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ミックスな日々

ミックス人なゆーが綴るぐだぐだ日記。

一番残酷なこと

2005-03-29 | 独り言
あのサ、悪意に基づく人種差別や性差別等には対抗出来るけど、恐怖には対抗出来ないよね。
あ、恐怖にも色々あるけど、自己防衛としての恐怖ね。

例えばさ、きのこ狩りに行くでしょ。
その時にサ、蛍光ピンクだったり斑模様で光ってたりするきのこがあったら普通食べないジャン?
それって毒きのこかもっていう思いがあるからなんだと思うの。
何でそう思うかっていうと、きのこ=茶系って意識があるから、そこからはずれたものだと何か得体の知れない恐怖があるんだよねー。
もちろん絵本とかで毒キノコの絵があると大抵カラフルなきのことして描かれてるからそのイメージもあったりするんだけど。

でもさ、これって一種の自己防衛本能の為せるものだから、どうしようもないんだよね。
ていうか、無きゃ困る!!!

黒人を見て怖がる小さい子とかもこれと同じだと思うわけ。
自分と同じ黄色人種である日本人ばっかりのところに、いきなり肌の色が違う人間が現れたら、本能的にこいつは自分と違う、もしかしたら危険かもしれないっていう自己防衛としての恐怖を感じるわけよ。
これって別に悪意とかじゃないじゃん。
差別でもない。

私自身もそういうのあるんだけど、
人通りのない夜道を歩いてる時に前から男の人が歩いてきたら何となく怖いもん。
もしかしたら痴漢かもとかって考えちゃうし。
それってさ、相手の男の人に非があるんじゃないの。
別に下半身を露出してるとかナイフ持ってるとかじゃない至って普通の男性でも恐怖心ってある。
これはさ、夜&人通りがないっていう環境とその人が男だっていうだけ理由なの。
女の人だったら怖くないわけ。
でもこれを男女差別とかって言われたら違うとしか言いようがないいんだな。

そういった意味での恐怖って相手を知らないことから来てるんだと思うんだよね。
だから相手に自分が安全な人間だってことを知ってもらうしか対応策がないんだよね。
もちろん夜道を歩いてるだけの男性にそんな事を求めていないけど
だから、そういった機会を与えられないのが一番堪える。
いじめられるよりも何よりも。
あの子は○○だから仲良くしたら駄目とか話したり近づいたりしたら駄目とかって。
自分を知ってもらうチャンスすら与えられなきゃ、もうどうしようもない。

知ったうえでやっぱり付き合えるような人間じゃないって思うのは仕方ないけど、何にも知らないまま恐れられても・・ねぇ!?

ときめきたい(><)

2005-03-28 | 独り言
彼氏でも彼女でもいいから恋人が欲しいと思う今日この頃…。
疲れてんな。私。

ところでサ、日本の男の人は何であんなに耳掃除が好きなの???
今まで付き合った日本人3人ともごろーんって膝枕して耳掃除してもらうの好きだったし。
ほんとうに気持ち良さそうな顔してるの!!!
でサ、耳掃除してあげると必ずうとうと寝ちゃうんだよねーーー。
ちょっとかわいかったりして

でも人のやってあげるのって怖いよね。
一説によると耳掃除は医療行為になるから医師免許もっている人以外が他人のをやると医療行為違反?になるとか
本当かどうか分からないケド。

でもやってあげるのは好きだけど、やってもらうのは気恥ずかしくって苦手です・・・。
というか、皆恥ずかしくないの???




まただ・・・

2005-03-28 | 独り言
黒人の子と臆することなく友達になれることがそんなに偉いのか!!?
日韓が緊張関係にあるなかで在日の母を持つ子と仲良くし続けているのはそんなに偉いのか!!?
宗教をもってる子と相手の宗教を気遣いながら仲良くするのはそんなに偉いのか!!?

私今いらいらしてます。
一応半月程、頭を冷やしてから書いてはいるけど、まだまだ治まらないので多少文がきつくなってると思うけどご容赦下さいまし。

いや、上記に書いたことは確かに偉いことなんでしょうね。
なかなか出来るもんじゃないです。

ある父親の書いた記事にね、あったんですよ。
娘は幼稚園の頃からインターナショナルスクールに通ったおかげで英語がペラペラになった。
でもそこで得たものは語学力だけではなかった。
何の差別も偏見も抱かずに黒人の子と友達になれる娘。
イスラム教徒の友達のため特別に誕生パーティで彼が食べられる料理を提供した娘。
学校の外でも人種や国籍の違う友達をどんどんつくり、母親が在日で混血の女の子と仲良く出来る娘。
しかもその子とはこうして日韓関係が緊張下にある今も仲良くしてあげることの出来る娘。
そんな娘を私は誇りに思う。
娘は真の国際人としての心を持つことが出来た。ってね!

これ私の友達の父親が書いた記事です。
こういうのって大嫌い。
マイノリティと仲良くできることが国際人みたいなやつ。
そもそもサ、黒人の子に差別や偏見を持たずに友達になれるっていうところからして変。
それって前提として黒人は差別されるものっていうのがあるからでしょ。
白人であればそんな発言出てこないはず!

因みに母親が在日で混血の女の子ってのは私のことだと思うけど、
仲良くしてあげることができるって何よ!!?
いつもそう。差別なんて私はしないし偏見も持たないっていう奴に限って仲良くしてあげるって言う言い方になるんだ。
マイノリティは仲良くしてもらう方だと思ってる醜い奴ら。
自分の中にある優越感に気付きもしない。

英語が出来てもマイノリティの友達がいても、親のあなたがそんなんじゃ娘さんが可哀想。
さっさと自分の中にある差別意識に気付いてよ。

私は忘れたわけじゃないのよ、あんたの娘の誕生パーティに呼ばれたときの事を。
ビンゴゲームで賞品が足りなくなった時、あなたはこう言った。
「この子はお母さんが在日なんだ。だから優しくしてあげよう」って。
それが私に対する親切だと思ってるなら大間違い。

このお父さんに限らず、こういった勘違い系親切風味差別をする人ってたくさんいる。
そういう人達に言ってやりたい。

もっとしっかり自分と向き合ってよ。
自分がどれだけ醜い人間か分かるから。

かっこなんてつけなくていい。善人ぶる必要もない。
自分の中にある醜い気持ちに気付かないふりしてやり過ごさないで。

ってね。







日仏作文にみる教育の違い

2005-03-27 | 独り言
前に、国語の先生になるために教職頑張ってる友達と日仏の学校教育の違いについて話して、作文の話になったんですよ。

といっても私の場合、本場フランスで教育を受けたわけじゃないから、そこらへんは差し引いて考えてもらっていいんだけど。

フランスの作文ってさ、小学校半ばまでは自分の気持ちをメインに書くわけ。
楽しかったとか感動したとか自分が思ったことをそのまま。
例えば、某テーマパークに遠足で行って○○をしたのが楽しかったけど、ごみが棄ててあって悲しい気持ちになった。とか、読書感想文だったら××の場面で自分はこう感じたとか、このセリフに感銘を受けたみたいなことを書くの。
ここまでは日本と一緒でしょ。
自分の気持ちを書くことが重要とされてるわけ。

でも高学年ともなると今度は疑問を提起するような感じで書くの。
何でこのテーマパークは人々を引き付けるのかとか、読書感想文とかでも何で主人公はこの場面でこのセリフを言ったのかとかってね。

で、中学生位になると、今度は逆に自分の主張を入れちゃいけないわけ。
自分で集めたデータを基に論理的に説明し、結論を導き出すようになるわけ。
本が書かれた時代背景とか作者の他の本の傾向とかから推測したり、そのセリフがどのような効果をもたらすかとか。
自分がどう思うとかじゃなくてデータや事実に基づいた客観的な結論を導くことが大切になるの。

高校生になると、そこに自分の意見を入れて完成させるわけ。
データを反証してみたり、新しい仮説を立てたりとか。

レポートや論文を書くためのテクニックとかも小学生の時から継続して教えられるしね。

まぁこんなに明確に区切られてるわけじゃないんだけど。

でも日本の作文教育って中学生までず~っと単なる感想っていうか自分の気持ちを書くだけなんでしょ!?
それでいきなりデータの読み解き方も習わずに小論文を書かされるなんて無理だと思うんだけど。
この点については友達も同意してたし。
テクニックといえば起承転結ばっかりとも言ってたし。

私の場合、小論文とか学校のレポートとかは得意だったんですよ。
これはひとえにフランス人学校での教育のおかげだと思ってる。
いや、この日記見てる人達には信じてもらえないかもしれないけど。
自分でも思うもん。
あー私思いっきり頭悪い書き方してるなー。説明も下手くそ~ってね。
うん、まぁこれは感情で書いてるからなんだけど。
日記みたいなプライベート文だとさ、記事がまとまる前に感情で指が動いちゃうんだー(苦笑)
気付くと思いつくまま書きなぐってるって感じ。
でもいいの。ここは私の毒吐き場だから。
いっぱい毒吐いて子供みたいに駄々こねて、それで大人になろうと思う。







親のこと①

2005-03-27 | 独り言
うちの両親ってさ、私の教育方針に関してはかなりの葛藤と諦めがあったんじゃないかなと思うわけなんですよ。

直接聞いたことは無いけど、まんま東洋人の娘をフランス人学校に入れるのってかなりの決断力が必要だったはず。
それも母はフランス語が出来なかったから、私が書いた作文を読むことが出来なかったんですよね。
娘の書いた作文が読めない母親の気持ちってどんなんだったんだろうなぁってぼんやりと考えるんだけど、夜中に辞書を引き引き読んでた母の姿を覚えてるから、やっぱそれなりに思うところがあったのかななんて。
日本語に訳して読んであげようとすると、ママが自分で読むからいいよって言ってたしね。

本当は日本で『日本人』として育ててあげたかったとか言われたことあるし。
今なら分かるんだけど、当時の私には何かにつけて日本では~とか日本の常識では~とか日本を押し付けようとする親がうっとおしいというか、ルクス人として自分を見てくれないのか悲しかったし、いらついてもいて、意識的に日本人でいるのを避けてたんだよね。
きっと親は親で焦ってたんだろうな、自分をルクス人と思い込んじゃってる娘を見て。
自分をルクス人と信じて疑わない娘を連れて日本に帰国するのって、親をかなり悩ましたみたい。
だからこそ帰国しても日本の学校じゃなくフランス人学校に入れたんだと思うんだけど。
まぁこれが良かったのか悪かったのかはいまだに謎☆だけど。

日本に馴染まない娘を見て両親だけでカウンセラーに相談に行ったりとかもしてたみたいだし。

喧嘩もいっぱいしてた。
いつの頃からか母はこの娘はもうこのままでいいと思い始めたらしくって、どうしても日本人になって欲しかった父と教育方針の事でよく揉めてた。
そうそう、一度さ、父との口論の最中に感情が高ぶってたんだと思うけど
「あの子は、もうあの子はあんなになっちゃって、もうどうしようもないわよ。だったらもうあの子に日本人であることを押し付けるのは可哀想だし、無理に決まってる」
って言われて、そん時さ、ルクス人として認めてくれたんだっていう嬉しさじゃなくて、見捨てられてたっていう気持ちの方が大きくて、親に対する罪悪感が初めて芽生えた瞬間でしたヮ。
ほんと、すごく申し訳ない気持ちになった。
自分の存在が親を悩ませてるんだもん。
多分、親は私がこの会話を聞いてたことなんて知らないだろうけど。

そんでもって家出とかもよくしてたし。
だってサー、自分のことで喧嘩してる親を見るのって辛いじゃん!?

いやー、ここには書ききれないけど、こうしてみると私ってほんと親不孝な娘だったのね~。
今は違いますよ!?
ええ、今は…違う…と思いたい。



ピアノのこと

2005-03-26 | 独り言
梯剛之さんというピアニストのコンサートに行ってきました☆
もちろん貧乏学生なもんで一番安~い席(3,600円だったかな)だったんだけどすっごい良かった!!!
スタインウェイのピアノだったんだけどね、曲によってハープの音色みたいに聞こえるの!
あれってピアノのせい!?それとも弾き手の実力が成せる技なのかしらん?
ほんと、あれだけ弾けたら気持ちいいだろうなーって思う。

あぁ~ピアノ弾きたい病がまたまた湧いてきたよーぅ。

あ、でもサ、会場内がらがらだったんよ。
もったいない~。
一番いい席とか誰もいなくてこっそり移動しちゃおうかな~とか考えて1人もんもんとしてたもん(笑)

話それるけど、日本のピアノの教え方ってかなり理想的だよね!?
フランス式だとさ、とにかく全体を見てよければそれで終わりなの。
もちろんプロを目指してる子やそういった学校だとまた違ってくるんだろうけど。
普通にお稽古として習っている場合は、とにかく褒めて伸ばそうってスタンスだから、例え欠点があってもそれがあなたの個性なんだから自信もって!っていう感じで直さなきゃいけないとはならないんだよね。
でも褒められてばっかりだと逆に不安になるんですけど。
そりゃ練習しないで弾けるはずのところを弾けなかったりすると怒られるんだけど、それ以外はとにかく褒める褒める。
しかも1小節ごとに細かくみてくれるんじゃなくて、全体がそこそこよければそれで終わりになっちゃうんだよね(><)
でも、日本だとすごーく細かく教えてくれるじゃない?
だからテクニックに関しては普通の子でも相当なものを持ってたりしてびっくりするわけですヨ。
初めて日本人の先生についた時は何でこんな細かいところを気にするんだろうって注意されるたび、いらいらしてたんだけど、今になってもっとちゃんと忠告を聞けば良かったって思う。
当時は日本人は技術的なものはかなりもってるけど、感情を音に乗せるのが下手だみたいな論が結構あって、技術より感情が大事っていう風潮があったわけですよ。
その意見に甘えたのがバカだったって今になって痛感してます。
ピアノ歴15年にもなると、良くも悪くももう自分の演奏スタイルって確立されちゃってるし、1度ついた癖って中々直らないし。はぁ。
努力で何とかなるかなぁ…でも辛いよね。
自分の理想とする音と実際の音があまりにもかけ離れてるんだもん。
それも基本的なことでつまずいてるんだから、時々自分で自分が嫌になる。
気をつけて弾いてるつもりなのに録音した音を聞くとテクニック不足がもろ出ててサ。
1人じたばたしてます。





国籍のこと

2005-03-23 | 独り言
えと、初めに言っとくと私の母は在日です。

だから在日関係の問題にもちょこっとは反応しちゃったりするんですが、一番不思議に思うのが国籍です。
よく在日問題を取り上げてるブログで在日は帰化か本国に帰るかするべきだという意見を目にしますが、これは何を根拠に言ってるんでしょうか?
なぜ帰化か帰国かをしなくてはいけないのか正直理解に苦しみます。
もちろん、日本人と同等の権利を要求するのなら帰化するべきという意見は分かります。
他国籍のまま公務員になりたい等の要求をする人に対してはそういった意見が出てくるのもしょうがないなぁと思うし、反日の人に対して帰国を促すのも無理ないと思うんですが、日本で外国人をやることを選んだ人(反日でもないし権利も要求していない)に対してもそういった意見が出てくるのが不思議でなりません。

それだったら、まずは同じ日本人に対して同じ事を言ってみて欲しいもんです。
だって、海外に永住しながら日本国籍のままの人って大勢いるじゃないですか。
私の知っている限りではベトナム・香港・マレーシア等に移住している人達は必ずといっていいほど日本国籍のままです。
しかもその子供達も例外なくインターナショナルスクールか日本人学校に通ってます。
現地人と結婚してる場合は別ですが。
そういう人にサ、お前は外国に永住してるんだから日本国籍から脱しろ!とか日本国籍のままでいたかったら日本に帰ってこい!とか言ってみて下さい。
日本にいる在日にどうこう言う前にまずは同国人である日本人をどうにかするのが先でしょ!?
自分の国の人間は海外に永住しながら日本国籍を維持していてもいいけど、日本にいる外国人は駄目っておかしくないですか!?

それに日本人って国籍で人を見ないじゃないですか。
多分、私の母が日本国籍にしたところで日本人とは見做されないと思うんですよねー。
いや、公の書類とか法的な事はもちろん日本人として扱われるんだろうケド、人々の意識の中では在日のままな気がする…。
だって現に私もルクス国籍だった時にルクス人とは思ってもらえなかったし←これは多分に外見で判断されたんだと思う。
日本国籍オンリーになった今も純ジャパではなくてミックスのままだし←これは血筋で判断されてるんだと思う。
あと、私の友達で日仏ハーフの日本国籍の子が何人かいるんだけど彼等も必ずといっていいほど外国人扱いされてるもん。
つまり日本人にとって大事なのは国籍ではなくて外見と血筋なんだと思うんですヨ。
だからサー、別に国籍なんてその人の好きにさせてあげればいいじゃないって思うんですが、どうでしょう!?
それに戦争になった時にどっちの味方につくんだーとかいう意見も聞くケド、日本人であっても戦争になったら第三国に脱出する~とか言ってる子達っていっぱいいるし、むしろこっちの方が問題ありだとも思うんだけどな~。

あ、あとね、国籍が日本だからって日本人なわけじゃないです。
これほんと。
日本人って国籍だけでなれるもんじゃないんだなーってことを痛感してます、色んな面で。
ま、これらについてはまた追々書いていこうと思っているんですが。