Tシャツとサンダルの候

ちょっくら、有明海に浮かぶ海中鳥居とやらを見に行こう

整骨院から、自宅に戻ってくると、

 

「海中鳥居ってのがあるんだって。」

 

海中鳥居?

なんじゃそりゃ。

 

ググってみると、、、

太良町に有明海の潟に浮かぶ鳥居があるという。

しかも国道沿いにあるらしい。

何編も通った道なのに、今まで全然気づかなかった。

 

だけど、そこまで行くなら2時間半はかかるぜ。

今から(午後2時)出発だと、着くのは夕方だ。

行って帰るだけになるのは明らかである。

ところがしかしである。

暇人と言うのは恐ろしいもので、

 

「んじゃ行くか。カニでも買って帰るぜ。」

 

と、いささかのためらいもなく、車のキーを掴んでしまうのだ。

 

 

 

ブイーーーン

これか。

 

この鳥居の先に干潮の際、沖ノ島と言う、島とも言えぬ盛り上がった潟が現れるらしい。

写真では確認できないが、現在では小さな灯台が立っている。

昔この地の民が、悪代官をその島に置き去りにして懲らしめたという。

自らの圧政を悔いた代官が、この鳥居と大魚神社を建て、以後善政を行ったという謂れが書いてある。

「沖ノ島からこん鳥居、あそこの大魚神社。そんまた先の多良岳ち、大体一直線になっとるったい。」

鳥居下の石畳の道を修復工事中の親方らしきおじさんが近づいてきて、そう教えてくれた。

「こん鳥居は、何遍も建て替えとる。海に浸かっとるけんね。満潮時は・・・」

半分以上が、海に沈むらしい。

 

ほほう。その光景も見てみたいもんだ。

有明海名物の海床路が見えた。

あれは海苔の養殖棚へ続く海床路かと聞くと、

「そう。海苔の種付けが、こん前、終わったばっかりたい。」

 

来シーズンの有明海苔が、豊漁になる事を祈りたい。

道の駅太良に立ち寄る。

 

新物の牡蠣。

この辺り一帯に牡蠣小屋が立ち並ぶ。

 

牡蠣は大好物だったのだが、ある時期から当たるようになってしまった。

紫外線殺菌ねえ。

・・・残念だけどやめとこ。

代わりにアサリをゲット。

これも特産の竹崎蟹。

《そろそろ美味しいかも》

遠慮がちなコピーがいじらしいではないか。

 

「この2000円のヤツ頂戴。」

 

行って帰るだけのドライブのお陰で、昨日の晩餐は、

アサリの酒蒸しと、竹崎カニと言う豪華版になった。

 

 

ウヒヒ

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