旅・ふ・る Tabi Full

中国 龍脊棚田・風雨橋・桂林 4日めー2

●なつかしのトイレ

桂林まではカーブの多い山道が続く。
濃霧も発生して徐行運転をしたりしたので、4時間くらいかかった。
桂林の手前でもう一度ガソリンスタンドでトイレ休憩。
このガソリンスタンド、見たことがある!
そうです。初日にショックを受けたトイレ、二度と行きたくないトイレだ。
汚いトイレに慣れてきたとはいえ、あの時の映像はトラウマになっている。
Mさんも同じことを考えていたようで、「まだ大丈夫だよね。」とスルーしてもらった。
本当にまだ大丈夫だったのでヨカッタ。

桂林の街に入った時は、心からホッとした。
3日間、おなかをこわさなかったことや、青空トイレをしなくて済んだこと、あの土砂崩れの道から無事帰ってこれたことを考えると、うれしさがわきあがってくる。
何かと不自由な田舎にも田舎の良さがあるけど、やっぱり便利な生活に戻るとホッとする。



桂林帝苑酒店 GUILIN ROYAL GARDEN HOTEL

<ホテルのロビー>



<リバービュールーム>



17時頃、桂林のホテルに到着。
今晩のホテルは「桂林帝苑酒店 GUILIN ROYAL GARDEN HOTEL」
このホテルを選んだ理由は、なつかしかったから。
昔、仕事で3~4回桂林に来たことがあって、いつもこのホテルに泊まっていたのだ。

本当は、最後の夜なので奮発して外資系のホテルに泊まりたかったけど、なつかしさのあまり、ここに決めてしまった。
値段もリーズナブルだったし。

<部屋からの眺め> うまく撮れませんでした。



20年も前なので記憶は定かじゃないけど、ロビーも部屋も変わってない感じがした。
中国の古い大型ホテル特有の匂いがなつかしかった。
フロントの女性は愛想よくなっててうれしい。
部屋は広くて、普通に快適だった。
リーズナブルだったので、リバービューの部屋にしたけど、夜は派手なネオンが見えて、朝は霧で何も見えなかったのは残念(^^;)

●宴会!

<招待して頂いたレストラン>



<久しぶりのごちそう>



17:30ロビー集合。
今日の夕食は、Mさんの会社関係の人に招待されていた。
山奥の料理も美味しかったけど、久しぶりのごちそうにテンションが上がる(^^)
料理の種類が多くて、どれも美味しい。
ビールが進む~。それにしても中国人て乾杯しすぎ。
最初はえっまた?ってびっくりしたけど、だんだん楽しくなってきた。

●夢幻漓江ショー

<エントランス>



<劇場の中>



<ショーの後のロビー>



夕食をごちそうになった上に、「夢幻漓江ショー」のチケットもプレゼントして頂いた。
しかもVIP席なので、前から5列めの真ん中あたりで、私たち2人だけだった。
「夢幻漓江ショー」はシルク・ド・ソレイユと上海雑技団を足して2で割ったような感じで、レベルが高く、桂林で人気のショーである。
撮影禁止だったので、残念ながらショーの写真はない。
人間離れしたアクロバティックな演技がすばらしく、感動の連続だった。

●酔っ払い~!

ショーも終盤にかかった時、私の右側の席を1つ開けて、1人の男性が座った。
なぜこの時間に?と不思議だった。
男性は座るとすぐ両足をゆすり、身体を前後左右に揺らし始めた。
それが止まるとこちらをじっと見てる気配がする。
その繰り返しに、私は気にしないふりをして前を見てたけど、怖くてショーに集中できなくなった。
私は耐えられなくなって、左側のMさんにそっと耳打ちして、Mさんの左側に移った。
これでMさんと男性の間に2つ席が空いたのでちょっと安心する。

しばらくすると男性は立ってどこかへ行ってしまったのでホッとしたけど、トイレにでも行っていたのか、すぐに戻ってきた。
そして今度はMさんの右側を1つ空けて座ったのだ!
Mさんに「大丈夫?」って聞くと、根性が座っているMさんは「大丈夫」と言うのでそのままショーを見ることに。
1時間のショーが終わって客席が明るくなった時、男性を見たら明らかに酔っ払っているようだった。
にらみつけたけど、酔っ払いだから意味ないな~(^^;)

●部屋でプチ宴会!

<非常食で宴会>



ホテルに戻って、1階のレストランでウェルカムドリンクのビールをもらう。
チェックインの時、フロントでドリンク券をもらっていたので、ショーから戻ってきたら部屋で飲もうと決めていたのだ。
部屋に持ってきてもらおうと思ったら、レストランでなみなみに注がれたグラスビールをもらい、自分で部屋へ持って行ってと言われた。
目がテンになる(笑)さすが中国だな~。
こぼれそうなのでちょっと飲んで、慎重にエレベーターに乗り、遠い部屋までそ~っとそ~っと歩く。
炭酸が抜けてしまうよ~(>_<)

中国最後の夜なので、山奥から無事戻れたことに乾杯する。
私の体調がよかったので、非常食がたくさん残ってしまっていた。
荷物を減らすため、非常食をつまみにする。
開けていないお菓子などは黄さんにあげることにした。


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