のち
もう笑うしかない。
今日も事務室を片付けていたら、
わんさかわんさか出てきました。
もういらない書類、文書。
もう怒りも疲れも呆れすらも通り越した。
その上、事務室にあるはずのないものまで出てきてしまいました。
ほんとに。
いつの時代の？
というような・・・
写真。
入学通知書。
卒業記念品の目録。
その他もろもろ。
ありえない。
汚いとか片付けといてよとかいう前に。
気持ち悪い。
薄気味悪い。
だって・・・
黄色く変色した和紙に
達筆で書かれた卒業記念品の目録・・・
古いのは昭和48年度とか・・・。
怖いぃ。
だって誰が書いたのかも分かんないし、
その人が生きてるか死んでるかも分かんないし、
なんか魂とか乗り移ってそうじゃない？
しかも寄贈品が鏡とか・・・
悪魔くんが出ちゃうよっ。
あたし霊魂とか廃墟の特集とか見過ぎかしら。
処理に困って前任者に確認をしたところ、
そんなのあったんですかー？
全然知りませんでしたぁ、私。と・・・。
ですよね。
あなたに聞いたあたしがバカでしたよ。
はいはい。
と、結局、とっておきたくないので、
触りたくもないどころか見たくもない、
目録を勇気を振り絞って開き、
データ化しながら・・・
1人事務室で戦々恐々としてました。
というかそれもあるけど、
生理的に無理なのよ。
あたしって、お父さん似で、
誰かが使った中古品とか嫌なのね。
フリマとかで売られてるのとか、
マジで絶対無理。
知ってる人ならまだしも、
どこの誰が触ったのかも分かんないようなの、
触りたくもないし、近づきたくもないし。
保存状態がいいとか悪いとか関係ないの、この際。
だってさぁ、物には絶対宿るんだって、
使ってた人の怨念とか、強い気持ちとか・・・。
って結局はやっぱそこか。
でもでも何はともあれ、無理。
思い出しただけで鳥肌立ってきた。
うぅぅ。
それなのに、それをちゃんと片付けてきたあたしって、
凄い偉くない？？？？？？？
あーもー、さっさと忘れて
シャワー浴びて寝よ。