南三陸町での災害ボランティア活動と町の変化(復興)の様子を報告していきます!
南三陸町ボランティアセンター(旧・災害ボランティアセンター)
エステでリフレッシュ!
被災地に寄り添い美容部門等の支援を続けているエスティローダーさん、今年はエステ班14名・作業班13名がお越しくださり、戸倉・枡沢の災害公営住宅と高齢者施設で、お化粧・ヘアセット・ハンドマッサージ・写真撮影まで行ってくださいました。
お集まりくださった皆さんは、最初はちょっと緊張気味の様子でしたが、「綺麗になりたい!」と、思う気持ちは高齢者も若者も皆同じ。
プロのメイクさんに手を掛けていただくと、次第に口元が緩み会話も弾んでます。
メイクさん「ネイルしますか?」
住民さん 「…?」
メイクさん「マニュキュアですよ (*^_^*)」
住民さん 「…?」
“はてさて困った!何を言ってるのやら・・・”という表情をしていたので、「爪磨いて、色っこ塗りませんかぁ?」と通訳すると、
「なんとまぁ!そんなこと出来るのすか!」と大喜び!!
このような心のこもった温かなケアを受けたお母さんたちは、数歳も若返り素敵な笑顔・・・
「化粧してもらうのは、嫁になる時以来だから60年振りだなぁ」と、気分はすっかり嫁入り娘です☆彡
締めくくりは写真撮影
高齢になると、なかなかお化粧する機会が少なくなりますので、今日撮って頂いた写真は良い記念になったことと思います。
そして作業班は、直接イチゴ農家さんと打ち合わせしていただきましたが、活動写真を撮りたかったので、ちょっとお邪魔して来ました。
日が短くなり朝晩冷え込んでくるこの時期、イチゴ農家さんは一気に忙しくなります。
余分なランナー等の除去も終え、今日は予定通りマルチ掛け作業に執りかかってました。
まずは、葉を傷めないよう慎重に葉の下に冠水ホースを設置します。
これがまた、ずーと同じ体勢で進まなければならないので、かなり辛いかも・・・
無理なさらず交代で作業してくださ~い。
手探りで芯を見つけ、穴を開け、丁寧に苗を出す
とっても気を使う作業です。
この日、数人の個人ボラさんもお手伝いに来ており、この5年間の思い出話に花を咲かせながらの作業だったようです。
Uさんから、「災害ボランティアセンターが無くなってから、集まる機会も少なくなり、会えない方も多いのですが、自分たちの携わった町を気にかけているボラ仲間に、そして被災地の状況がわからない方に、復興具合を伝える事が出来れば、南三陸に通う意味もあると思う」とのコメントがあったので、紹介させていただきました。
活動にご参加くださいました皆様、お疲れ様でした。
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