多発性関節炎を発症して以来、もこはひと月に一度、血液検査を受けている。
ステロイドの副作用による肝機能障害と、関節や筋肉の炎症の経過観察が、主な目的である。
今月の結果がこれだ。
結論から言えば、肝機能と中性脂肪の数値が大幅に悪化してしまっている。
それに比して、関節の炎症具合は、小康状態といっていいだろう。
体がだるいのだろう。
家の中では、食事の時と排泄する時以外は、上の様に寝ている事が多くなってきた。
この他にも、脊椎にはヘルニアの疑いがあるし、気管狭窄もある。
なんの加減か、餌を戻すことも増えてきた。
12歳のもこは満身創痍である。
これ以上悪化することなく、もこの晩年が、安らかであることを願うばかりだ。