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今日の一冊

2022-05-19 15:20:04 | 日記
順不同できままにあげています。


生活にはさまざまの条件がある。
ある程度それに順応しながら、
一方では純粋に孤独に己をつらぬくことができる。
相対的と絶対的の矛盾のなかに、
己を生かしてゆくのがほんとうの人間だよ。

「強く生きる言葉」
岡本太郎


滲み出る孤独な生き生きとした力、強い絶望のなかの希望、生命、芸術、日本、世界
、バタイユと交流のあった岡本太郎その人の哲学や信念、芸術の手法と一貫したなにかを拒む姿勢、そういったものは、鮮やかに人のこころのなかに生き続けます。



とても大きな本もあって

2022-05-18 17:02:28 | 日記

心理現象の基礎にはさまざまな生理学的活動が存在する。したがって、生理学的な手法によって知覚研究にアプローチするのは当然のことであると考えられる。【略】詳しく説明せよ。


【略】心理学における知覚研究では、刺激の物理的特性と、刺激によって生じる主観的経験との関係が検討される。

ーーーーー『新・心理学の基礎知識』
中島義明・繁桝算男・箱田裕司 編


長い抜粋になりました。抜粋した箇所で殆ど答えは論じられているともみることもできます。
このあと、要するに自覚的でいることは大切だけれど、我々には被検者の経験の大きさを断じて述べることはできないという趣旨の意見が見受けられます。


フランス文学に傾倒する前に私は一旦心理学が好きになりましたが、こういう系統の本は、図書館で借りて読んだものです。高校生には到底把握できない世界でした(笑)読書の爛熟の入口あたりに心理学もいました。いる、というのも変ですが、この古本は、のちに、インターネットで手にいれました。本棚を圧巻していて偉い本です。

知覚ということではインターネットの体験というものが、抜粋した文章で推し量られるのではないかなぁと思ってまして、詩や文学のあとにいきなりこういう心理学の教科書のような本を取り上げて恐縮です。

待ってー、もうちょっととっつきやすい本の話もしますから〜
読んでくださったそこのあなたに話しかけて次回につなぎます。




堅い文体の小説

2022-05-17 22:14:11 | 日記

ブヴァールの人なつっこそうな様子がひと眼でペキュシェの氣に入った。
その靑みがかった眼はいつも半眼に開いたまま、色艶のいい顔の中で笑っている。
ー『ブヴァールとペキュシェ』フロベール著、岩波文庫より

今日は時間があるので
っていうか語学学習をしていられなくなって、いま、ブログの更新をします。

この本は古い古本屋でみつけた古い文庫本です。レアなので買いました。なかなか見つからなかったのです。

この抜粋した文章、なんの変哲のない描写ですが、詩だと受け取る私です。
詩情豊かに描写されています。

最近は詩は全然読んでいませんが、大昔は「純文学」とか呼ばれる文学がありました。
いま聞くと可笑しいですけれどね。

本も役に立ちそうな本や売れている本とか、それと、ジャンルが違い過ぎるくらいかけ離れた本ばかり読みます。
年をとったということなのか
面倒くさいのか
夢を紡げる毎日、夢想とは相容れない日々、だめですねえ。これでは。

集中するとか、頭を使う癖をつけるには本のジャンルをもう少し見直した方がよさそうです。貴族じゃあるまいし、だとか、下世話な根性から少し脱却せねば!(苦笑

ふだんは違う言語の学習を少しずつしますが、今日は仏語を学びました。実用的な表現などでした。

不慣れなので本の話をできるように努力しますね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

(. ❛ ᴗ ❛.)



37年取っておいた1番好きな詩集

2022-05-17 15:23:04 | 日記

ひとりひとりはまた鏡を手にして
そこにうつったわたしの顔をみつめる
わたしもそれをのぞきこむと
ドックのほとりで 釣糸をたれて
ときどき水のなかをのぞいている
こどもづれの 孤独なひとりの男にしかみえない
ー『想像力の休暇』「堀川正美詩集1950-1977」より

これは、みずみずしい、明るさと苦渋に満ちた堀川正美の詩から引用しました。

分厚い詩集です。
詩が空となり宇宙となり空で
鳥もこどもらも紳士も老人も女も魚も
虫も
飛翔する生命体みな
宿る信じがたい愛で溢れた
詩集です。私が手に入れた当時も高価な本でした。既に古い本でしたが、熱狂的な読者がいました。

これと同じくらい「高いな」と感じたのが、そうですね
輸入もののレオノール・フィニの画集でした。

いまは、それほど、耽美的だったり陰鬱だったりの本は買いませんが、この一冊は大事にしています。

はじめからマニアックな本の話になりました。




2022/05/17

2022-05-17 00:02:41 | 日記
Goo のアプリをもう一度インストールしました。

自分の記事をひとつだけ読みました。ひとつだけしか書いていなかったのです。忘れていました。

ブログを書くような文才は私にはありませんし、読みたくて取ったアプリだったのです。

これから、読むだけにせず、何か、どうせなら書こうと思います。でも、何を書こうか
はたと、思いつかずにいます。
写真は趣味じゃなくて…
少しずつ案を考えてみたいと思いますねえ。ふぅ。
私は病人です。そっちのことでも本人はいいのですが、読んでもあまり爽やかな気分にはならないでしょうし(笑)
家にある本について書いてみることにしました。
私の読書についてです。

文学少女という言い方が昔はありました。笑えますねえ。
ほんとうに。

文学少女でした。クスっ。

ひとり悦にいらず。


皆様どうぞお読みください。
つまらなさが目に余るようでしたら、違う話にします。
それと、ぷち趣味として外国語学習の話を混ぜます。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。

私の初老ブログです。