原因と解決法 !?　　　　　070529

2021-11-01 | 日記

2007-05-29 01:30:16 | Weblog

幼い頃から、どういうわけかお寺や神社には関心があり、これは、というところには出かけることがありました。
どうして関心があるのかは、よくわかりません。
もしかしたら、なにかを期待していたか、求めていたのかもしれません。
抱えている問題の解決の糸口を探す為か、はたまたその場にある自然に接する為か、両方か。
気分転換にでもどこかに行ってみたいと思い、貴重な休日を利用して一昨日はどこに行くかを検討しました。
近場での候補は・・・、巨福山建長興国禅寺（建長寺）、藤澤山無量光院清浄光寺 (遊行寺)、錦屏山瑞泉寺、大雄山最乗寺で、ネットで調べてみたところ建長寺に行くかどうか迷ったのですけれど、最乗寺は道了尊大祭があるとかでそこに行くことにしました。　※泊まりなら候補はまだあります。行きたい所をひとつだけ。大神神社 (おおみわじんじゃ)です。
最上寺は過去に一度行ったことがあります。
昨日はうちを出発するのが遅かったため、着いたのは１５時前でした。
サテお目当て？の大祭は。
予想通り！　　終わっておりました。
本当の目的は、地、空気、建造物、樹木などからのものに触れてくることです。
ただお寺をみてハイおわりではなく、肌で、五感で、感性で触れてきます。
ここはある情報によりますと、いいところなんだ～と聞きました。
さきに挙げた候補は皆そうです。

（お話が少々飛びます）

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「いいところなんだ～」とは、なにを基準に言っているのですか？
基準を言う前に、前置きを申し上げさせて頂きたいと思います。

わたくしは、神さまや仏さまが　現実に存在する　のかしないのか、いらっしゃるとしても、納得、理解していただくための説明をすることができません。
つまり、胸を張って絶対にいらっしゃるといえるだけの証明できるものをお見せすることはできません。　
ですから、仮に僕が感覚的にも感ずるようなことがあったとしても、少なくとも物理的に説明、証明ができないかぎり、ホントのホントのところ、いらっしゃるのかいらっしゃらないのかは、公的にはわからないともいえます。　それゆえ自己満足ということになるのかもしれません。　わたくしの場合、しかし、もし、そのような存在がおられるのならば御礼をしていきたいと、どちらかといいますと信じたい方です。　だからといって、見えない世界について闇雲に何でもカンでもノメリ込むようなタイプではありません。　そのあたりのおどろおどろしいのは、イヤです。
人生、生活、成長にプラスになることなのならば、積極的に吸収し、取り込んでいくほうです。
さらに、過去の失敗を糧にして他の意見に左右されることなく、いくら理論や理屈で正論のように見えても、必ず一歩下がってよく考えてから結論を出すように心懸けています。
「赤信号、みんなで渡ればナントカ」というのは大の苦手です。
大勢でやっているから間違いない、正しいのだと従う前に、踏みとどまる方です。
マインドコントロール、洗脳、プロパガンダ、大衆扇動には常にアンテナを建てています。

信ずるひとのこころの中には、その存在はある、といえるのかもしれませんが、ない、といわれる方にとっては存在しないのですから人それぞれです。

人の価値観は１０人いれば１０通り、１００人いれば１００通りですので、それぞれの価値観を尊重いたします。　他の価値観を尊重する姿勢があれば、他の価値を否定することから生じるあらそいを回避させることができると考えています。

わたくしは、信じるからヘンだ。　信じないからおかしい、とは考えません。

話を戻します。

では・・・。

「いいところなんだ～」とは、なにを基準に言っているのですか？

「今までの話の流れで、候補の場所には・・・が」。
ですから、いい～ところなのだそうです。

それじゃわからないよ、ム～もどかしい。

誤解や語弊を回避する為に、このような書き方になっております。　ごめんなさい。

一応、言葉上での説明をお借りいたしますと、いくつか例がありますが、
いたずらに虚飾に走らず、また衆生の現世ご利益的な思いに穢されることなく、教灯を守り格式を保っていること

－現世ご利益的な思いに穢されることなく－
これは非常に難しいとわたくしは考えます。

穢れていない、汚れていない、清らかなところ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

（お話が大分飛んでしまいました）

大雄山最乗寺に着いてから、歩きながら肌で、五感で、感性で触れてきまして特別何か感じることはありませんでした。
特別何か？
んん、待てよ、確か妙覚宝殿というところに来てからは、ここに居たいという気持ちになって、長い時間「杉の木が立派だなー」　なんてじっくり見物していたら、幹が途中から別れている杉の木を発見したりして、手のひらで触れていました。
「ここに居たいという気持ちになったのは、気のせいだよ」
「う～んそうなのかなあ」、「そうとも言えるし、そうでないとも言える」

ここに来るまでには何箇所か手を合わせてきました。

「本日はお招きいただき、ありがとうございます」
「汚れている、穢れているものがあれば、取り払われますように」
「よい方へお導きください」
「人を恨み憎むことが、なくなりますように」
「戦争などの争い事が、なくなりますように」
「みなが幸せになりますように」

こんなこと書いて顔真っ赤です。

妙覚宝殿は上のほうにありますので、あとは下って帰るだけです。
途中立派な杉の木が何本かありまして、遠くから感激して見上げていました。
すると・・・
今の苦しみは、昨年夏での失敗による後悔からきている。
後悔から負の感情があらわれるが、後悔のもとは執着。
それから、ある欲（煩悩）。
執着とある欲によって今も苦しんでいる。　これが原因。
だから、執着と欲をなくせばいい。
こんなことが頭に浮かんできました。

そういえばある人は、「執着をなくせ」と言っていた。
別の人は、「それだけのことがあれば執着するよ、いきなり執着をなくせといってもそれは無理だよ」。　最初はそれで正解。
後者のほうをとっていました。

かえりみて、執着をなくすにはどうすればいいのだ？

写経、経典の読誦（どくじゅ）、何らかの行、座禅、瞑想、なんだ？
そもそもお坊さんは、執着を滅するためにも専門に修行をしているのではないか。　だれだって執着があるから苦しんでいる。　一言に執着を無くすなんて、どうすりゃいいんだ？
煩悩も同じ？
こりゃ大変だゾ。

原因はわかったが、どうしようか。
そもそも「執着を無くせ」なんていうことは言われればわかる。　が、それがなかなかできない、方法がわからないから困っているんじゃないのか？　なんて。

頭をひねりながらも、同時に清々しくも静まりかえった美しい眺めを目から採りいれながらも、ゆっくりと、うーんと考えていきました。

気温が下がり冷えてきましたので、暖かい飲み物はないかと目で探し求めていきます。
すると、本堂の向かいに自動販売機があるではないですか。
しかも、ホットがある。
横にある長椅子に座り、頭をカラにして、しばし前を眺める。

なぜか、執着についてと思われるイメージが現れました。
立体で色がついていて、水気や柔らかさまで感じ取れます。
見ていて感じの悪いものです。
ナンダコレハ？
自分の今の執着を形にすると、こんなふうになるのか？
しかし、これが執着を形に現したものなのだといわれれば、そうだと納得する。
ならば、どうしよう。
と、この塊が光りで輝くイメージ,..次に光りを当てるイメージをしてみました。
（光りとは、クセで時たま太陽をチラッと見ますので、その光りをイメージします）
ずーっとやっていると、なんか、気分がよくなってくるぞ !?　気分が良くなってきました。
不思議だ、こんなことあるのかな？

ある欲についてもやってみますと、色、形、中身のまったくちがうものがイメージとして出てきます。
初めのうちは抽象的でしたが、時間とともに、次第にしっくりくるイメージになっていきます。
実を言いますと初詣の帰りにも、似たように別のことでの解決の為のイメージが湧いてきたことがあります。
執着と欲についてはその漢字を頭の中にイメージして、次にその漢字が輝くイメージもしてみました。

どれもこれも理屈ではなく、自然とそのようにしていきます。

そんなことがあってから持っていた缶カラは脇に置いて、その場で全身で御礼を申し上げました。

ずうーっと長い間。

各イメージは一回きりではなく、これからは何度もしていきます。

それにしても、不思議なことがあるものです。

...このあたりでおしまいにします。

長い文を最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

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