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ダージリン・ティを飲みながら

東北での生活はあっという間に4年目に突入。伝統が大切にされているこの地方の祭りや催しをくまなく見たいと意欲マンマンの毎日

小さい人を育てる仕事

2006-06-22 | Weblog
さっき某テレビ局の番組で、こども用のゲーム機を制作する人達の姿を追っていた。
こどもの目線で、「どういう物を作れば喜ぶか」を知るために、こども達が実際にゲームをして遊んでいるところに行って調査したり、様々な試行錯誤を繰り返して作り上げていく。そしてついに完成したときの彼らの笑顔がちょっと素敵だった。
彼らの作るゲームソフトは、昆虫達が戦うという設定のもの。ゲームを楽しんでいるこども達の顔もまた素晴らしかった。
未来の日本を支えていくこども達を大切に育て上げるのが、大人としての私達の使命と思う。
夢のある楽しいゲームを作る人たちは、良い仕事をしている。

吹替という気の遠くなるような作業

2006-06-14 | Weblog
私は吹替のプロを目指して10年の半分を費やした。
吹替とはどんな作業であるかご存じだろうか? まずオリジナルのビデオで台本のセリフの息継ぎ箇所に印を付けていく。人物設定をし、あらすじを書く。そしてセリフの翻訳を始める。役者の口に合わせたセリフを作らなくてはならないし、シンプルに表現できる英語と違って、丁寧語、敬語などのある日本語はいろいろやっかいだ。「彼」「彼女」は使えないし、「・・・かも」などとごまかすのもいけない。もっともこのごろではそういったうるさい決まり事も少なくなってきたようだが。
書き方にも決まりがあって、効果音などは(音)と書き込む。笑い声は(笑い)、大勢の人の声は(ガヤ)と書く。あるいはガヤのセリフ作りもする。そうやって45分もののドラマを期限付きで仕上げるのだが、それは好きな人だけが夢中になれる特殊な作業だ。
そうして学習を積んでもプロとしての仕事ができるかどうかは「運と力量」に関わってくる。
私の場合は運も力量もなかったのだろう。二度ほどプロになりかけたが、うまくいかなかった。最大の欠点はハングリー精神に欠けていることだったか。今はそれがよくわかる。
そしてこの頃ではドラマを見て、「吹替が悪い」などとけちをつける、うるさいおばさんをやっている。ま、それはちょっぴり悲しいおばさんの独り言としてゆるしていただこう。
昨日のカンパニュラの画像はゴージャスとはほど遠いので、もう一度。

ゴージャスなカンパニュラが咲いた!!

2006-06-13 | Weblog
昨年の春にカンパニュラの種子を植えた。待てど暮らせど花が咲かない、
「そういえばカンパニュラは開花に時間がかかるのだ、来年の春が楽しみだべ」と納得。(東北ベンも少しはしゃべったりして)
それから何十年ぶりの豪雪。うずたかく花壇に積もった雪を見て半ばあきらめていたのに、5月になってからニョキニョキと茎をのばし、花芽も出して。
とうとう咲きましたよぉ。
すっごくゴージャスなカンパニュラが。何という種類のものを植えたのか忘れてしまったけど、これは「カップアンドソーサ」でしょう、どうみても。
このところちょいと自慢の花壇でゴキゲン!

海外ドラマ、とりわけ「ザ・ソプラノス」がオモシロイ

2006-06-09 | Weblog
何年か前から、ずーっとワオワオで見ていて、妙に凝っちゃって、HMVで4シリーズ連続のDVDを買った(たかい!)。なんでこんなに面白いのにあまりウケないのかしら?
暴力的な表現はあるけど(現代マフィアのストーリーだから当然さ)、妙にいい感じだから是非見てほしいと友達には宣伝してる。
トニーというマフィアのドンは金とファミリーのためなら殺しもいとわない残忍さを持ち、一方では人並みの夫であり父親である。あくどさと優しさの二面性に苦しみ、精神分析医にかかるトニー、夫がイケナイ仕事で稼いだ金で買ってくれた宝石や毛皮のコートを喜ぶ反面、そういう自分を時には否定し、神に祈ったりもする妻。しかし絶対に夫が何をしているかを詮索しないところがこの妻の毅然としたところ。父親がマフィアであることを受け入れざるを得ない子供たち。そしてマフィアたちの様々な愛憎の姿など見ていて飽きない。いいドラマは、ストーリー展開の良さと中身のおもしろさ。それにつきる。
この次には「吹替」について話すつもり。

パガニーニに癒された夜

2006-06-07 | Weblog
ある著名なヴァイオリン演奏家のパガニーニを聴いた。もちろん生で。そのパワー溢れる演奏には定評があり、ことにパガニーニは彼女の得意とする曲とか。
感動で身が打ち震えたといっても決して大げさな表現をしているわけではない。久しぶりに生への喜びを感じた私なのだ(このところ鬱気味だったものでして)
音楽が人に与える喜びがかくも多大なるものかと!
こうしてプロの演奏家のコンサートを聴くと、しみじみ自分の人生の音楽面でのつまずきを残念に感じてしまう。
10歳のころ、ピアノを習っていた私はちっとも練習をしない子で、ついには先生の逆鱗にふれて止めさせられてしまったのだ。これは我が家ではのちのちまで語り継がれた笑い話。
母は私に出来の悪い子というレッテルを貼って、つい最近まで修正をしてくれなかったし。これがトラウマとなり、私は音楽とはまったくと言っていいほど縁のないヒューマンビーイングになってしまったというわけ。これってホント悲しい話でしょ。でも、そう案じることでもないかも。音楽を聴くという点では十分な感性を授かったらしいから。
画像は一昨年行った、南仏のヴァントゥー山。ここでファーブルは昆虫の研究にいそしんだのだ。ファーブルに魅せられたのもこの山を訪れたせいもあるかも。

ファーブル昆虫記にはまってる

2006-06-04 | Weblog
いまさらファーブル・・・なんて言われそう。そういうあなたにも是非是非おすすめ! ウィットに富んだ文章がいいし、よりにもよって虫の世界でもチョー地味な「ふんころがし」をキマジメに観察した姿勢もまたよろしい。ハマリついでに作った俳句・・・・
     
      ファーブルの目をして花の虫を見る   (おそまつでした)


田舎の生活は気持ちいいのだ

2006-06-02 | Weblog

今、北国に住んでいる。
実は引っ越し歴10数回の私でも、ちょっとおっかなびっくりだったけど、割と気に入っている。ひんやりと頬にあたる風、青い青い空、新鮮な緑、そしてさむーい冬までも、ぜーんぶ私のお気に入り(あの大雪には驚いて東京に逃げ帰ったけどね)。
昨夏からさっそく庭に花を植えて、トマトやキュウリを育てて、田舎生活をエンジョイしている。このミントも庭に広がってきたのよ。