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スンダルガウン

ネパール人の夫と田舎暮らし始めました

 悲しい

2007-09-05 13:00:35 | ネパール
またまた仕事が忙しく更新するのが久しぶりになってしまった。
先日悲しいニュースがありました。ネパールのカトマンズでの
同時多発テロです。
ここ1年ぐらいカトマンズではこういったことがなく平和を取り戻したように
かんじていたところなのに。
しかも、一般市民の交通手段であるバスを狙った爆発だったらしいのです。
死亡者も2名でているそうです。負傷者も30人近く。
無差別テロです。悲しいです。
来週にはネパールに行く予定ですが、少し不安になりました。
とりあえず渡航禁止令がでてないので行くけどね。
ハイシーズを前にこんなことしたらまたまたツーリストが減っちゃうのに。
悲しい。
最近姪っ子(2歳)が「お馬鹿」という言葉を覚えたらしいです。
姪っ子ちゃんこんなネパール人に言ってやって「お馬鹿!」って。





ネパールの義姉の話

2007-06-09 11:18:58 | ネパール
最近、本業がちょびっと忙しくなってきました。
それでも、去年に比べたらぜんぜん余裕ですが。
去年は苦しかったー。
さて、日本では、女性が働きに出るということは
独身でも主婦でも珍しいことではないのですが、
ネパールでは違います。
最近では働きに出る女性も増えてはいるようですが、
結婚した女性はほとんど専業主婦になります。
ネパールにはカーストや男尊女卑なんて言葉もまだあります。
結婚も親同士が勝手に決めて結婚式の日に始めて会うなんて
こともあるそうです。
また、カーストの問題で好きになった人と結婚ができなかったり。
山村部に行くと、娘はいずれ嫁に行くので学校教育は
必要ないとみなされ、識字率も徐々には上がっているとはいえ
まだまだ低いです。
夫の姉は今、40代半ばですが、当時山村部に暮らしていて、
やはり満足な教育は受けれなかったそうです。
それでも彼女の他はみんな男兄弟だったので、弟達には
自分ができなかった分、無理やりでも学校に行かせたそうです。
しかし、義姉のすごいところは、結婚してカトマンズで暮らす
ようになり、娘2人と息子1人が生まれ、その子供達には
わけ隔てない教育をさせ、高校になる娘達はインドに留学まで
させました。
そしてさらにすごいのは、子供達に手がかからなくなったので、
今度は自分が昔できなかった教育を、小学校からやり直し、
今では高校レベルまでになったそうです。
娘達からは英語を習い、私がネパールにいたときは
日本語も勉強してました。
いくつかビジネスもしています。
そんなスーパーお姉さんなのでした。