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写真展 水俣を見た7人の写真家たち2009

私たちの街・さがみはらでの開催のために手を貸していただけませんか
2009写真展開催準備会

写真展 オープニング・トーク

2009-12-04 | さがみはら写真展への道
オープリング・トーク
 「写真を撮る・見る・聴く」
 江成常夫氏×桑原史成氏×芥川仁氏
 

桑原さんは1962年「水俣病」で日本写真批評会新人賞を受賞。2006年には〈フォトシティさがみはら大賞〉を受賞。一貫して水俣病事件の発信者として大きな役割を果たしています。

芥川さんは1973年から1980年まで水俣に暮らして取材。現在は、「7人の写真家たち」の取りまとめ役です。

そして、さがみはらを故郷とし、戦後の日本の姿を写真で刻印されてきた江成さんは、相模原市の主催事業〈総合写真祭フォトシティさがみはら〉実行委員会の特別委員でもあります。

3人の写真家による写真表現そのものに迫るトークで、写真展 水俣を見た7人の写真家たち はオープンします。

オープニング・トーク「写真を撮る・見る・聴く」
 
日時 2010年2月11日(木・祝)18:00~(写真展は17:00オープン)

場所 グリーンホール相模大野 多目的ホール
 
主催 「水俣」を子どもたちに伝えるネットワーク
   〒228-0803 相模原市相模大野9-6-18
   TEL/FAX 042-748-9902 E-Mail otoiawase@tsutaeru.jp

※バリアフリー写真展をめざし、写真には音声ガイド・点訳ほかを用意しております。
※入場無料

 グリーンホール相模大野への行き方   

 
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写真展 さがみはらを見た写真家たち

2009-12-03 | さがみはら写真展への道
 写真展 水俣を見た7人の写真家たち
同時開催 さがみはらを見た写真家たち  

水俣の写真を見つめた眼で、私たちの暮らしている街=さがみはらを見つめてみようという試みの写真展です。
ふたりの写真家が撮影しました。7人の写真家のひとりである芥川仁さんとNPO法人・里山津久井をまもる会の代表である安川源通さんです。
芥川さんが訪問者としてさがみはらを見つけてくれるなら、安川さんは水俣の写真に触発された眼で、さがみはらに暮らして観察し、撮影しています。

日時 2月11日(木・祝日)~2月17日(水)10:00~20:00
   初日17:00から 最終日16:00まで

会場 グリーンホール相模大野 多目的ホール

主催 「水俣」を子どもたちに伝えるネットワーク
   〒228-0803 相模原市相模大野9-6-18
   TEL/FAX 042-748-9902 E-Mail otoiawase@tsutaeru.jp

※バリアフリー写真展をめざし、写真には音声ガイド・点訳ほかを用意しております。
※入場無料

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杉本さんの漁の網

2009-11-28 | さがみはら写真展への道
 杉本さんちの漁の網が飾られることになります
      ~子どもたちの絵・感想から”群詩”まで~ 

写っているのは、杉本雄さんから届けていただいた実際に漁に使っていた魚網です。

        

この魚網は写真展会場に飾られます。この網に写真を見て感じたこと、考えたこと、写真をきっかけにして心に始まった物語を書き込んだカードを付けていただこうという趣向です。カードは、できたら魚の形や、イカ、タコ、貝がらにしようか、などと話し合っております。

ここで、網を持ってくださっているのは、相模大野図書館のみなさんです。写真展会場となるグリーンホール相模大野・多目的ホールのお向かいは相模原市立相模大野図書館です。

実は、写真展に先立つ1月16日、相模大野図書館で「環境シアター みなまた・水・いのち」と題して図書館活用講座に取り組むことになりました。私たちのお手製のパネルシアターを演じようというものです。対象は、幼稚園児から中学生まで。子どものフロアのカーペットを引いてあるお部屋が会場となります。そして、この網も写真展に先立って広げて、子どもたちにいろいろ飾り付けてもらおうというわけで、図書館のみなさんと広げてみた、という次第です。

網のほころびも、直してあるあとも、水俣の海をくぐった記憶を刻んでいます。水俣の海の記憶に私たちの思いを重ねていけたらいいなぁ、と思っています。この網、この「環境シアター」から始まって、そこに言葉が集まってきたら、ファイナル・イベント「写真と詩」においてひとつの作品にならないかなぁ、とも考えています。言わば”群詩”とでもいうところでしょうか。

なお、この図書館の企画への橋渡しをしてくださったのは、NPO法人「らいぶらいぶ」さんです。「らいぶらいぶ」さんは、相模大野図書館の業務委託を受託しているのです。図書館司書さんたちの、本をよく知ったアイデア、本を読むことへの姿勢に支えられた活動は、私たち伝えるネットにとっても、学びをいただける大切なパートナーとなっています。そうです。「らいぶらいぶ」さんとの出会いがなかったら、パネルシアターをつくろうなんて、思いつかなかったかも・・・。
また、「らいぶらいぶ」さんがエフエムさがみで持っている本の紹介番組に来年1月出演することも予定されています。(た)

           

※図書館活用講座 「かんきょうシアター  みなまた・水・いのち」
 日時 2010年1月16日(土) AM10:30~11:30
 場所 相模大野図書館4階 こどものほんフロア おはなしのへや
 内容 パネルシアター『みなまた あまなつものがたり』 『みなまた めぐる水ものがたり』ほか

※エフエムさがみ ブックらいぶ  毎週土曜AM11:00~放送
 2010年1月9日、1月16日 の2回にわたり、伝えるネット出演予定

※らいぶらいぶ at 写真のまんなか 
 ~「写真展 水俣を見た7人の写真家たち」関連企画として~
 2010年2月15日(月)  10:30~  15:30~


 
 NPO法人「らいぶらいぶ」さんホームページへ

 
伝えるネットのホームページへ

シンポジウム「写真家たちの見た水俣病、過去と今」

2009-11-26 | さがみはら写真展への道
 シンポジウム「写真家たちの見た水俣病、過去と今」  
 ノーモア・ミナマタフォーラム in 横浜 関連企画 11月15日(日) 14:00~16:00 


           
             左から、田中さん、小柴さん、宮本さん、桑原さん

晴れきった日曜日。
秋とは思えない汗ばむ陽気の中、横浜ベイ・エリアに足を運びました。
会場となるJICA横浜は、建物も立派で、内部の吹き抜けを利用して「水俣を見た7人の写真家たち」の作品展示がなされていました。必ずしも展示スペース用に作られていない壁面は作業のご苦労を連想させるものでした。(ついつい、来年の写真展に向けて思惑が動いてしますのよねぇ・・・)

7人の写真家のみなさんのうち4人の方が一堂に会してそれぞれが撮影に当たられた思いを語られました。写真が記録性という歴史の証言としての役割を発揮しているとき、その場に居合わせている写真家の胸の内の重さを垣間見た気がします。宮本さんは、「今の社会で役立つ者であるということは、加害者のひとりであると同義。しかし、人は誰かの役に立たないでは生きてはいけない。そのよじれの中で、うしろめたさを持たねばならない」と言われました。

「うしろめたさ」を自覚しながら生きていくことはたやすいことではありません。
その「うしろめたさ」が歴史の刻印としての写真を残すのでしょうか。
桑原さんは「写真は現在を記録するだけ、未来を撮ることはできない」と言われました。

当日のシンポジウムで宮本さん、桑原さんだけでなく、田中さんも小柴さんも、自制的に言葉を選ばれておいででした。写真家は写真以外で語るべきではない、であるかのように。

それでも、だから、誠実な写真家による現在の記録は未来を語り出し、物語を多弁に語りだす、と思うのは、私が写真表現の門外漢だからでしょうか。

「水俣」を伝えに行くとき、いつも、写真たちに同行してもらっています。
写真からは匂いも風も吹いてきます。ときに、人の声や笑い声が聞こえてきます。(報告・田嶋)

ノーモア・ミナマタフォーラム in 横浜は、11月29日(日)まで開催されています。最終日には、水俣病支援第3回全国連絡会議として、不知火海沿岸水俣病検診の報告があります。

 ノーモア・ミナマタフォーラム in 横浜へ

 
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朗報です!

2009-10-24 | さがみはら写真展への道
 生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープの市民活動応援プログラムより助成金をいただけることになりました。

 パルシステム神奈川ゆめコープへ   

 写真ガイドは相模原市点訳赤十字奉仕団さんのご援助により、点訳されることになりました。

うれしい限りですが、がんばらねばと強く思う次第です。

夏休みにボランティアチャレンジスクールとして、中学生たちと写真の解説文づくりに取り組みました。そのことがサポセンのホームページに掲載されました。

さがみはら市民活動サポートセンターへ   

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