黒柴みかん と。。

どうも、こんにちは。 日々感じた事等をアレコレアレコレ 自由気ままに書き散らかしてます。

蔵のある家

2013-04-14 11:43:04 | やすろの日常
源平の頃に、都から中部・関東・東北
と北上して来たらしい御先祖様。

我が家のルーツが平家側なのか
源氏側なのか定かでは無いケド、
過去帳によると江戸中期の頃には、
今の我が家に根を下ろしていたらしい。

そんな訳で実家には、
古臭い蔵がある。
武家屋敷並の豪邸の脇に蔵!!
って様相なら格好良いんだけど、
普通の民家の脇に蔵?
ってな、残念仕様ですケドね。

両親すらも入った事のない
只、そこに在るだけの蔵。


子供の頃に忍び込み、
錆びて朽ち果てた武者鎧の
唯ならぬ雰囲気に
肝を潰して以来、
私もトンと入っていない。
子供/病人/変人は見えるって
言いますからね。
トンと記憶は有りませんが、
何か見えちゃったのかも
しれませんね。。



しかし、どうやら最近、
両親が蔵の整理を始めた様だ。
私の代に、余計な物を残して
迷惑を掛けたく無い。
という想いがある様だ。
自分の代でケリを付けたいらしい。
【生前整理】なんだって。
おいおい、まだ早ぇよ。
長生きして下さいな♪


私以上に物には頓着しない父
『博物館にでも寄贈したら?』
という私の話を余所に
『博物館に連絡取るのが
 面倒だろ?
 それに呼んで無価値だったら
 恥ずかしい。』
と、いう訳で分別処分する為、
早朝から鋸・ハンマー等を
総動員して壊す壊す。

歴史的価値が有るのか無いのか
知らないが、父の目には
『次世代に遺す価値無し!!』
としか見えていないらしい。


元ラグビー部、身長182cmから
繰り出される、
親父のハンマーの一撃に
和箪笥はバラバラ。
あ~ぁ…勿体無ぇ。
古物商とか古民家マニアとかに
売れれば良いのに。。
ヤフオクとかあるじゃないさ。。

私の意見もなんのその
私が仕事を終えて帰宅した頃には
デカくて運び出せなかった
機織り機のみが蔵に残り、
訳の解らぬ小槌がコロン
と、庭に転がるのみ。

この小槌。ごく最近、
きっと、祖父の時代あたりにでも
蔵に放り込んだんでしょう。
なんの歴史的オーラも
感じません。
機械彫りの臭いがします。。

何か心に響いたのでしょうか
なぜコレだけ残したんでしょう?


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