弁理士未登録者の会

最近増加している弁理士未登録者の会

結論

2010-04-20 12:30:13 | 日記
皆様、コメントありがとうございます。

コメントやその他の意見を拝見した結果は、
「特許事務所で弁理士がチェックせず、無資格者に明細書を作成させることは問題無い。」
という意見が大勢でした。

私は、皆の感情が先にあって法律がくると考えます。法律論の展開は後付だと。
つまり、グレーな事柄(今回の名義貸し)の違法適法は、最終的に皆の感情で決まると考えます。
なので皆の意見に従おうと思います。

(このような状態は他の士行では考えられないのですけどね。弁理士個人の日々の努力はもちろんですが、主張すべきことは主張しなければいけないと考えています。
しかし、主張すべきことですら無かったという結論です。考えがおかしかったようです。すみません。「弁理士試験の合格者を減らそう!」という主張と同じ感覚で話していました。)


以下、コメントに回答したいと思います。

<泉研さん、Unknownさん
私の記載内容から、
「弁理士でない者は、他人の求めに応じ報酬を得て、・・・(弁理士法第75条)」を論点としているのは明らかだと思います。
なので、他の方もおっしゃっていましたが、上(セーフ)は儲けがある場合、下(アウト)は儲けがない場合ではありません。「弁理士法を改正するしかない」ということも無いでしょう。
なお、弁理士試験合格者でない方はこの条文を知らないかもしれません。配慮が足りませんでした。

<所長弁理士さん
私は大学院を出たので選択免除でした。
なので試験の難易度としては、旧弁理士試験と比べ非常に簡単な試験になりますね。こんなに差があるのに、私のように主張するのはおこがましかったなと思うようになってきました。
しかし、才能が無いとは思っていません!企業の知的財産部に入社が決まってます(TOEICが700点台と平凡なので、英語を頑張るよう言われましたが。)。
ただ、前職を辞めてしまったのは軽率な判断でした。メーカーで開発を5年していたので明細書もスムーズにこなせるかと考えていたのですが、明細書作成業では全く違う能力が求められるんですね。

特許業界の慣行が違法では?

2010-04-14 12:17:56 | 日記
コメントやその他の意見を拝見しました。
私の経験不足や業界への無知に焦点がいっていて、私の意図が伝わっていないようです。

無資格者が弁理士のチェックを受けずに明細書を作成している特許業界の慣行は違法では?と私は言いたいのです。

所長弁理士に中間マージンが入る状況で無資格者が明細書を書いた場合はセーフ。(下記の注釈参照)
所長弁理士に中間マージンが入らない状況で無資格者が明細書を書いた場合はアウト。

今の特許業界は↑のようになってますよね?
おかしくないでしょうか?
勤務弁理士もこういう違法な既得権を許して良いのですか?

ただ、弁理士会は所長弁理士で構成されているので弁理士会に訴えても揉み消されるでしょう。
また違法行為を立証するのも難しそうです。
「特許事務所の出願数に比べて弁理士の数が少なすぎる=その特許事務所は弁理士がノーチェックで出願している」で責めるしか思いつきません。。
何か良い案やご意見があればコメントお願いします。


注:ベテラン無資格者の明細書をチェックしない事務所は非常に多い。

はじめまして

2010-04-10 13:59:29 | 日記
弁理士試験合格者のナオヒロです。
弁理士試験に受かって未経験で入所したのですが、特許事務所を4ヶ月弱でリストラされました。専門は機械。

(弁理士)資格なんかあっても意味無い。
明細書を書ける無資格者の方が(私より)よほど使える。

こう告げられました。
でもこれっておかしくないでしょうか?
そもそも弁理士資格無いと明細書を書いてはいけないのでは?
辞めさせられたのは残念ですが、腑に落ちないです。

弁理士試験は大変大変苦労して合格しました。
なので無資格者が明細書を書いて弁理士試験合格者の席を奪っている状況はおかしい。違法では?同じように考えている同志は多いはず(コメントお願いします)。
そう思い、ブログを作りました。