甥っ子が弁当包みでほっかむりをしていたので、食べ物包むもので何やっとんじゃ!と叱ったら、「これ忍者なの」と言われました。忍者って…。
ばかお前こうだろ!とタオルで覆面してやったら、苦しがられた上にグラサンかけたら月光仮面、みたくなりました。うーん、容易ならん。
じいさんスナイパーがいい味出してるお話です。ゲストキャラではケリーさんの次に好き。しかし!スナイパー相手なのにジョーの出番が少ないという…まぁいい。
35年ぶりに刑務所から出所した男。小柄でしなびててほんとにじいさん(笑)。
「じいさんよ、もう年なんだから無理しないで静かに余生を送りなよ」と付き添いの刑務官。「二度とこんな所に来るんじゃないぜ」と親切に言い聞かせながら外に出ると、誰もいない。
迎えに来てくれる身内はいないのかと聞かれ、娘が1人いるとじいさん。しかし別れた時に彼女は二歳。それから35年会っていないのだと言う。
一番かわいい盛りの子供を残してムショ入りとは中々アレな人生ですね…。っつーか嫁さんはいないのか…。
「世話になったな」「達者でなぁ」と挨拶を交わして、じいさんは歩き出した。
近付いてきた車の中から、じいさんを呼び止める声が。「マイク・ミラーってのはじいさんかい」声の主はギャラクターだった。今日が出所だと聞いて迎えに来たのだと言う。
「変なお面つけて、お前等旅回りの役者かい?」「ズレてるなぁじいさん。俺達はギャラクターだよ」「ガラクタ…」これはもうネタなんだな(笑)。タイプミスするとよくガラクタってなります。
全くの余談ですが、うちのばあちゃんはボケてる上に耳が遠いので、猫の名前を「タッキー」といくら教えても「タスキ」とか「タヌキ」とか「脚気」とか言います。タッキーって名前もいかがなものか。まぁいい。ちなみに覚えられなくて「トラ」と呼んでます。最近猫も諦めたらしい。
ボケまくりのじいさん、もといミラーに呆れるザコ兵。しかし35年もムショにいたんじゃ知らなくても仕方ないか、と結構優しいのだった(笑)。
車に乗るよう勧めるが、足元のおぼつかないミラーに手を貸してくれたりする。ギャラクターなんか辞めて、普通に暮らしたら…?
「頼りねえなぁ。隊長ー、本当にこのじいさんが必要なんですか」カッツェ様の命令だ、と後部座席から答える今回の敵隊長。ちょっと間違ったバイキングみたいな兜にマント。ずっと楊枝で歯をせせっているのが気になります(笑)。
何でも射撃の名手らしい。「へぇー、でも指が動くんですかね。中気でヨレヨレですぜ」ウワ、直球!!そんなん知るかーとやる気のない敵隊長。どんだけ歯に何か挟まっているんだろう…。
ミラーはザコ兵に寄りかかってヨダレ垂らしたりしてます(笑)。「寝ちまったよ。無邪気なもんだぜ…ヨダレを垂らしてー!!汚ねえな!!」寝たのかよ!
ともあれミラーの身柄を確保した彼らは、カッツェ様の元へ。
突然宇宙空間。スカイホーク5号とかいう宇宙船?に、正体不明の物体が接近していると連絡があった。中で作業してる人の服がおかしい(笑)。宇宙っぽいと言えばそうなのか。まぁいい。
注意せよって言われてるのに、あれは何だ?とか言ってるうちにどかーん。もー…。
「三度目?」三日月基地にて南部博士に聞き返すリーダー様。
地球観測用の宇宙船が攻撃を受けるのはスカイホークが初めてではないらしい。
ギャラクターじゃないか?とジョー。他の皆もいます。博士は地図を示し、宇宙船が南極を通過すると撃ち落されていると言う。わかってるなら何故その航路を使うんですか…?ISOっていっつもこんなん…。
南極にギャラクターの基地があるんだわ、とジュン。前回の痛手は大丈夫でしょうか…。←全然大丈夫そうなのがかえってアレです。
おねえちゃんの発言に乗った甚平は、特殊カメラで宇宙船から基地を撮影されるのを恐れて撃墜してるんだよ!と割と正論。しかし竜が異論を唱えた。
仮にギャラクターの基地が南極にあったとして、バカ正直にそこから攻撃してくるだろうか。ヒバリを例に出し、本当の基地は攻撃地点とは別な場所ではないのか。竜は時々鋭いなぁ…。甚平は、ギャラクターとヒバリを一緒にするなよ!と笑うが、ジョーは竜に賛成。
リーダー様も南極に俺達の目を引きつけて、別な場所で何かを企んでいる!と言う。「面白いじゃないか健、誘いに乗ってやろうぜ」「まてまて。この事件はギャラクターの仕業と決まった訳ではないぞ」まてまてって可愛いよ博士!!
健とジョーの意見が合う時はたいがいロクでもないからな(笑)。科学忍者隊は正副リーダーが揃って問題児、という危うい組織です←違います。
とりあえずジョーが言ってるだけのうちに止めとこう!という博士の意向を無視して、奴等のせいじゃなくても、マントル計画を妨害されてるんだから!と拳を握るリーダー様。この時進み出た健が竜にカブるんですが、竜の髪の毛と健の髪の毛が一体化して見えて、健がものすごいボサ子に見える(笑)。プッ…。
「だが…」と渋る博士を「行かせてください!」と押し切るリーダー様。結局博士は出撃を許可しちゃうのだった。
どうせ止めても勝手に行っちゃう事を博士も学習したらしい←違います。小さい頃は素直で可愛かったのに…とかオッサンの墓前でグチってるといいです。いや、あの子達は昔っからこんなんだったと思うけどね!養父の色眼鏡です。
今は素直じゃない所が可愛いんだ、って事にしておこう。←程度によりけりです。
そしてゴッドフェニックスは南極へ向かうのだった。
今回画面がやたら暗いというか青いというか…。古いフィルムだから?
ミラーは敵隊長に連れられて、カッツェ様と対面していた。「ようこそ、じいさん」雇い主になるんだから頭を下げろ!とか言われても、こんな寒い所で何するんだ?とキョロキョロしているちょうマイペースなミラー。
カッツェ様はミラーの射撃の腕を買っているのだと言う。その言葉に「わしに銃を持たそうってのか?」と引鉄を引く仕草をしてみせるのがプロっぽい。顔もとぼけてないしね!
ギャラクターが作った銃を扱える人材がいないそうで…ほんとに人材難だなここは!35年間銃を扱ってないんだ、と言うミラーにカッツェ様は銃口を向ける。
ミラーはサッと敵隊長の後ろに隠れ、隊長の腰の銃を抜く。「見事なもんじゃないかじいさん。35年経ってもなおその動きだ。私の目に狂いはなかった」とカッツェ様は満足そう。
敵隊長は、こんなヨボヨボが…と信じられない様子だが、ヨボヨボは奪った銃をクルクル回し、「年寄りをからかうもんじゃない」とそれを投げる。銃は敵隊長のホルスターにすとん、と収まる。かっこいいーーー!!へたり込む敵隊長。
これって赤いオッサンも健のブーメランでやってたな(笑)。
それで仕事の内容はというと、科学忍者隊の抹殺なのだった。
丸っこいけどドリルの付いた小型戦車がミラーに与えられた。機械には弱いんじゃ!と言うミラーに、敵隊長を運転手につけてくれるのだった(笑)。破格の待遇ではありますが、何で俺が老いぼれの面倒を…とぼやく敵隊長。
カッツェ様自ら戦車の使い方をレクチャーしてくれたりする。戦車の上部はガラス張りで銃座があり、下が運転席らしい。
銃を撃ってみせてくれるのはいいが、的はペンギン(笑)。かわいそうだろ!!
ヘンテコ光線を浴びせると、ペンギンは瞬く間に凍り、粉々に砕け散ってしまった。これ融けたらすごく嫌な感じになるんじゃ…。早く掃除して下さい。
そんな訳で冷凍銃なんですが、レーザーよりも強力な熱を発するため、連続使用に耐えないのが欠点。使えて5発が限度。そして標的である科学忍者隊は5人。
言いながら5発の弾丸をばらばらっと左手から右手に移すカッツェ様の仕草が好きです。かっこいい。
科学忍者隊とは、と聞くミラー。「その走ること草原のジャガーより早く、その飛ぶこと密林のサルや鳥よりも敏捷だ」サルは例えから抜いてもらえませんかね!(笑)。鳥だけでいいじゃんか!!カッツェ様サル好きだよな…(笑)。
動物ならば習性を知れば撃つ事ができるが、高度な訓練を受けた連中を狙撃するのは難しい。そうね、無駄に悪知恵も働くし口は減らないし…。
そういう相手には、ミラーの腕が必要なのだ、とカッツェ様は先程の弾丸を示す。
アレ、光線銃って言ってたのに弾丸…?まぁいい…。弾丸の中には核があり、それを外してしまうと威力は半減、人を殺すことはできない。←これ最初核爆弾の核だと思っててびびりました(笑)。ギャラクターだからそれくらいやるかなって…。
しかし何故そんな大事なものを取り外しできるようにしちゃったんだろう…。まぁそれを言っちゃうとな…。
南極へ到着したゴッドフェニックス。地上はブリザードが吹き荒れ、これじゃ探しようがないとぼやく竜。その時、突然磁場によって計器が狂いはじめた。
「おかしいな、やっぱり本当にギャラクターの基地があるのかな」アレー?みたいな感じで言うジョーがかわいい。「な」って二回も続くのがたまらない…←俺基準です。
「ハハハ、ようこそ科学忍者隊の諸君」もはや恒例の嫌がらせ通信。テメーやっぱりここにいたのか!(意訳)とリーダー様。
残念ながらここに基地はないとカッツェ様。「つまり宇宙船を攻撃したのは、俺達をここへおびき出す罠だったと言うんだろう。先刻承知さ」リーダー様はちょうふてぶてしい。顔も怖い。なにこのお前ばかじゃねーのみたいな響きは…。←実際そう思ってるんだろうけど(笑)。
デブル円盤に乗っているカッツェ様は、生意気な!なんて言いながらも余裕です。「では、そろそろゲームを始めようかね、ガッチャマン」今回やけにかっこいいぞカッツェ様…。まだ余裕かましてるからか(笑)。
「何だと?ゲーム?」コントローラぶん投げたりするやつか←違います。
ブリザードの晴れた雪原に、小型戦車が現れた。「それでは科学忍者隊の諸君、健闘を祈る」とカッツェ様はデブル円盤で飛び去ってしまう。
カッツェを追うか?と竜が聞くが、「いや、どうもあの小さな戦車が不気味で」とためらうリーダー様。「ようし健、あの戦車は俺が引き受けた。お前はカッツェを追え!じゃ、行ってくらあ」と江戸っ子全開で駆け出してゆく竹馬の友。
「どうする?ここはジョーにまかせてカッツェを追うかの?」「いや、嫌な予感がする。しばらく様子を見てみよう。ようし竜、ジョーを降ろすんだ」
そしてG2号機が発進してゆくんですが、アームからぽいっと放り出されるみたいでかわいい。
あ、「嫌な予感」ってのは、ジョーがいなくて肝心な時にバードミサイルも火の鳥も使えないー!とかそういう…←ばかな。この時戦車無視してカッツェ様追っかけてたら面白かったのに。台無し!!
来たな、と冷凍銃に手をかけるミラー。「誰だお前は?」「ギャラクターに頼まれた殺し屋、マイク・ミラー様!」「その声じゃ相当のじいさんだな。年寄りの冷や水って言うぜ?やめとけやめとけ」久々のジョーの諺(笑)。ほんと君は何人なんですか…?イタリアとかって絶対嘘…。
ミラーは自分の足の下で操縦する敵隊長に、言うとおりに動かせと指示。しかし、この戦車にはコンピュータがついてるんだから、じいさんの目より確かだよ!と反論される。
その顔をぐいっと踏んで、いいから右を踏んだら右、左を踏んだら左!とひどいお言葉。機械に頼らず自分の目でってのがプロだなぁ。いいなぁ。
戦車に探りを入れるべく、ジョーは崖を飛び越えてみせる。戦車は羽が生えたりして中々小技が効いています。
「いくぜ、じいさん」と向かってくるジョーに、「いくぞ坊や」と弾丸を込めた銃を発射するミラー。
ジョーはG2号機ごとカチンコチンに凍ってしまう。ひえええぇ!!でも「ヘッヘッヘ。まずは1人」と人差し指を立ててみせるのがステキ…。
「健、ジョーがやられたぞい!」レーダーから消えた光点に竜が叫ぶ。
「何!?」「そんなバカな!ジョーのアニキがしくじるもんかい!」甚平がジョーをアニキって言う時の線引きが謎です。
信じたくはないが連絡も途絶えたと答える竜。リーダー様がブレスで呼びかけていると、ミラーから通信が入った。「ジョーっていうのかい、あの元気のいい小僧は」そうそう、科学忍者隊で一番かわいいジョーですよ!←聞いてません。
ゴッドフェニックスの前に現れた戦車に、ジョーの負けを確信する諸君。そんな彼等をミラーは挑発するのだった。「怖かったら逃げて帰ってもいいんだよ?」余裕のセリフにやはり只者じゃないとリーダー様。そして各自のメカで出動するよう命令するのだった…って、何故バラけなきゃならないんですか、リーダー様!!
余計危険だと思うんだけどなぁー。まぁいい。
また留守番か?と聞く竜に、G5号機も出動してもらおうかと珍しいお言葉。竜は初めてだわー!と喜ぶが(不憫)、「ただし、俺達の戦いぶりを見ているだけだぞ。もし俺達がやられたら、三日月サンゴ礁に帰って、南部博士に報告してくれ」
竜は当然文句を言うが、これはリーダー様のお心遣いであった。
「竜、俺達は全員みなしごだ。誰が死んでも泣く者はいない。だがお前は違う。ふるさとにはお父さん、お母さん、弟もいるじゃないか。例えどんな事があっても、お前だけは生きて帰るんだ!」言うだけ言って出てゆくリーダー様。竜はしょんぼりとうなだれる。
ごく最近、本当にみなしごになってしまったリーダー様の言葉だけに重いんだろうか。不当に差別されてる訳じゃないけど、心配してくれるのは嬉しいけど、でもなぁーーー!
発進する忍者隊のマシンを見てミラーはちょう嬉しそう。敵隊長は、サッサとゴドフェニックスに撃ち込んでしまえばカタがつくのに、と正論を述べる。
「やかましい。お前は殺しのエチケットを知らなすぎる」「殺しにエチケットなんかあるもんか!」「バカモノ。これは決闘じゃ。正々堂々正面からぶつかり合うもんじゃい!」「やっぱりズレてる。古いよ、じいさんは」ここの会話大好きです。
殺しは所詮殺しだけど、ガチ勝負は男の華ってやつですか。
甚平がまず突っ込む。「つばくろの甚平様だい!」と名乗るのを聞いて、子供!?と流石に驚くミラー。ジョーが坊やだったら甚平なんて赤ちゃんだよな(笑)。
G4号機がちょこまかするので、踏まれまくりの敵隊長が気の毒です。流氷の下に逃れた甚平を、ホバーに変形して追う戦車。そして甚平もカチンコチンにされてしまう。
それを見て竜が動いた。リーダー様は慌てて止めるが、「行かせてくれ、健。おらいっつも留守番ばかりさせられてるが、今度ばっかりは我慢ならねえ!目の前で甚平がやられたんだぞい!」と涙ながらに訴える竜。可愛がってるもんね…。
突っ込んでくるG5号機に、何故束になってかかってこないのかとミラーは聞く。それに対し、お前等みたく卑怯者じゃないんだい!と竜の反論。ミラーは一瞬虚を付かれた表情になるが、ニヤリと笑って「気に入った。名前は?」「科学忍者隊G5号、みみずくの竜じゃ!」ほんとに昔の決闘さながらです。
G5号機は腹部のホバー噴射を戦車に浴びせる、という攻撃です。結構いい線まで行ったのだが、海中で待ち伏せをしていた戦車に撃たれ、竜もカチンコチンに。
お次はジュンが突っ込む。リーダー様は流石に止めるが、聞かない紅一点!
ジュンの顔を見て、今度は女!?と驚くミラー。驚きのあまりか、冷凍光線を外してしまうのだった。
それを上空から見ていたリーダー様は「そうか、武器はあの銃だな!」今頃何言ってんだよ!(笑)。どこから見てもそうだと思うんだけど…まぁいい。
狙いを外すとはらしくない、と言う敵隊長に返事をせず、ミラーは次の弾丸を込める。最後の一発です。
再びジュンに狙いをつけた銃口を、G1号機の翼が引っ掛けた。既に加熱が始まっていた銃は暴発、戦車も横倒しになる。残骸の中倒れるミラーに歩み寄るリーダー様とジュン。
ミラーは2人に、何故武器をとって戦わなかったのかと問う。「俺達の乗り物に、武器は装備されてない」そうだった…(笑)。だったら尚更バラけるのは得策じゃないような…うん、エチケット!
健の言葉を呆然と聞き(そりゃそうだ)ガクリとなるミラー。変だとは思っていた、と言いながら拳を開くと、そこからこぼれたのは弾丸の核。
凍っている3人はすぐに融ける。ウインクをして、「生きとるよ。あいつらは仮死状態で眠ってるだけさ」「どうしてだ。俺達を殺せたのに」「わしの悪い癖じゃ。仕事を忘れてゲームを楽しんでしまう」35年もムショに入る事になったのも、その遊び心が原因だったらしい。
変わった殺し屋ね、と呟くジュン。「女子供を殺すのはプロとしてのプラ…」言いかけたミラーに弾丸が打ち込まれた。
すっかり存在を忘れていたが、生きていた敵隊長の仕業だった。しかし瀕死だったらしく、裏切り者を始末して事切れるのだった。仕事熱心だな、意外と…。
リーダー様はジュンを振り返る。察したジュンは、ミラーの傍へ。
ジュンはミラーに、何故射撃のプロが自分への狙いを外したのかと聞く。
自分にも娘があるのだ、と答えるミラー。35年も会っていないから、親心なんてありはしないと言いながらも、ジュンの姿を見た時に幼い娘が泣きじゃくっていたのを思い出したのだと。そしてそのまま息絶えるのだった。勿体無い…。
そっと瞑目して立ち上がるジュン。ブリザードがまた吹き荒れている。ジュンはほんと寒くないのかなぁ…あのジゴキラーの時のキラキラタイツとか着てればいいのに。女子は冷やしちゃいけないんだぞ!
そして無事解凍されたゴッドフェニックスで帰還する諸君。
健からミラーの話を聞いたのか、全員押し黙っている。しんみり音楽が流れる中、リーダー様はぽつりと言う。「残念だ…武器があったら」エエエーーー!!そこかよ!!ジョーも何!?と思ったのか素っ頓狂幼馴染の方を見る。
「俺達は合体すればバードミサイルや火の鳥が使える。だが、各々が一機となった時は本当に無力だ」まぁ今まで武装ないのがおかしいんだけどね!!
「健、今度の失敗は俺のせいだ」と珍しく反省のジョー。リーダー様がアレな事言い出したから、なだめにかかったに違いない←違います。
自分が勝手に飛び出したから、ゴッドフェニックスは武装が使えなかった、と言うジョーを振り返り、「そうじゃないんだ」とリーダー様。
自分達は今こうして生きているが、それはミラーが風変わりな殺し屋であったから。もし彼が本当の殺人狂だったらこうはいかない。たとえ分離した状態であっても戦える武器が必要だ。スピードや性能だけではもう戦えない。
正しいんだけどね!武器には武器を、の泥仕合になるのは、長期戦をする以上避けられない事態ではありますが。ちょっと複雑。←でも新しい武器とかいうと喜んじゃう安い女です。わーい!
諸君も多分複雑なんだろう。敗北感を感じているらしい。「いつになったらベルクカッツェを倒せるのか。ガッチャマンの胸に、激しい憤りが吹きすさぶブリザードのように渦巻いていた」ベクトルはその方向なんですか!?って感じのナレ様でおわりー!!
ミラーさんは勿体無かったなー。この番組、じいさんの死亡率高すぎだろ…。
コミカルかつプロ根性ってかっこいいわー。ジョーもじいさんになったら見習うといい。あ、サイボーグとか…なっちゃうんでしたっけ…?ひええぇ。
武器が必要だってのも、ジョーが言うならわかるけど、健が言い出したのが意外でした。お父さんを亡くした事で変化が生じたのか。っつーか一年以上もこんな事やってて進展しなかったら、誰でもやんなるよな。ましてや話し合いが通じる相手でもなく。なんか切ないな。
諸君は帰ったら、博士に武装つけてください!って談判しに行くんだろうか。
当然今回の一件を報告するだろうから、博士はその話の流れでそういう話に…?って、子供達の情緒面とかちょっと心配してればいい。いや、じいさんに対する感慨はまた別物って事でひとつ←何よ。ジョーは絶対ミサイルつけて下さいって言ってると思います。そんなミサイル大好きっ子に育てた覚えはありません!博士のケチ!
ばかお前こうだろ!とタオルで覆面してやったら、苦しがられた上にグラサンかけたら月光仮面、みたくなりました。うーん、容易ならん。
じいさんスナイパーがいい味出してるお話です。ゲストキャラではケリーさんの次に好き。しかし!スナイパー相手なのにジョーの出番が少ないという…まぁいい。
35年ぶりに刑務所から出所した男。小柄でしなびててほんとにじいさん(笑)。
「じいさんよ、もう年なんだから無理しないで静かに余生を送りなよ」と付き添いの刑務官。「二度とこんな所に来るんじゃないぜ」と親切に言い聞かせながら外に出ると、誰もいない。
迎えに来てくれる身内はいないのかと聞かれ、娘が1人いるとじいさん。しかし別れた時に彼女は二歳。それから35年会っていないのだと言う。
一番かわいい盛りの子供を残してムショ入りとは中々アレな人生ですね…。っつーか嫁さんはいないのか…。
「世話になったな」「達者でなぁ」と挨拶を交わして、じいさんは歩き出した。
近付いてきた車の中から、じいさんを呼び止める声が。「マイク・ミラーってのはじいさんかい」声の主はギャラクターだった。今日が出所だと聞いて迎えに来たのだと言う。
「変なお面つけて、お前等旅回りの役者かい?」「ズレてるなぁじいさん。俺達はギャラクターだよ」「ガラクタ…」これはもうネタなんだな(笑)。タイプミスするとよくガラクタってなります。
全くの余談ですが、うちのばあちゃんはボケてる上に耳が遠いので、猫の名前を「タッキー」といくら教えても「タスキ」とか「タヌキ」とか「脚気」とか言います。タッキーって名前もいかがなものか。まぁいい。ちなみに覚えられなくて「トラ」と呼んでます。最近猫も諦めたらしい。
ボケまくりのじいさん、もといミラーに呆れるザコ兵。しかし35年もムショにいたんじゃ知らなくても仕方ないか、と結構優しいのだった(笑)。
車に乗るよう勧めるが、足元のおぼつかないミラーに手を貸してくれたりする。ギャラクターなんか辞めて、普通に暮らしたら…?
「頼りねえなぁ。隊長ー、本当にこのじいさんが必要なんですか」カッツェ様の命令だ、と後部座席から答える今回の敵隊長。ちょっと間違ったバイキングみたいな兜にマント。ずっと楊枝で歯をせせっているのが気になります(笑)。
何でも射撃の名手らしい。「へぇー、でも指が動くんですかね。中気でヨレヨレですぜ」ウワ、直球!!そんなん知るかーとやる気のない敵隊長。どんだけ歯に何か挟まっているんだろう…。
ミラーはザコ兵に寄りかかってヨダレ垂らしたりしてます(笑)。「寝ちまったよ。無邪気なもんだぜ…ヨダレを垂らしてー!!汚ねえな!!」寝たのかよ!
ともあれミラーの身柄を確保した彼らは、カッツェ様の元へ。
突然宇宙空間。スカイホーク5号とかいう宇宙船?に、正体不明の物体が接近していると連絡があった。中で作業してる人の服がおかしい(笑)。宇宙っぽいと言えばそうなのか。まぁいい。
注意せよって言われてるのに、あれは何だ?とか言ってるうちにどかーん。もー…。
「三度目?」三日月基地にて南部博士に聞き返すリーダー様。
地球観測用の宇宙船が攻撃を受けるのはスカイホークが初めてではないらしい。
ギャラクターじゃないか?とジョー。他の皆もいます。博士は地図を示し、宇宙船が南極を通過すると撃ち落されていると言う。わかってるなら何故その航路を使うんですか…?ISOっていっつもこんなん…。
南極にギャラクターの基地があるんだわ、とジュン。前回の痛手は大丈夫でしょうか…。←全然大丈夫そうなのがかえってアレです。
おねえちゃんの発言に乗った甚平は、特殊カメラで宇宙船から基地を撮影されるのを恐れて撃墜してるんだよ!と割と正論。しかし竜が異論を唱えた。
仮にギャラクターの基地が南極にあったとして、バカ正直にそこから攻撃してくるだろうか。ヒバリを例に出し、本当の基地は攻撃地点とは別な場所ではないのか。竜は時々鋭いなぁ…。甚平は、ギャラクターとヒバリを一緒にするなよ!と笑うが、ジョーは竜に賛成。
リーダー様も南極に俺達の目を引きつけて、別な場所で何かを企んでいる!と言う。「面白いじゃないか健、誘いに乗ってやろうぜ」「まてまて。この事件はギャラクターの仕業と決まった訳ではないぞ」まてまてって可愛いよ博士!!
健とジョーの意見が合う時はたいがいロクでもないからな(笑)。科学忍者隊は正副リーダーが揃って問題児、という危うい組織です←違います。
とりあえずジョーが言ってるだけのうちに止めとこう!という博士の意向を無視して、奴等のせいじゃなくても、マントル計画を妨害されてるんだから!と拳を握るリーダー様。この時進み出た健が竜にカブるんですが、竜の髪の毛と健の髪の毛が一体化して見えて、健がものすごいボサ子に見える(笑)。プッ…。
「だが…」と渋る博士を「行かせてください!」と押し切るリーダー様。結局博士は出撃を許可しちゃうのだった。
どうせ止めても勝手に行っちゃう事を博士も学習したらしい←違います。小さい頃は素直で可愛かったのに…とかオッサンの墓前でグチってるといいです。いや、あの子達は昔っからこんなんだったと思うけどね!養父の色眼鏡です。
今は素直じゃない所が可愛いんだ、って事にしておこう。←程度によりけりです。
そしてゴッドフェニックスは南極へ向かうのだった。
今回画面がやたら暗いというか青いというか…。古いフィルムだから?
ミラーは敵隊長に連れられて、カッツェ様と対面していた。「ようこそ、じいさん」雇い主になるんだから頭を下げろ!とか言われても、こんな寒い所で何するんだ?とキョロキョロしているちょうマイペースなミラー。
カッツェ様はミラーの射撃の腕を買っているのだと言う。その言葉に「わしに銃を持たそうってのか?」と引鉄を引く仕草をしてみせるのがプロっぽい。顔もとぼけてないしね!
ギャラクターが作った銃を扱える人材がいないそうで…ほんとに人材難だなここは!35年間銃を扱ってないんだ、と言うミラーにカッツェ様は銃口を向ける。
ミラーはサッと敵隊長の後ろに隠れ、隊長の腰の銃を抜く。「見事なもんじゃないかじいさん。35年経ってもなおその動きだ。私の目に狂いはなかった」とカッツェ様は満足そう。
敵隊長は、こんなヨボヨボが…と信じられない様子だが、ヨボヨボは奪った銃をクルクル回し、「年寄りをからかうもんじゃない」とそれを投げる。銃は敵隊長のホルスターにすとん、と収まる。かっこいいーーー!!へたり込む敵隊長。
これって赤いオッサンも健のブーメランでやってたな(笑)。
それで仕事の内容はというと、科学忍者隊の抹殺なのだった。
丸っこいけどドリルの付いた小型戦車がミラーに与えられた。機械には弱いんじゃ!と言うミラーに、敵隊長を運転手につけてくれるのだった(笑)。破格の待遇ではありますが、何で俺が老いぼれの面倒を…とぼやく敵隊長。
カッツェ様自ら戦車の使い方をレクチャーしてくれたりする。戦車の上部はガラス張りで銃座があり、下が運転席らしい。
銃を撃ってみせてくれるのはいいが、的はペンギン(笑)。かわいそうだろ!!
ヘンテコ光線を浴びせると、ペンギンは瞬く間に凍り、粉々に砕け散ってしまった。これ融けたらすごく嫌な感じになるんじゃ…。早く掃除して下さい。
そんな訳で冷凍銃なんですが、レーザーよりも強力な熱を発するため、連続使用に耐えないのが欠点。使えて5発が限度。そして標的である科学忍者隊は5人。
言いながら5発の弾丸をばらばらっと左手から右手に移すカッツェ様の仕草が好きです。かっこいい。
科学忍者隊とは、と聞くミラー。「その走ること草原のジャガーより早く、その飛ぶこと密林のサルや鳥よりも敏捷だ」サルは例えから抜いてもらえませんかね!(笑)。鳥だけでいいじゃんか!!カッツェ様サル好きだよな…(笑)。
動物ならば習性を知れば撃つ事ができるが、高度な訓練を受けた連中を狙撃するのは難しい。そうね、無駄に悪知恵も働くし口は減らないし…。
そういう相手には、ミラーの腕が必要なのだ、とカッツェ様は先程の弾丸を示す。
アレ、光線銃って言ってたのに弾丸…?まぁいい…。弾丸の中には核があり、それを外してしまうと威力は半減、人を殺すことはできない。←これ最初核爆弾の核だと思っててびびりました(笑)。ギャラクターだからそれくらいやるかなって…。
しかし何故そんな大事なものを取り外しできるようにしちゃったんだろう…。まぁそれを言っちゃうとな…。
南極へ到着したゴッドフェニックス。地上はブリザードが吹き荒れ、これじゃ探しようがないとぼやく竜。その時、突然磁場によって計器が狂いはじめた。
「おかしいな、やっぱり本当にギャラクターの基地があるのかな」アレー?みたいな感じで言うジョーがかわいい。「な」って二回も続くのがたまらない…←俺基準です。
「ハハハ、ようこそ科学忍者隊の諸君」もはや恒例の嫌がらせ通信。テメーやっぱりここにいたのか!(意訳)とリーダー様。
残念ながらここに基地はないとカッツェ様。「つまり宇宙船を攻撃したのは、俺達をここへおびき出す罠だったと言うんだろう。先刻承知さ」リーダー様はちょうふてぶてしい。顔も怖い。なにこのお前ばかじゃねーのみたいな響きは…。←実際そう思ってるんだろうけど(笑)。
デブル円盤に乗っているカッツェ様は、生意気な!なんて言いながらも余裕です。「では、そろそろゲームを始めようかね、ガッチャマン」今回やけにかっこいいぞカッツェ様…。まだ余裕かましてるからか(笑)。
「何だと?ゲーム?」コントローラぶん投げたりするやつか←違います。
ブリザードの晴れた雪原に、小型戦車が現れた。「それでは科学忍者隊の諸君、健闘を祈る」とカッツェ様はデブル円盤で飛び去ってしまう。
カッツェを追うか?と竜が聞くが、「いや、どうもあの小さな戦車が不気味で」とためらうリーダー様。「ようし健、あの戦車は俺が引き受けた。お前はカッツェを追え!じゃ、行ってくらあ」と江戸っ子全開で駆け出してゆく竹馬の友。
「どうする?ここはジョーにまかせてカッツェを追うかの?」「いや、嫌な予感がする。しばらく様子を見てみよう。ようし竜、ジョーを降ろすんだ」
そしてG2号機が発進してゆくんですが、アームからぽいっと放り出されるみたいでかわいい。
あ、「嫌な予感」ってのは、ジョーがいなくて肝心な時にバードミサイルも火の鳥も使えないー!とかそういう…←ばかな。この時戦車無視してカッツェ様追っかけてたら面白かったのに。台無し!!
来たな、と冷凍銃に手をかけるミラー。「誰だお前は?」「ギャラクターに頼まれた殺し屋、マイク・ミラー様!」「その声じゃ相当のじいさんだな。年寄りの冷や水って言うぜ?やめとけやめとけ」久々のジョーの諺(笑)。ほんと君は何人なんですか…?イタリアとかって絶対嘘…。
ミラーは自分の足の下で操縦する敵隊長に、言うとおりに動かせと指示。しかし、この戦車にはコンピュータがついてるんだから、じいさんの目より確かだよ!と反論される。
その顔をぐいっと踏んで、いいから右を踏んだら右、左を踏んだら左!とひどいお言葉。機械に頼らず自分の目でってのがプロだなぁ。いいなぁ。
戦車に探りを入れるべく、ジョーは崖を飛び越えてみせる。戦車は羽が生えたりして中々小技が効いています。
「いくぜ、じいさん」と向かってくるジョーに、「いくぞ坊や」と弾丸を込めた銃を発射するミラー。
ジョーはG2号機ごとカチンコチンに凍ってしまう。ひえええぇ!!でも「ヘッヘッヘ。まずは1人」と人差し指を立ててみせるのがステキ…。
「健、ジョーがやられたぞい!」レーダーから消えた光点に竜が叫ぶ。
「何!?」「そんなバカな!ジョーのアニキがしくじるもんかい!」甚平がジョーをアニキって言う時の線引きが謎です。
信じたくはないが連絡も途絶えたと答える竜。リーダー様がブレスで呼びかけていると、ミラーから通信が入った。「ジョーっていうのかい、あの元気のいい小僧は」そうそう、科学忍者隊で一番かわいいジョーですよ!←聞いてません。
ゴッドフェニックスの前に現れた戦車に、ジョーの負けを確信する諸君。そんな彼等をミラーは挑発するのだった。「怖かったら逃げて帰ってもいいんだよ?」余裕のセリフにやはり只者じゃないとリーダー様。そして各自のメカで出動するよう命令するのだった…って、何故バラけなきゃならないんですか、リーダー様!!
余計危険だと思うんだけどなぁー。まぁいい。
また留守番か?と聞く竜に、G5号機も出動してもらおうかと珍しいお言葉。竜は初めてだわー!と喜ぶが(不憫)、「ただし、俺達の戦いぶりを見ているだけだぞ。もし俺達がやられたら、三日月サンゴ礁に帰って、南部博士に報告してくれ」
竜は当然文句を言うが、これはリーダー様のお心遣いであった。
「竜、俺達は全員みなしごだ。誰が死んでも泣く者はいない。だがお前は違う。ふるさとにはお父さん、お母さん、弟もいるじゃないか。例えどんな事があっても、お前だけは生きて帰るんだ!」言うだけ言って出てゆくリーダー様。竜はしょんぼりとうなだれる。
ごく最近、本当にみなしごになってしまったリーダー様の言葉だけに重いんだろうか。不当に差別されてる訳じゃないけど、心配してくれるのは嬉しいけど、でもなぁーーー!
発進する忍者隊のマシンを見てミラーはちょう嬉しそう。敵隊長は、サッサとゴドフェニックスに撃ち込んでしまえばカタがつくのに、と正論を述べる。
「やかましい。お前は殺しのエチケットを知らなすぎる」「殺しにエチケットなんかあるもんか!」「バカモノ。これは決闘じゃ。正々堂々正面からぶつかり合うもんじゃい!」「やっぱりズレてる。古いよ、じいさんは」ここの会話大好きです。
殺しは所詮殺しだけど、ガチ勝負は男の華ってやつですか。
甚平がまず突っ込む。「つばくろの甚平様だい!」と名乗るのを聞いて、子供!?と流石に驚くミラー。ジョーが坊やだったら甚平なんて赤ちゃんだよな(笑)。
G4号機がちょこまかするので、踏まれまくりの敵隊長が気の毒です。流氷の下に逃れた甚平を、ホバーに変形して追う戦車。そして甚平もカチンコチンにされてしまう。
それを見て竜が動いた。リーダー様は慌てて止めるが、「行かせてくれ、健。おらいっつも留守番ばかりさせられてるが、今度ばっかりは我慢ならねえ!目の前で甚平がやられたんだぞい!」と涙ながらに訴える竜。可愛がってるもんね…。
突っ込んでくるG5号機に、何故束になってかかってこないのかとミラーは聞く。それに対し、お前等みたく卑怯者じゃないんだい!と竜の反論。ミラーは一瞬虚を付かれた表情になるが、ニヤリと笑って「気に入った。名前は?」「科学忍者隊G5号、みみずくの竜じゃ!」ほんとに昔の決闘さながらです。
G5号機は腹部のホバー噴射を戦車に浴びせる、という攻撃です。結構いい線まで行ったのだが、海中で待ち伏せをしていた戦車に撃たれ、竜もカチンコチンに。
お次はジュンが突っ込む。リーダー様は流石に止めるが、聞かない紅一点!
ジュンの顔を見て、今度は女!?と驚くミラー。驚きのあまりか、冷凍光線を外してしまうのだった。
それを上空から見ていたリーダー様は「そうか、武器はあの銃だな!」今頃何言ってんだよ!(笑)。どこから見てもそうだと思うんだけど…まぁいい。
狙いを外すとはらしくない、と言う敵隊長に返事をせず、ミラーは次の弾丸を込める。最後の一発です。
再びジュンに狙いをつけた銃口を、G1号機の翼が引っ掛けた。既に加熱が始まっていた銃は暴発、戦車も横倒しになる。残骸の中倒れるミラーに歩み寄るリーダー様とジュン。
ミラーは2人に、何故武器をとって戦わなかったのかと問う。「俺達の乗り物に、武器は装備されてない」そうだった…(笑)。だったら尚更バラけるのは得策じゃないような…うん、エチケット!
健の言葉を呆然と聞き(そりゃそうだ)ガクリとなるミラー。変だとは思っていた、と言いながら拳を開くと、そこからこぼれたのは弾丸の核。
凍っている3人はすぐに融ける。ウインクをして、「生きとるよ。あいつらは仮死状態で眠ってるだけさ」「どうしてだ。俺達を殺せたのに」「わしの悪い癖じゃ。仕事を忘れてゲームを楽しんでしまう」35年もムショに入る事になったのも、その遊び心が原因だったらしい。
変わった殺し屋ね、と呟くジュン。「女子供を殺すのはプロとしてのプラ…」言いかけたミラーに弾丸が打ち込まれた。
すっかり存在を忘れていたが、生きていた敵隊長の仕業だった。しかし瀕死だったらしく、裏切り者を始末して事切れるのだった。仕事熱心だな、意外と…。
リーダー様はジュンを振り返る。察したジュンは、ミラーの傍へ。
ジュンはミラーに、何故射撃のプロが自分への狙いを外したのかと聞く。
自分にも娘があるのだ、と答えるミラー。35年も会っていないから、親心なんてありはしないと言いながらも、ジュンの姿を見た時に幼い娘が泣きじゃくっていたのを思い出したのだと。そしてそのまま息絶えるのだった。勿体無い…。
そっと瞑目して立ち上がるジュン。ブリザードがまた吹き荒れている。ジュンはほんと寒くないのかなぁ…あのジゴキラーの時のキラキラタイツとか着てればいいのに。女子は冷やしちゃいけないんだぞ!
そして無事解凍されたゴッドフェニックスで帰還する諸君。
健からミラーの話を聞いたのか、全員押し黙っている。しんみり音楽が流れる中、リーダー様はぽつりと言う。「残念だ…武器があったら」エエエーーー!!そこかよ!!ジョーも何!?と思ったのか素っ頓狂幼馴染の方を見る。
「俺達は合体すればバードミサイルや火の鳥が使える。だが、各々が一機となった時は本当に無力だ」まぁ今まで武装ないのがおかしいんだけどね!!
「健、今度の失敗は俺のせいだ」と珍しく反省のジョー。リーダー様がアレな事言い出したから、なだめにかかったに違いない←違います。
自分が勝手に飛び出したから、ゴッドフェニックスは武装が使えなかった、と言うジョーを振り返り、「そうじゃないんだ」とリーダー様。
自分達は今こうして生きているが、それはミラーが風変わりな殺し屋であったから。もし彼が本当の殺人狂だったらこうはいかない。たとえ分離した状態であっても戦える武器が必要だ。スピードや性能だけではもう戦えない。
正しいんだけどね!武器には武器を、の泥仕合になるのは、長期戦をする以上避けられない事態ではありますが。ちょっと複雑。←でも新しい武器とかいうと喜んじゃう安い女です。わーい!
諸君も多分複雑なんだろう。敗北感を感じているらしい。「いつになったらベルクカッツェを倒せるのか。ガッチャマンの胸に、激しい憤りが吹きすさぶブリザードのように渦巻いていた」ベクトルはその方向なんですか!?って感じのナレ様でおわりー!!
ミラーさんは勿体無かったなー。この番組、じいさんの死亡率高すぎだろ…。
コミカルかつプロ根性ってかっこいいわー。ジョーもじいさんになったら見習うといい。あ、サイボーグとか…なっちゃうんでしたっけ…?ひええぇ。
武器が必要だってのも、ジョーが言うならわかるけど、健が言い出したのが意外でした。お父さんを亡くした事で変化が生じたのか。っつーか一年以上もこんな事やってて進展しなかったら、誰でもやんなるよな。ましてや話し合いが通じる相手でもなく。なんか切ないな。
諸君は帰ったら、博士に武装つけてください!って談判しに行くんだろうか。
当然今回の一件を報告するだろうから、博士はその話の流れでそういう話に…?って、子供達の情緒面とかちょっと心配してればいい。いや、じいさんに対する感慨はまた別物って事でひとつ←何よ。ジョーは絶対ミサイルつけて下さいって言ってると思います。そんなミサイル大好きっ子に育てた覚えはありません!博士のケチ!
#98のメッケルのときは素人と病人だったからねぇ(爆)
ミラー爺さんにはメカザイナーを撃ってもらいたかった。←話が変わっちゃうよ~
冷凍になって死にそうになったからかジョーが反省をするのも珍しい。
この回を見てすぐ#90マタンガーを見るのもまた面白いですわ。
ミラーさんがメカザイナーを撃ってきたらやばかったと思います。あれはあのマヌケな使用方法だったからこそ助かった…(笑)。
メッケル君の話もマタンガーの話も大好きですよ!!ジョーかわいいかわいい…。