エジプト2日め-3 ＜美しすぎる世界遺産 ムハンマド・アリー・モスク＞

9月中旬のエジプト旅行ブログ、これまで6本の記事を投稿しましたが、やっとカイロ市内の観光がスタートします。
大変お待たせいたしました(^^)

朝5:30にカイロ空港に着き、有難いことにルメリディアンでアーリーチェックインさせてもらえたので、部屋でシャワーをして、軽く食べて、9:30頃、観光に出発です。

日本語ガイドはお高いので、英語ガイドと車を3時間チャーターしました。
Uberやタクシーを使って、一人で適当に観光すれば、安く済むのですが、何本もYoutubeをみて研究したところ、ぼったくりや遠回り、物売りなどに辟易するらしいので、値段より、安全と効率を取りました。

日本出発前に、行きたいところ、3ヶ所（ムハンマド・アリー・モスク、聖サイモン教会、アズハル・モスク）を事前にメールで伝えておいたので、スムーズでよかったです。

ガイドさんはきれいな英語をしゃべる若い女性でした。
でも半分くらいしか聞き取れず、暑さで朦朧としていたのもあり・・・適当に相槌打っててごめんなさい（笑）


美しすぎるムハンマド・アリー・モスク

●9:30頃、ホテルを出発


エアコン付きの快適な車でホテルを出発。
初めてカイロの街に出たので、車窓からの景色に興味津々です。

このような高層アパートが多く・・・この写真の建物はまだマシですが、今にも倒れそうなビルが多くて地震が心配になりました。


SUZUKIの向こうの、あれはなんだ！？
後で調べたら、Masjid Al Rahman Al Rahimで、全く読めませんが、モスクのようでした。
日本人観光客はあまり行かないようですが、内部はとてもきれいだったので、いつの日か、またエジプトに来ることがあれば行ってみたいと思います。

●世界遺産　ムハンマド・アリー・モスク　Mohammad Ali Mosque

ムハンマド・アリーの命により、1830年から27年かけて造られたそうです。
元々、彼はトルコから派遣された傭兵隊長だったので、トルコのモスクを真似て造ったとか。

エジプト最後の王朝、ムハンマド・アリー朝の王は、ナポレオンの侵攻からエジプトを守った英雄として人気があるそうです。




シタデル（要塞）の中に、ムハンマド・アリー・モスクがあります。


階段を上がると、モスクが見えてきました。
美しいですね～💛
トルコはまだ行ったことありませんが、イスタンブールのモスクに似てる！と思ったら、実際、ムハンマド・アリーが真似して造ったそうです。




中庭の中央にキオスク、右の時計塔は、オベリスクのお礼にフランスから贈られたもの。
エジプトが贈ったルクソール神殿のオベリスクは、現在、パリのコンコルド広場の象徴となっています。


キオスクの横に井戸がありました。
キオスク Kioskって元々、中東や地中海沿岸で発達した、庭園の簡易建造物だそうです。
知りませんでした～。


中庭を囲む回廊はどこを撮っても美しくてうっとりです。


中は、イスタンブールのスレイマニエ・モスクにそっくりだそうです。
大理石の床に、シャンデリアとランプが反射してきれいですね。


シンメトリーは美しくて落ち着きます。


入って右側にムハンマドアリの棺を納めた部屋があります。


ゴージャスなシャンデリア、そして天井の装飾の美しいこと。


シャンデリアをスマホのインカメラで撮ってみました。
真下から見ると、全然印象が違いますね！


天井も美しすぎてため息が出ます。
でも首が痛い！
寝転がってゆっくり眺めたいところですが、そんな人はいなかったのでやめました（笑）


中から中庭を望みます。
今はシーズンオフ（暑すぎるので）なので、観光客が少なくていいですね。
ちなみにベストシーズンは、11月～3月だそうです。
この日も、体感は50度くらいで、暑いというより、痛かったです(> <)


ムハンマド・アリー・モスクは高台にあるので、カイロ市街が見下ろせます。
霞んでいますが、奥の方はギザで、真ん中の四角い建物の右側に、ピラミッドが微かに見えてるんですよ(^^)


内部の美しさは秀逸で、観光客にとても人気のある、ムハンマド・アリー・モスク。
数ある見どころから、ここを選んでヨカッタです。


帰り道、可愛い猫ちゃんがいました。

カイロは野良猫より、野良犬が多くてびっくりしました。
でも暑すぎてだら～んと寝ている犬ばかりで、やせこけているので襲ってくる体力はなさそうです(^^;
インドの野良犬は、威勢のよくて、吠えながら向かってくるので狂犬病がすごく怖かったのですが、カイロは大丈夫そうですね。

次は観光客がめったに行かない、洞窟教会 聖サイモン St.Simonです。
お楽しみに♪