逢いたくて

ソン・スンホンにあって私の人生は変わってしまいました…

白夜行 9話

2006-03-11 | ドラマ/映画/TV
毎回毎回、なきながらみています。
苦しくて、つらくて、どうしようもなく泣けてくる。

今回は笠垣が、刑事の時につながらなかった糸をつなげていき、だんだん二人に、その心に近づいていく。
篠原に話すその言葉のなかで、女性に乱暴をして写真を撮るという行為を繰り返したのは
「それが魂を奪う」と、雪穂が自分の経験から思っていたからだったんだね。
篠原(柏原崇)の目がいつも充血しているんだよね。あの日から、きっと、彼も罪悪感と憤りの中で生きてきたんだって思う。

二人はもう、こうするしかなくなって、ここまで来たら、もう後戻りは出来ないと心に決めていて、それは、お互いのためだと信じていて(相手の幸せが免罪符)
まさに、生き地獄を歩いていく。それは、信じられないほど、用心深く、用意周到で、そのために、あらゆる能力を使う。何人もの人を殺し、傷つけ、利用し、すごい極悪人。
今回の薬剤師の典子さんを捕まえたと確信したときの亮の笑みは本当に怖かった。
前回の雪穂の離婚するために夫に対してした仕打ちは本当に怖かった。

雪穂の養母(八千草薫)の雪穂を支えようとする母の愛にも、泣けました。
「気がついてあげなくてごめんね。」
見守るだけじゃだめなんだね。

亮の母の本当に取り返しのつかない、どう取り戻してあげていいのかわからない気持ち。

どうして、子供たちが間違いを起こしたとき、
それに気がつき、それをとめる大人がいなかったんだろう。
大人たちが、彼らをそこに追い込んだんだよね。
そういう大人が現れたときは、もうすでに時が遅かったのか。

お互いを支えあうこのいびつな、通常の恋愛感情なんか通り越している関係。
最後の行き着く場所は、第一話の冒頭にでてきて、わかっているんだけど、
この絶望的な胸の苦しくなるような二人、山田君のあの語りと聞きながら、
最後まで見てしまうんでしょうね。


TBS 白夜行 HP

先に原作を読むことを進めている人がたくさんいるので、
まだ、見ていない方は原作を先に読むといいかもしれません。
亮の心境の独白があるドラマとは、全く違って行動だけが書かれているそうです。白夜行 東野圭吾著 

白夜行dvd-boxは、6月23日発売だそうです。見てない方はレンタルの前に読むといいかも。

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2 コメント

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そうなのよ~~。 (mimiyan)
2006-03-12 05:17:44
RURUさん、みてるのね~~。

そうなのよ~、毎回泣けるんだ~~。

そうなのよ~~。主題歌がまたなけるんだよね~。

それに重なる亮の語りも、もう~『な~、雪穂~』





亮と雪穂って、いびつな関係だよね。

お互いがお互いのことよくわかっていて、だけどそれが、マイナスに働いて行って…。

母親殺しも、止めに来たんじゃなくて~。お互いがいなかったらこんな風にならなかったんだろうけど、切り離せない。。。



図書館のおばさんって原作にはいないんだってね。

分厚いんだ~、原作。ドラマ終ってから、挑戦してみるわ。



また、来週も泣くです…
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みてるよー (RURU)
2006-03-12 00:17:39
みてますよー♪白夜行!

ロンドより断然このドラマのほうが面白いです(笑)

小説は読んでますが。。小説とは全く別物として楽しんだほうがいいと思うな(苦笑) 文庫本にもなって店頭にバンバンでてるけど 分厚いよー!お値段も文庫本なのに¥1000(笑)

ドラマ見終わってから 柴崎コウさんが歌う主題歌が グルングルン頭のなかをまわって離れませーーん(笑)いい曲だよね^^

大好きな八千草さんにあんなことしちゃって~(泣)

チューブに手をかける雪穂。 かけつけた亮司

「二度目はダメだよ」「なしだよ」・・・

「あんた白い花の子か?」

「あんたら2人してそのザマか・・・哀れやなぁ」

亮司「正しいことなんて、言われなくても分かってます」



あぁー泣けたよ~~@@@ 図書館のおばさん走ってたねぇ~

来週も楽しみだわ!悲しいドラマなのにみてて自分が癒されてるところがなんとも~(苦)

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