お盆ですね



みなさん、いかがお過ごしでしょうか??
東京生まれ東京育ちのわたしにとって、お盆というのは、正直に言うと、
それほど特別な意味をもつ期間ではありませんでした
一応、お仏壇をきれいにしてお供えをしたり、
迎え火・送り火を焚いたりはしていましたが、
それだけ・・・といえばそれだけなので、子どもだったわたしには、お盆というのは
「夏休み中の一期間」程度の位置づけ。
ニュースで「お盆の帰省ラッシュ」などという騒ぎを見ては
「地方出身の人は、あんなギュウギュウの列車に乗ってまで、あんな渋滞に耐えてまで、
田舎に帰らなければいけないのか。大変だなぁ。」と思っていたのです

北海道でも、お盆はそれほど大きなイベントという感じではなかったので、
お盆の時期も普通に会社で働いていました

まぁ、強いて言えば「
北海盆踊り」のイベントがあったくらいでしょうかね


ちなみに、東京の盆踊り大会では「○○主婦連」みたいな団体が踊っている程度で、
その他大勢は見物客でしたが、「北海盆踊り」は一般の人も一生懸命踊ります



中には、「これにかけてます


」みたいな熱いソウルを感じさせる踊り子もいて、けっこう面白いです
そして、今年

わたしはついに、
沖縄のお盆を体験しました



(去年は沖縄の生活に慣れるのに必死だったこともあり、よく分かっていなかった。)
まずきのう、職場では、「
お盆なのに仕事してもらって、本当に申し訳ない」
と、実に申し訳なさそうに謝ってもらいました
実際、沖縄では、お盆のときはお中元を持って親戚を回ることになっているそうで、
5~15軒くらいの親戚をセッセと訪問しなくてはいけないのだとか
さすが、親戚や先祖を大事にする土地柄ですね


そして、仕事帰り。
家の近所で自治会の
エイサー(沖縄の伝統の踊り)の催しが開かれていて、なんと
車両通行止め
その通行止め区間内に家があるわたしも通行不可能で、しばらく家に入れず・・・
そして今日は、結婚によってできた新しい親戚(沖縄の家庭です

)の家で
お盆の集まりがあり、お邪魔してきました


親戚が集まってごちそうを食べ、お仏壇に拝んで、送り火を焚きます

きょうの出席者は15人くらい。にぎやかで、良い集まりでした


送り火も豪華で、お供え物と一緒に盛大に焚き、「天国で使うお金」に見立てた「打ち紙(うちかび)」を捧げます。
正式な沖縄のお盆に接して、神聖な気持ちになりましたし、
親戚っていいな、家族っていいなと改めて思いました



先祖を大事にすることで、いま生きている家族とも絆を深められる

お盆って、良いものですね

