相変わらずの生活

夫の両親の介護看取りと 合わせて はや足掛け15年になろうとしている
間も少しは空いているが 家族の分と合わせて
毎日毎日 朝昼晩のご飯の準備

介護の時はご飯の時間をいつも気にする毎日
出かける時も用意していかねばならぬ
子供だったら適当に食べて とか 食べてきてとか言えるけど
それができない親の世話

悪いことだけではないけど もう24時間365日 気にしなければいけないライフスタイルは勘弁してくれ~って感じ

父の誕生日と同じ頃 義父の5年祭が来る
まさかこの時まで父が生きてることは想定外だった

男一人で長男 の嫁でもある私
飛行機の距離にある 義両親の墓参りも ままならず

でも これからは自分の方のことも やっていかねば
父の天国行きを待つのも失礼なことだ

近くにいても普段は特に何もしない兄夫婦の出番だよ

早朝バイトの時も いったい いつまでやりゃあいいんや!ってつっこんでる

先日は県立美術館の催し物を観てきた
風で砂浜を動き回る不思議な これはもう生き物

現代のレオナルド・ダ・ヴィンチと言われるオランダの物理学者だそう
人間の思考は本当に素晴らしいと感じた

オランダの砂浜をたがやして砂浜を増やしていく発想で
海面より低い土地の多いオランダの将来を見据えて

父の昼食と夕食の間の 時間で 他のお楽しみは無いけど
観て ショータイムを楽しんで実際に動かしてみて 良い時間だった

こんな時間を増やしたい

今日はこれから 破れたジーパンの代わりのを見つけにでかけるかな
日中 家でまったりしていると あんまり有難くない人が長居したりするので
買い物に行😎く

天国に着いた母

2023-09-13 14:31:43 | 看取り
母の葬儀も終わり 姉も帰って しばらくした頃
いつものスーパーに買い物に行ったら

虹が ハッキリと 綺麗に いつまでも 見えていた🌈
家に帰ってから 姉に写メを付けてラインすると

こちらでも 虹がとても綺麗に出ていて しかも二重に🌈
そして いつまでも消えない それどころか 輝いてくる🌟

母ちゃん だね!
こーんなにキレイな虹を見せてくれて 本当にありがとう😇

しかも姉と同時に
姉が飛行機で帰るときにも 虹が機上から 3回もキレイに見えた と

不自由な身体を脱ぐと こんなことは 朝飯前だとか?
母ちゃん 天国に着いて 神様とお話しして
12年前に先に天国に行った 弟と会えて 思いっきり お喋りできて
楽しく過ごしてるんだね😃🌈🌟💗🍀

天国に旅立った母

2023-08-27 14:28:12 | 看取り
夕方 母がお世話になっている施設で働いている 従妹で看護師から連絡があった
血圧が低く 食事をとれていない 来た方がいい と

すぐに 愛知県に住む 姉に連絡して
近くに住む 兄夫婦に相談して
台風の ものすごい雨風の中 車を走らせた

母は 少し持ち直しては いたものの
目は ほとんど開けない とろみのついた水分を少しだけとれた

夜遅くまで 兄夫婦がいて 私は泊まり込みに
姉夫婦が 明日 来ることにした と

昼になり 空港に迎えに行く私の代わりに 兄が母の見守り
空港からは 直接母の部屋へ

一旦 父が待つ 家に荷物をおろして 母のもとに
姉夫婦が泊まり込み

孫とひ孫が 母に会いたいと言うので
その晩は 賑やかだった

ひ孫が母の手を握ると 母は握り返した
目は開けないけど ちゃんと分かってるね

次の朝 早くに 姉からメールと電話
父の朝ご飯を用意して すぐに向かった

けれど…ガラス戸越しに 姉が首を振り 泣いていた
息を引き取ったのが分からなかった位 静かな旅立ちだった

その後は 往診の先生の到着を待ち
エンゼルケアを受け 旅立ちのために用意したスーツを着せてもらって
それは 美しい姿となった

享年98才とは思えないシワ一つない顔
お化粧をしてもらって 更に綺麗になった

75年住み続けた家に帰ってきたのは10時半
おかえり 母ちゃん 長い間 ありがとう💗🌈

そこからは 大忙しの時間…

おじいちゃん(義父)が天国に行った③

2019-12-14 11:33:47 | 看取り
おじいちゃんとの思い出はいっぱいある
大阪にお墓を残しているので

当初は年に2回のお彼岸の頃に墓参りにlccの飛行機で
日帰りも数回

大阪暮らしが長かったおじいちゃんは街なかを歩くのは私より早い
二本の杖で 荷物を持った私が後を付いていく

関空からお墓まで の帰りは決まって 私の友人のお肉屋さんに立ち寄って
一緒にランチしたり イベリコ豚コロッケを沢山 お土産に買ったり

空港に戻る途中で有名な肉まんやシュウマイをもとめ 赤福も
もう一つ 重要な⁉用事でも頻繁に 大阪に向かった

家を度々空けるので 夫は単身赴任中
夏休みに 次女をUSJで遊ばせることを思いついた

次女は次男も一緒がいいと言う
その頃 京都でシェアハウス暮らしをしていた長男の家に泊まらせてもらった

長男の部屋におじいちゃん 次男 次女 私の4人が寝て
長男はリビングで寝た

シェアハウスの3人のお礼に 有名なアンパンやお肉屋さんの豚カツなどなど
沢山かかえて行った 全部おじいちゃん持ち

おじいちゃんは美味しい物や有名な食べ物を良く知っていた
シェアハウスに親が見に来ることはあっても泊まる親はいない と

泊まるのもおじいちゃんも連れて4人も!
しばらく語り草になったらしい 楽しい思い出だ(笑)


佐賀の矢山クリニックにも定期的に通っていた
ランチはクリニックの体に優しい重ね煮の定食

すぐ傍のおそば屋さん 佐賀発祥の井出ちゃんぽん
学生時代に長崎にいたおじいちゃんは ちゃんぽんは大好きだ

ひらおの天ぷら屋さんでは決まって あなご天定食
その後 食事の量が減ったら 牧野うどん 決まって きつねうどん(私と同じでいいよといつも言った)

その後 トイレがとても近いから(大の方) ランチは抜きになった
それでも 孫たちにお土産と お菓子やアイスクリームを買ってくれるのが常だった


食べることが好きだった おじいちゃんは 最近 めずらしく 以前買っていた芋けんぴを
デイサービスの新聞で見たから 注文してほしいと頼んだ

一缶は私たちに もう一缶は自分用に
1か月くらいの間に全部食べ切って 空き缶はテーブルの上の物の整理に使っていた

後から考えると 亡くなる1週間くらいか10日くらい前から しきりに
お昼ご飯はまだ? 晩ご飯 楽しみにしてるね と食べることを楽しんでいた

最後の晩ご飯のおかずが もつ鍋の一皿 と南高梅の梅干しにもろみ味噌にゴマ塩
おじいちゃんとの食べ物の思い出が いっぱい いっぱいある

次女と三人でマクドナルドのセットも食べたからね
その後に お昼ご飯は? と聞かれて マックは あくまでもお八つと思っていたことが分かった 食欲半端なかったし・・・

デイサービスからの外食のお誘いにも 初めてくらいに参加を希望して
食べたものが ロースカツ定食 たしか亡くなる1か月以内の時期

付き添いの人がビックリするくらい早いスピードで完食したそうな
おじいちゃんの食べる早さは最後まで健在だった!

懐かしい・・・・・・♡
今日は月命日 1か月は早い!!!!!!


おじいちゃん(義父)が天国に行った②

2019-12-11 15:31:25 | 看取り
翌日 おじいちゃんが老犬16才も 天国に連れて行った
5日ほど前から 水しか飲めなくなっていた イヴ

おじいちゃんが亡くなって、また我が家でお葬式だから
帰省してきた次男と長女が家の内外の掃除と

よだれや膿でハエがたかってくる老犬のために
かいがいしく世話をした

固まった毛を切ってやり、ケージを持ってきて、網を買いに行き
ケージの周りに網を貼って マットも気持ちいいように変えて

ウッドデッキにも匂いが付いていたから、ブラシでゴシゴシ
ほぼ一日中 綺麗にしてくれていた

夕方 身近な親戚が大阪から到着
おじいちゃんを皆で棺に入れて、リビングに運んだ

ご近所の人や私の友人たちが 弔問に来てくれた
夜10時過ぎに イヴの頭がマットから落ちているのを直した

その時に義姉の手をクンクンとした
のに その15分後位に 長女が「イヴが死んでいる!」と

ついさっき クンクンとしたから すぐには信じられなかった
あぁ おじいちゃんが連れて行ったんだ

「イヴ もうよかろうや 一緒に行こうか?」って
9年前に義母の看病で滞在していたおじいちゃんは
少しヨタヨタしながらも、毎朝イヴを散歩に連れて行ってた

イヴも毎朝 楽しみにしていて、6時半ごろに散歩の催促をしていた
おじいちゃんのために買っていた花をイヴの周りに飾った
イヴの周りがとても豪華になった

おじいちゃんのお葬式が終わるまで、若い犬の傍に置くことにした
若い方の犬は ちょうど おじいちゃんとの同居が始まった年に貰ってきた子犬だった

もう7才になる 
おじいちゃんは、おばあちゃんが亡くなった後 2年近くして 同居してきた

7年半は長かったけど、あっという間だった
一緒に暮らした人 一人の存在は大きい

16年も一緒に暮らした犬の存在も同じくらい大きい

おじいちゃん(義父)が天国に行った①

2019-12-05 16:21:16 | 看取り
前の晩の夕食は、お茶碗についだ白米に いつもの梅干しと もろみ味噌とゴマ塩
それと、もつ鍋の一皿

「美味しかったわ~」少し口をとんがらせて言う顔が浮かんでくる
その後、普通にトイレに行き、ベッドに休んで リモコンで部屋の電気を暗くした はず

夜中の12時にお風呂に入っていたら、隣のおじいちゃんの部屋から
大きないびきが聞こえた ちょっと大きすぎるかなと思ったけれど リズムがあったからそのまま

次の日はデイサービスに行く日
隙間から電気がまだ消えているのがわかった

7時40分過ぎかなぁ もう起こさないと と思って
いつもの黒糖生姜入りの紅茶と豆乳ヨーグルトとサプリを持って行った

ベッドに寝てるおじいちゃんの姿が変
布団を頭まですっぽりとかぶって、両足が脛から下が出てる

左手が布団からはみ出していた
その手を触れたら 冷たくなって少し硬くなってる!!!!!!!

布団をはがすと 顔に血の気が無い!! 少し冷たい!!
びっくりして、二階の夫を起こしに行った


家での看取りを想定して 内科の先生に往診を頼んでいたのですぐに先生の携帯電話に電話した
前日は月一の往診で 何も異常無いよ~ と言われていた!

「これは寝たまま逝かれてますね 今頃はそのあたり(神棚)でお茶でも飲んでおられるでしょう」
口の中を見ても出血もないので、苦しんだ様子も全く無いですよ って

首の辺りから背中はまだ普通に温もりがあった。
でも両手は布団を引っ張った状態で固まってきていた

死亡が確定したら やらなければならないことがあった
人様のお役に立ちたいと おじいちゃんは アイバンクと献体に登録していた

アイバンクは時間を争う 
二人の医師が福大から来た

福大では年間100例ほどの角膜移植を行うそうで
使えたら3日後くらいには と言う話だった

葬儀屋さん 親戚 親しかった人に連絡
家での看取りとお葬式は二度目だから 前の時よりは少し落ち着いてやれた

今回は夫もいたから
沖縄にいる次男がその日のうちに帰ってきた

ベッドなどのレンタルしていた物を引き取ってもらう
夕方に親戚が来るまで やることをノートに書き 順番に整理していく

夕方からは忙しくなるので 皆が来る前に ゆっくりと
おじいちゃんにお別れと感謝を伝えた

おじいちゃん きっと自分が死んだなんて思っていないだろうから?
「おじいちゃん 大往生だったね 立派に死ねたね 光の方に向かっていくんだよ

おばあちゃんが迎えに来たんでしょう 一緒に行くんだよ~」
って話しかけた