毎年、追い出される側が琵琶湖にはまったりするのが恒例だったようですが(なにをやっているやら(笑))、「実習は仕事と同じだから決して始業時刻に遅れたり体調を崩したりすることがないように」と繰り返し言って送り出しました。息子は「一度家に戻ってから改めて実習に行く」と話していました。しかし、考えの甘さは明白。ただ、私も学生のころはそんな感覚でしたし、失敗をして初めて分かることもあるので、「帰りの電車を寝て乗り過ごすようなことだけはするなよ」とだけ言っておきました。
そして今朝、心配した妻が息子の携帯にメールを送ったり電話したりするのですが、いっこうに反応がありません。私がそろそろ出勤する時間になって、妻の携帯が鳴りました。本当なら家に戻っているべき時間になって、やっと息子からの返信があったのでした。
妻がその場にいなかったので、私が電話に出ると、息子が「案の定、恐れていたことになった」とガラガラ声を出しています。場所をきくと、奈良に戻る途中。地元の駅には「8時45分に着く」ということでした。駅から実習先までは、30分ほど。9時の始業に間に合いません。「とにかく先方に電話を入れて、失敗しないようにたどり着け」と言って電話を切りました。
私はそれからすぐに出勤したので、どうなったのか知りませんでしたが、帰宅して妻やばあさんにきくと、息子は10分遅れで実習先に着いたものの、微熱がある状態で、しばらく“自習”しながら熱を測っていたところ、37℃を超えるまでになり、実習先の責任者の方から「もしインフルエンザなどであったら、実習はできないので、帰って休みなさい」と指示されたようです。息子は昼頃に帰宅し、睡眠を取って、いくらか快復したということでした。
結局、今日は実習ができなかったわけで、その分は先方が振り替えの日を取ってくださるとのことでした。ばあさんからは「責任者の方に『今日の分を振り替えて実習させてもらえませんか』とお願いしたら、『そう言ってくれると嬉しいよ』と言っていただいたそうやで」と聞いていましたが、晩ご飯の時に顔を合わせた息子は、「今日の分は振り替えしてやる、って言うてもろうた」とだけ言っていました。バツが悪かったんでしょうね。帰宅した時も、ばあさんや妻に、しきりに自責の言葉を吐いていたようです。
しかしまぁ、仕事に遅れて、体調を自己管理できなかったわけですから、私が注意した2つの事柄を守れなかったわけです。怒ると飯が不味くなるので、「就職してからやったら大変なことやな。失敗が今でよかった。」とだけ言っておきました。
まぁ、息子もこれで、明日以降、実習をもっとがんばるでしょうし、いい勉強をしたと思います。
実習が終わるまで、もう失敗しないように、しっかりしてほしいものです。
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