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米国の原子力発電所の最新事情

2013-06-27 12:02:55 | 原子力問題について

【米国の原子力発電所の最新事情】
 ニューヨーク・タイムスの2013年6月14日の記事、「Nuclear Plants, Old and Uncompetitive, Are Closing Earlier Than Expected」 、米国の全104基の原発が4基引退で100基になるという、重要な記事。→ ここをクリックしてください

1970・80年代建設のものは老朽であり経済的でもないとし、米国の原発引退時代を予期するかのようです。ニューヨーク・タイムですからリベラルな見解だと思う。 次の掲載記事は、これに対して、同紙に投稿された米国原子力ムラの反論で、低炭素化に大きく貢献するし、コストは合理化していると主張。 → こちらをクリックしてください 


                                               
ところで、私が興味を引いたのは、ニューヨークタイムス記事の頭の1973年稼働の原発の大きな写真。格納容器の頭にハチマキを巻いている。あれこそ、米国規制当局NRCが求めていた格納容器の天井と壁の「接合部」の頑健性であったかと、記事の実物写真ではじめてものを確認することができました。NRCの規制は相当に厳しい。
 
なぜそれに注目したかと言えば、数年前の世界的な原発ルネサンスのころ、
米国は国内の原発建設新規介入を国際市場に開放したわけだが、フランスや日本のメーカが米国にのりこみ地元ではなばなしくPRし地元エンjニアリング会社等と連携した時、設置申請の事前相談等で、米国規制当局NRCはその規制で培われた技術力をみせつけた。他国での実績は認めないし、フランス式原子力の安全保護系のデジタル化もそうであった。。

10年以上、原発を建設していない米国の規制は力を維持していないと思われていたが、それは田舎者の思い込みで、実はそうではなかった。米国規制当局NRCのホームページに公開され掲載されている規制要件や審査コード等をじっくりみておればそういうことは無想だにできないが、各国メーカの人達はそれを見て勉強していなかったわけです。米国のノウハウで自国の原子力発電所を建設したにもかかわらず。。
 

さて、2013年前半で、外国資本の原発建設は認めないとNRCに言われ、外国勢は夢破れ、すごすごと米国から引き上げた
(上原正勝)

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