あるところに、ふたつの やまが ありました。
そのあいだを かわが ながれています。
あるひのこと、やまたちが けんかを はじめました。
「ぼくのほうが せが たかいよ。」
「ちがう。 ぼくのほうが ちょっと たかいもん。」
それをみていた かわが いいました。
「まあまあ、ふたりとも。
せは たかくても ひくくても それなりに
いいことが あるものですよ。
わたしは せは ひくいけど、
からだが よこに ながいから、
まいにち いろんな ものが みれるので
たのしいですよ。」
やまたちは けんかを やめました。
いまでは みんな なかよく くらして いますよ。
そのあいだを かわが ながれています。
あるひのこと、やまたちが けんかを はじめました。
「ぼくのほうが せが たかいよ。」
「ちがう。 ぼくのほうが ちょっと たかいもん。」
それをみていた かわが いいました。
「まあまあ、ふたりとも。
せは たかくても ひくくても それなりに
いいことが あるものですよ。
わたしは せは ひくいけど、
からだが よこに ながいから、
まいにち いろんな ものが みれるので
たのしいですよ。」
やまたちは けんかを やめました。
いまでは みんな なかよく くらして いますよ。