朝から雨模様である。
こんな日こそ、いくつかのやるべき要件を片付けておこう。
要件と言っても、暇人のやる事だ。
ややこしいものは一つも無いが、それでも終わったのは、昼をとうに過ぎていた。
家内も出かけてる事だし、何か食って帰らねば。
さて、何を食おう。
ハンドルを握りながら、店を物色する。
うどん屋の前に差し掛かった。
いや、今日の気分は、うどんや蕎麦じゃないな。
今、私の脳みそが欲しているのは・・・・
豚カツだ!!
これだ。
間違いない。
ハイカロリー? それがどうした。
中性脂肪? 上等だ。
「おばちゃん、ロースかつ定食頂戴。」
「お待ちどおさま。」
黄金の衣を身にまとい、キャベツのベッドに身を横たえた豚ロース様が目の前に。
では、所定の飾りつけをさせて貰おう。
ソースは少なめ、辛子は多めが私の流儀だ。
更に言うなら、キャベツのドレッシングは、途中から追いドレッシングする事も決まりだ。
準備万端、軽く一礼。
ではでは。
あーーーん。
パク
ロースの旨味とスパイシーなソース・・・
いや、そんな事はどうでもいい。
うんめえ!で十分だ。
豚カツ大正解!!