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Tシャツとサンダルの候

カメラが不調である。

「どっか行くぞ。」

「どこにね。」

と、いつもの会話で出かけた先は、



こんな所だ。

目的はミヤコドリ。

都合20羽近くはいるだろう。

「イエーイ、思惑通りだぜ。」


ところがである。

「あれ?あれれ?」

「どうしたと?」


何回試してみても、シャッターがバルブ撮影モードになるのだ。

「これって、2週間前にもなったもんな。翌日は症状が出なくなって・・・」

「そうやったね。」



三脚などないし、当然ブレるのは避けられない。

それに加えて遠いのだが、

丁度満潮時間と言う事もあり、彼らがいる砂州には近づけない。



ブレるのは何とかするとして(←どうにも出来ん)、距離くらいは近づきたい。

一旦、道路に出て迂回し、逆方向で砂州が見える場所に移動する事に。



10分ほど歩いて到着。

「全然近くないし。」

「ふむ。そんな事より・・・」


移動している間に、肝心のミヤコドリがいなくなってるじゃないか。

ジタバタした報いである。



仕方ない。オナガガモでも撮るか。

念のため、オートモードにしてみた。


パシャ


あれ?

何故だか分からないが、オート撮影では、普通にシャッターが切れるようだ。

一方、シャッタースピード優先、絞り優先などにすると、やはり、バルブ撮影になったまま。



うむー、

今頃状況が把握出来ても、時既に遅しだ。

まあいい。またミヤコドリは戻ってくるさ。

少し潮が引いた時間に出直そう。


「志賀島に行って飯食うぞ。」




志賀島でランチを食べ、少し歩いていると、トビが目の前を横切った。



すかさず、パシャ


ふん、これならいけるかな。

取り敢えず、オート撮影で乗り切ろう。


島を一廻りドライブして、干潟に戻ってくると、



当然ながら、潮は引いていた。

ミヤコドリは戻ってきてるかなっと。



いた!




けど、

更に遠くなっとるやん。

潮が引きすぎたか。


もう少し早く戻ってくりゃ良かった。



とかく鳥見はままならぬ。

トホホ




追記

一月の初めの事。

鳥を探して上ばかり見て歩いていた私は、思いっきりすっ転んだ。

転んだ拍子に、木っ端微塵にカメラを破壊した。

壊したカメラは、望遠用にと買った、しがない中古カメラである。

なのに修理見積もりは、買った値段を遙かにオーバーした。

当然買い換えが頭によぎる。

「どうでやんす。これより新しい機種が、中古ならこの値段で。ヒヒヒ」(店長)

「買った!」(私)

要するに代替器も中古品なのだ。


翌日カメラ屋さんに電話した。

「こうこう、こう言う状況で、ここ最近カメラが不調で。」

「さいでやんすか。お気の毒様です。中古でも保証はありますが、今、修理部門が時間かかってますぜ。」

「そこをなんとか・・・あれ?あれれ?ちゃんとシャッター動いとる。」

「まあ、良くある事で。修理どうします?」


結局のところ、『もう少し様子を見る』に落ち着いたと報告しておく。



何で?

原因は?


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