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写真展 水俣を見た7人の写真家たち2009

私たちの街・さがみはらでの開催のために手を貸していただけませんか
2009写真展開催準備会

埼玉大学水俣合宿メンバーによる若者のためのひととき

2009-12-16 | さがみはら写真展への道
写真展 水俣を見た7人の写真家たち
埼玉大学水俣合宿メンバーによるイベント
  

水俣合宿に参加した埼玉大学の学生のみなさんが、現地で得た思いをそれぞれの表現で、同じ世代のみなさんと語り合う夕べとして企画されました。

日時 2010年2月12日(金)14:00~
会場 グリーンホール相模大野・多目的ホール
内容 「感じ・考え・表現する“生の水俣”」の集いで、思いを作詞・作曲して歌った渡会真琴さんの歌ほか

 企画までの経緯

2009年3月31日、浦和PARCO・コムナーレにて「感じ・考え・表現する“生の水俣”」という集いが持たれました。主催は、「埼玉大学教育コラボレーション教育専修・水俣合宿2008」の学生さんでした。知ることから始まり、感じて、考えて、伝えようとするみなさんの発意は、私たち・伝えるネットと同じくするものでした。

昨年7月、埼玉大学教育学部安藤先生ゼミへ出前授業に伺ったのが出会いでした。
みなさんの発意に共感し、その姿勢にならいたいと願って、3月31日の集いの報告を依頼、寄稿していただき、出前授業報告とあわせて、8月8日から13日にかけて当ブログで紹介させていただきました。

今年は7月23日に出前で伺いました。

2010年2月の写真展開催時のイベントを企画してみませんか、という声かけが、この度、実現することになりました。


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写真展 イベント 子どもたちのための朗読と音楽の会

2009-12-11 | さがみはら写真展への道
ヴィオラの響きにメッセージがのって
12月8日(火)午後 子どもたちのための朗読と音楽の会 打ち合わせがありました 

緒方正人さんがたったひとりで水俣のチッソ工場の正門前に座り込みをしていたとき、通りかかった子どもたちに問われて書いたのが「こどもたちへ」の旗です。
「このじけんは、みんなにも、とってもだいじなことをおしえようとしとるごたる」というメッセージは、私たちにとって、子どもたちに向き合うときの拠りどころともなっている文章です。私たち伝えるネットのHPのTOPにも貼らせてもらっているものでもあります。
この旗の文章を読んでくださるのが小栗久江さんです。

砂田明さんの書いた「起ちなはれ」も小栗さんが読んでくださいます。
砂田さんはご自身が役者さんでもあり、「起ちなはれ」をご自身で読まれている映像もいくつか残されていています。だから、亡くなってもなお、その声もトーンも刻まれているものです。
実は、この「起ちなはれ」を前に、小栗さんとともにしばしたたずんでしまった、というのが本当のところです。
とても同じように読めるはずがない、とても届かない―どんな読み方ができるのか、小栗さんと実行委員会のなかでさまざまな議論がありました。そして、とても届かないけれど、私たちがそのメッセージに向き合おうとすることそのものが大切なのではないか、と、まさに、水俣病を知らない者が「水俣」を伝えようしている私たちのあり方にも重なって、取り組むことにしてみたのでした。小栗さんは、数日考えられてのち、ようやく受けてくださったのでした。本当にうれしかった!

そして、打ち合わせのために、軽くということで始まった小栗さんの朗読は圧倒的な力を持つものでした。ちょうど前日にひとり語りの会を終えたばかりで、お声もこころなしか疲れておいでの様子なのに、拍手が自然に出ました。(小栗さんには、実は、あえて砂田さんの映像をお見せしておりません・・・・)

司馬遼太郎さんの「21世紀を生きる君たちへ」を読んでくださるのは、座間市の公立小学校の校長先生を退職、現在小田急相模原駅前で教育ボランティア協会「YOU-JIN」を開設おいでの庄子正彦さんです。
庄子さんには、コタツに入って孫に語りかけるように読んでください、とお願いしました。何よりも、教育に携われてきた年月のなかで、「うちの子」というような狭い意味ではない子どもたちをいとしく思う気持ちをたくわえておいでの語りかけにご期待ください。

     
     写真は、朗読する小栗さんと演奏する白倉さん YOU-JINにて

そして、この朗読に呼応して、あえてヴィオラを選んで演奏してくださったのは読売日本交響楽団のコンサート・マスターであった白倉貞郎さんです。ヨーロッパで培った心に届けようとする響きを奏でる白倉さんは、現在もなおヨーロッパやアメリカに後進を留学手配されている音楽指導者として活躍されています。
その白倉さんの選曲です。
小栗さんの朗読に応えるのは、Jean-Chretien Bach の Adagio molto espressivo
そして庄子さんの朗読に応える演奏は Johann Sebastian Bach  の Suites no.1 です。

打ち合わせなのに、ヴィオラの響きを堪能して、とってもいい気持ちになりました。
人生経験豊かな3人のこの企画、見逃せませんぞ! 
どうぞ、子どもたちとごいっしょに、このセータク過ぎる企画を楽しんでください。(報告・田嶋)

こどもたちのための こどもたちとともにきく 朗読と音楽の会
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2009年2月13日(土)
11:00~と14:00~の2回
グリーンホール相模大野・多目的ホール
プログラム
・緒方正人さんが呼びかけた『こどもたちへ』の旗
・ひとり芝居の砂田明さんが書いた『起ちなはれ』
  朗読 小栗久江さん 演奏 白倉貞郎さん
・司馬遼太郎さんの『二十一世紀に生きる君たちへ』
  朗読 庄子正彦さん 演奏 白倉貞郎さん
※午前、午後同一プログラム


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DVD 『みなまた 海のこえ』 上映

2009-12-09 | さがみはら写真展への道
DVD『みなまた 海のこえ』上映会

今年10月、石牟礼道子さんの文章、丸木位里・俊さんの絵による『みなまた 海のこえ』がDVD(40分、製作配給・株式会社オパスセブンさん)となりました。
12月から一般発売となるのですが、このDVDが来年2月の写真展会場で上映されることになりました。
          

・・・さがみはら写真展開催準備ニュース2009.12.09号より・・・

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さがみはら写真展【水俣を見た7人の写真家たち】

2009-12-08 | さがみはら写真展への道
        “水俣”を“さがみはらならでは”の迎え方で 
 

今回の写真展には、2006年に「フォトシティさがみはらプロの部さがみはら写真賞」を受賞された桑原史成さんをはじめそうそうたる顔ぶれの7人の写真家が見つめた水俣の写真107点、私たち〈「水俣」を子どもたちに伝えるネットワーク〉が出前授業のとき子どもたちに見てもらっている写真26点(桑原氏分10点、宮本成美氏分16点)、総作品数133点が展示されることになります。

さらに、そこに「さがみはらならでは」の写真が加わります。12月3日のブログでもご案内しましたが、それは、「水俣」の写真を見た眼のそのままで、私たちが暮らしている街である「さがみはら」を見つめてみようという試みであります。もしくは、「さがみはら」を見た眼で、そのまま「水俣」を見つめてみる、ということです。

「さがみはら」の写真を撮影してくださったのは、ふたりの写真家。ひとりは、水俣を見た7人の写真家のひとり、芥川仁さん。もうひとりは、津久井に住み、〈NPO法人 里山津久井をまもる会〉の代表でもある安川源通さんです。

 “水俣”を見つめた眼が“さがみはら”を見る 

11月27日、芥川さんは相模原での3度にわたる撮影取材を終えました。芥川さんは、「人がくらしているとき、宇宙や自然と交信している、そんな瞬間を撮った。ボクが写真を撮るときというのは、どこでもそんなテーマになるんだ」と語っておられました。訪問者である芥川さんが、どんなふうに「さがみはら」を写しだしてくださったか。20点ほどになる作品群が写真展会場に並ぶ予定です。

2月の写真展では芥川さんのお話を聞くこともできます。

オープニング・トーク「写真を撮る・見る・聴く」
江成常夫氏×桑原史成氏×芥川仁氏
 

日時 2月11日(木・祝)18:00~

芥川仁氏ギャラリー・トーク

日時 2月12日(金)午前

※いずれも会場はグリーンホール相模大野・多目的ホールです。

 “さがみはら”にくらしているから見える“さがみはら” 

芥川さんが訪問者なら、安川さんは、相模原市民、生活者です。安川さんは水俣の写真に触発された眼で、さがみはらを観察、撮影してくれました。すでに30点の作品にまとめてくださいました。安川さんが小さい虫たちに視線を合わせて撮影してくださったことは、「水俣病の被害がもっとも弱いいのちから始まった」ということを連想させます。
安川さんの作品は、〈フォトシティさがみはら実行委員会〉のメンバーでもある伊藤新一さんを通じ富士フイルムイメージングテック㈱さんのご援助を得てプリントされることになりました。深謝です。

・・・さがみはら写真展開催準備ニュース2009.12.03号より抜粋・・・

 芥川仁氏公式ウェブサイトへ

 
津久井百楽:安川さんのブログへ

 
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12月の実行委員会

2009-12-07 | さがみはら写真展への道
 写真展に関わってくださる皆様へ

写真展開催まで約2か月となりました。
インフルエンザが大流行する師走の忙しい中ですが、12月度「水俣を見た7人の写真家たち」写真展開催実行委員会を次のとおり開催いたします。
是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。

日時 2009年12月13日(日)13:00~18:00

場所 相模原市立南新町児童館・和室
   相模原市相模大野9-1-4 (駅より徒歩5分ぐらい)
   電話 042-748-8750

議題予定
1 これまでの動き、会計についての報告
2 開催資金の展望・協賛金よびかけ
3 関連企画の手配と手順の確認
4 宣伝・広報について
5 開催時ボランティア体制について
6 その他