今回は、1976年8月に山陰本線の保津峡駅で撮影した写真です。
撮影当時、山陰本線は全線非電化で、保津峡駅は京都駅にほど近く、停車するのは普通列車のみでしたが、特急・急行列車は通過するものの多くの列車が行き交っていました。
特急列車は81系、急行列車は58系の気動車、普通列車は気動車列車とディーゼル機関車けん引の客車列車により運転されており、ディーゼル機関車はDD51形が主力となりつつありましたが、まだDF50形やDD54形も多く活躍していました。
山陰本線の嵯峨・馬堀間は1989年3月に新線に切り替わり保津峡駅は移転、写真の保津峡駅は現在、嵯峨野観光鉄道 / トロッコ保津峡駅となっています。




DD54 12(福)けん引、山陰本線 下り 普通列車


※機関車所属区:(福)福知山機関区 (米)米子機関区
(写真すべて)
撮影日:1976年8月
撮影地:山陰本線 / 保津峡駅