境界性人格障害だけどなぜかベテラン保育士

性格とはぺルソナ(仮面)と言う意味。私の表の顔は明るいベテラン保育士、はたして、その実体は・・・?

自己破壊願望

2008-06-28 23:36:37 | 境界性人格障害
お酒を飲まない生活がすっかり稼動するようになった最近。順風満帆
体もすこぶる元気だ。
仕事の後、スポーツクラブに行って汗を流す、なんて今までではできなかった芸当だ。
スポーツクラブに行くために余力を残すようにして仕事をするようになった、
あるいはできるようになった、なんて嬉しいことだ。
いい言葉でいえば「ペース配分」ができるようになった、ということだろう。

体もよく動くようになったが、頭も良く回転するようになった。仕事もささっとできている。
何かにつけ同僚から「先生は仕事が早いわね~」とよく言われる。
一時期失った信用も少しずつ回復しつつあるのを手ごたえとして実感する。

しかし。
私の心は晴れない。
相変わらず冬の雪雲のようだ。

今の私は本当の私じゃない!
これは世を忍ぶ仮の姿
幾重にも嘘の仮面で塗り固められているだけ
そしてその技術は年々高度化していく
誰も気付かない
ざまーみろ
でも寂しい

お気に入りの仕事がある
暮らしていくだけの金もある
健康な体もある
自分の遺伝子を受け継いでくれた子供もいる

うれしいはずなのに・・・・
やっぱり生きているのがつらい
なぜか心が苦しい
できればもう死んでしまいたい

死にたいけれど、さすがに勇気がでない
だから受動的自殺の実行をしている

たとえば、人間ドックに行かない
―早くガンだと宣告してくれ!そしたら残された命で好き勝手やってやる

たとえば、仕事を一生懸命やる
―目指せ過労死!

たとえば、運動に励む
―目指せ心臓マヒ!

何かに追い込まれて苦しくなった時、初めて私は自分で自分が確認できる
―あ、私がここに居た!

だから幸せになってしまうと私は私を見失ってしまう
私は自分の存在を確認するためには「自己虐待」を続けていかなくてはならない。

本当に「自己破壊」が達成されてしまうと私はもう二度と自分を確認することができなくなる。

だから、ある意味ほどほどに、「自己虐待」
世間的、社会的に認められた方法で「自己虐待」