そして月の光はオレンジ色に変わっていった。
雑木林には死体が埋まっている。
外は暗闇。ホントの闇だったんだ。
夏になる前、そうもう二年もまえの事が…
秋はいつ始まったのかわからないようにしているに違いない。
まるでこの世の果てに来たような気分だけれど…。
人の思いは時を経て通じることもあれば通じぬことまあるわけで…
あの頃と変わらぬ景色。そして人々は…
旅の終わりはいつだってありきたりで…
悪口を言われるのは慣れてると思っていた。けれど…
しくじりのあとに残された気持ちを整えるのは…
今日は雨が降る。天気予報士は自信を持っていい切っていた。
何もかも僕の不寛容の所為なのだ。と、思い続けていたんだ。
自然に抗う気持ちなどないのだけれど…
台風はどこだ?
それにしても暑い。でも、嫌なコトを話すのは疲れることが、わかってきたんだ…
墓などなくても良いと思うのだが…
死に近づくと時計は早く回り始めるのか?
還暦を過ぎた不良オトコ
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