黒めだかの飼育

こりもせず、また新たにこのブログを立ち上げました。
どうせ三日坊主?
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メダカの死亡が無くなった

2013年09月15日 | Weblog
飼育開始から半月が過ぎて、メダカの総数が30数匹になり、死亡は無くなった。ベランダでの飼育が功を奏したようだ。ポリ容器の底に園芸用の土を入れ、陽置きした水を張り、水草(ホテイアオイ)を浮かべてメダカの水槽としている。インターネットを通じて買ったメダカはほとんど死に、生き残ったメダカは淡水魚店で購入したものがほとんどとなった。

体形・体色を見れば、どこで購入したメダカであるかすぐ分かる。餌やりの時、水面に顔を近づけて水槽を覗くのが日課になった。私のメダカたちは産卵の時期が過ぎたようだ。メダカは春から初秋にかけて産卵するらしい。産卵期には同一のメダカが毎日のように産卵し、卵は10日ほどで孵化する。メダカは共食いするので、卵や稚魚は別の容器で飼育するのがいい。孵化して4ヶ月程で大人になる。だから一年の内に親子三代が同一水槽で一緒に暮すこともあり得る。

メダカの寿命は1年と言う人もあれば、2年と言う人もある。3年生きていたと言う人もいるので、どの意見を信じていいのか迷う。しかし私は自分の感で、メダカの平均寿命は2年くらいじゃないかと思っている。メダカは東南アジアにもいるので、亜熱帯系の生き物と言える。ということは、厳しい冬を越せるかどうか、それが複数年生きるための鍵だと思う。初秋に孵化した遅生まれのメダカは、その冬は何も食べず子供のまま冬眠状態に入り、翌年の春に大人になる。体力の乏しい個体が冬を越すのは難しいと思う。となると、平均寿命はやはり2年くらいか。

考えようによってはメダカの寿命は長いと思える。成長したメダカの体長は高々2.5センチ程度。こんな小さな魚が2年も生きる。あの元気のいいアユでさえ、1年しか生きないのに。メダカは水温・水質に適応力のある魚だという意見が多い。しかし酸素不足には弱いと私は思う。メダカは速い水流を嫌うし、取り立てて清流の好きな魚でもない。波の生まれる大きな池や湖には棲まない。私が子供の頃は、水底が泥で水面が静止し、水質の割りと良い小さな池でメダカをよく見かけた。

「メダカなんて餌など与えなくていい。水も取り替える必要ない。睡蓮鉢に入れて屋外で放ったらかしにしておくのが一番いいんだ」と言う人もいる。植物性プランクトンの繁茂した、緑色のいわゆるグリーンウォーターであれば、餌を与えなくてもメダカは生きて行ける。また、断熱材の役割を果たす睡蓮鉢を用意し、底に土を敷き、水草を浮かべた飼育方法、これはお手本となる。参考サイトはここ。http://kadoyasan.com/medaka.html

観賞用のメダカ改良種がいろいろと誕生し、売られているが、私は日本古来の黒メダカにしか関心が無い。一番安価な黒メダカが私にとっては最高のメダカだ。子供の頃に親しんだ黒メダカこそ一番。白メダカや赤いヒメダカなんて、見ただけでゾッとする。一匹が800円もするメダカが売られているが、そんなもの、無料で差し上げると言われたって私は要らない。

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