宇多田ヒカルのbe my lastの歌詞が胸に響く。
『いつか結ばれるより今夜一時間会いたい』
仕事中おっさんに「今日行ってくる」とメール。
「美味しいもの食べさせてもらったら?」と切り返され、売場でも「何食べんの?」と聞いてくる始末。
さらに、「俺と行くときは何食べる?」
人に聞かれたらどーすんのよっっ
でも正直ベアーに対するテンションは下がり始めていて、帰りも同僚Yちゃんと帰った。
が、なんとか思いとどまり、Yちゃんと別れた後、待ち合わせ場所に戻る。
ケイタイ見たら、ベアーの着信とメールの嵐
ベアーさん、こんな美雨で堪忍な…
一度腹決めたら、美雨はゲンキンなごっちゃん体質の女なので、しっかりゴチになる。
一同【カニ道楽】へ
鍋を食らう。
でもね、ベアーのどこが悪いわけではないけれど、おっさんといるほど楽しくないの…
お酒も飲めないって嘘ついちゃった。正確には飲むほど気持ちが盛り上がらなかった
ベアーが悪いわけじゃなく、きっと相性の問題
会計1万強をベアーが支払い、店を出る。
帰りベアーが手を繋いできた。
子供じゃあるまいし、それくらいの奉仕の精神はないとね、と思い、手は解かず繋いでいてあげる。でも、握り返しはしなかった。
帰り際、告白される。
次のデートで返事をだって。
言えなかったけど、もう心は決まっているよ。
ベアーとは恋愛はできない。
今日一緒にいてそう思ったの。
ミナミバカ女トップ10には美雨は入れるかもしれない。
ベアーは、美雨と「結婚」まで考えており、美雨今ひとり暮らしを検討中なんだけど、その家ことも工面してくれる感じだったのに…
明日のことも考えてくれないおっさんに無性に会いたくなった。
ベアーを難波で無理やりバイバイして、まいて、おっさんに電話。
「会いたい」美雨が言うと、おっさんは「M駅で車で待ってる」
急いでまた電車に飛び乗る。
駅に着くとおっさんから電話。
そのまま道案内してもらう。
車を見つけると、ケイタイ片手に笑顔のおっさんがいる。ケイタイからおっさんの声も聞こえる。本当に愛しいなぁと思えた。
そのままU駅へ。美雨が終電に乗るために向かう。
時間はまだまだあるよう。
「飯まだだから付き合えよ。座っててくれるだけでいいから」珍しく弱気な物言いなので、美雨も優しく頷いた。
仕事の話(おっさん仕事に関してはシビア)、おっさんの昔話、恋の話、話題は尽きない。
おっさんは
「3人の男(ベアー・ルパン・ポエ公)うまく転がせ。でも、俺のことは手玉に取らないでくれよ。おまえに手玉に取られたら、俺はもう終わりだよ」
「今日はないと思ってた。おまえに振り回されてるよ」
「おまえといるとおかしくなりそう」
と言う。
美雨だって同じだよ。
おっさんといるとおかしくなりそう。
終電の時間が近づくと、
「おまえ足遅そう。間に合うか?」
突然目を見て、真剣な顔で、
「乗り遅れたら、俺と泊まろう」
美雨は間を置いて「今日は帰るよ」
「美雨だってもっと一緒にいたいけど」
頬をつままれ「返事どうするの?」と聞かれる。
「考えるよ」
「そうか、俺なら楽しくないヤツとは金貰ってもいたくないけど、おまえはおまえだからな」
ありがとうと言って別れた。
おっさんは結局ご飯も食べずに一緒にいてくれた。
少し愛を感じた。
『いつか結ばれるより今夜一時間会いたい』
仕事中おっさんに「今日行ってくる」とメール。
「美味しいもの食べさせてもらったら?」と切り返され、売場でも「何食べんの?」と聞いてくる始末。
さらに、「俺と行くときは何食べる?」
人に聞かれたらどーすんのよっっ
でも正直ベアーに対するテンションは下がり始めていて、帰りも同僚Yちゃんと帰った。
が、なんとか思いとどまり、Yちゃんと別れた後、待ち合わせ場所に戻る。
ケイタイ見たら、ベアーの着信とメールの嵐
ベアーさん、こんな美雨で堪忍な…
一度腹決めたら、美雨はゲンキンなごっちゃん体質の女なので、しっかりゴチになる。
一同【カニ道楽】へ
鍋を食らう。
でもね、ベアーのどこが悪いわけではないけれど、おっさんといるほど楽しくないの…
お酒も飲めないって嘘ついちゃった。正確には飲むほど気持ちが盛り上がらなかった
ベアーが悪いわけじゃなく、きっと相性の問題
会計1万強をベアーが支払い、店を出る。
帰りベアーが手を繋いできた。
子供じゃあるまいし、それくらいの奉仕の精神はないとね、と思い、手は解かず繋いでいてあげる。でも、握り返しはしなかった。
帰り際、告白される。
次のデートで返事をだって。
言えなかったけど、もう心は決まっているよ。
ベアーとは恋愛はできない。
今日一緒にいてそう思ったの。
ミナミバカ女トップ10には美雨は入れるかもしれない。
ベアーは、美雨と「結婚」まで考えており、美雨今ひとり暮らしを検討中なんだけど、その家ことも工面してくれる感じだったのに…
明日のことも考えてくれないおっさんに無性に会いたくなった。
ベアーを難波で無理やりバイバイして、まいて、おっさんに電話。
「会いたい」美雨が言うと、おっさんは「M駅で車で待ってる」
急いでまた電車に飛び乗る。
駅に着くとおっさんから電話。
そのまま道案内してもらう。
車を見つけると、ケイタイ片手に笑顔のおっさんがいる。ケイタイからおっさんの声も聞こえる。本当に愛しいなぁと思えた。
そのままU駅へ。美雨が終電に乗るために向かう。
時間はまだまだあるよう。
「飯まだだから付き合えよ。座っててくれるだけでいいから」珍しく弱気な物言いなので、美雨も優しく頷いた。
仕事の話(おっさん仕事に関してはシビア)、おっさんの昔話、恋の話、話題は尽きない。
おっさんは
「3人の男(ベアー・ルパン・ポエ公)うまく転がせ。でも、俺のことは手玉に取らないでくれよ。おまえに手玉に取られたら、俺はもう終わりだよ」
「今日はないと思ってた。おまえに振り回されてるよ」
「おまえといるとおかしくなりそう」
と言う。
美雨だって同じだよ。
おっさんといるとおかしくなりそう。
終電の時間が近づくと、
「おまえ足遅そう。間に合うか?」
突然目を見て、真剣な顔で、
「乗り遅れたら、俺と泊まろう」
美雨は間を置いて「今日は帰るよ」
「美雨だってもっと一緒にいたいけど」
頬をつままれ「返事どうするの?」と聞かれる。
「考えるよ」
「そうか、俺なら楽しくないヤツとは金貰ってもいたくないけど、おまえはおまえだからな」
ありがとうと言って別れた。
おっさんは結局ご飯も食べずに一緒にいてくれた。
少し愛を感じた。