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『我が偽りの名の下へ集え、星々』紹介ブログ

カクヨム掲載中、ファミ通文庫より発売予定のライトノベル『我が偽り名の下へ集え、星々』の紹介ブログです。

ヴィクトリー校生徒、学生

2017-05-25 | 登場人物(注意:ネタバレあり)
注意!

こちらはネタバレありの登場人物紹介です。

ファミ通文庫もしくはカクヨムで本編をお読みの上、ご覧下さい。


アフカン・タイゼン
ミロの上級生。イヌイットの血を引く。柔道の乱闘事件でミロについた事もあり、そのまま行動を共にすることになる。

マット・マドロック
大手製菓会社CEOの息子。自称狂犬。家業とは裏腹にけんかっ早い乱暴者だが、自分より弱い相手には手を出さないというポリシーを持っている。エレーミアラウンダーズのブルース・スピリッツとは良いケンカ友達。

マルク・ワインボウム
貧乏な下層貴族で構成されたポテト派のリーダー。探検家を自称する貴族の息子。貴族としての矜持は持っているが、行動で示すことは出来ないでいる。

ジョージ・エドワーズ
貴族の息子でポテト派に属する学生。ミロの手引きによりローカスト派との和解に動いたワインボウムを快く思っていない。

ジャクソン・マクソン
大手娯楽産業創業者の孫。裕福な市民出身の生徒、学生で構成されたローカスト派のリーダー。学園に大した貢献もしないまま、学費無料という恩恵にあずかっているポテト派を憎んでいる。

ベニー・メイヤー
ローカスト派の学生。ミロや和解に動いたマクソンに反発を抱いている。父は大手法律事務所を経営しているが、本人は軍人を目指している。

スコット・フェルプス
有力貴族で海軍大佐を父に持つ生徒。これまでにも艦隊戦実習では成果を上げてきている。
普段は如才なく振る舞っているが、実は市民階層出身者や自分よりも爵位の低いあるいは貧しい貴族を無意識のうちに見下している。
カスガ卒業後の身の振り方を考えて、現自治会副会長のキースと役員のアーシュラに接近している。
うぬぼれ屋で戦闘を甘く見ているところがある。いずれそれが致命的な問題になるかも知れない。

エレーミアラウンダーズのメンバー

2017-05-25 | 登場人物(注意:ネタバレあり)
注意!

こちらはネタバレありの登場人物紹介です。

ファミ通文庫もしくはカクヨムで本編をお読みの上、ご覧下さい。


キップ・キングマン
エレーミアラウンダーズの前身である少年グループの一つ「チャンピオンズ」のリーダーだった少年。アルヴィンの実力を認め「チャンピオンズ」を解体。エレーミアラウンダーズとして再結成することに協力した。その後、偽辺境伯マクラクランとの戦いで死亡する。

リッキー・パワーズ
同じくエレーミアラウンダーズの前身である少年グループ「タイタンズ」のリーダーだったが、別にリッキーが創設者だったわけではない。帝国軍に入るために惑星エレーミアを出た前任者から一方的に次期リーダーに指名されただけである。しかもその理由は「体格がいいから威圧感がある」というだけで、本人はいたって大人しく優しい性格である。同時に周囲への気配りも忘れないので、キングマンの死後は、ミロを名乗るアルヴィンの下でエレーミアラウンダーズのまとめ役となっている。

ブリット・ホークアイ
惑星エレーミアの出身ではなく元傭兵らしい。年齢は20歳代後半のようだが、本人は自分について詳しい事情を語らない。射撃の名手であり、さらに艦載砲の扱いにも長けており、大小を問わず銃器一般を手足のごとく扱う。その力量はプロの兵士も一目置くほどである。
年齢的に帝国学園に入学できないわけでもないが、素性が不明である事と、ミロを名乗るアルヴィンの同級生扱いにして貰う為、シュライデン家は多額の金額を寄付している。

エッジ・ウルフファング
ホークアイと常に行動を共にしていた元傭兵。見た目はホークアイとそっくりで同年齢と推測される。主に刃物を使った格闘術を得意としていたが、偽辺境伯マクラクランとの戦いで戦死した。

アート・マエストリ
手先が器用で様々な道具、機械をくみ上げるのを得意とする少年。惑星エレーミア時代から、アルヴィンの無茶な要求に応えて様々な機械を作っている。

キャッシュマン・バンク
高利貸しを営んでいたバンク家の出身。名前は代々キャッシュマンと名乗る決まり。バンク家はアルヴィンやミロの影響で、すでに高利貸しは辞めてまともな金融業者になっている。
常に派手な服装をしていて、おちゃらけた言動が特徴。家の仕事柄様々な財テクに詳しく、またキャッシュマン自身も色々なコネを持っている。エレーミアラウンダーズの財政担当。

スピード・トレイル
三輪車から恒星間タンカーまで操縦できないものはないと豪語する自称天才パイロット。事実、その腕前は確かなもので初めて操縦する練習艦や連絡艇でもアクロバティックな操艦をいとも簡単にやってみせる。操縦、操艦のコツは惑星エレーミアに流れ着いた帝国軍将兵から教わった。

ブルース・スピリッツ
格闘技を得意とする少年。ただし我流であり、格闘技というよりはケンカ殺法といった方が近い。お調子者だが義理堅く面倒見が良い。やはりケンカを得意とするマット・マドロックは犬猿の仲に見えて良いライバル関係になりつつある。
やたら声がデカいのが特徴。
惑星エレーミアに流れ着いたばかりのアルヴィンに格闘技を教えており、エレーミアラウンダーズの中では一番付き合いが長い。

シンシ・ゼン
坊主頭の少年。実家は惑星エレーミアにある禅寺で、今はシンシもそこの修行僧である。しかし以前は惑星エレーミアで闇の格闘大会を仕切っており、そこで行われる賭の胴元をしていた。
将来の目標は従軍僧侶で、それもあって帝国学園へ入学した。

カスパー・キンスラー(Kaspar Kinsier)

2017-05-25 | 登場人物(注意:ネタバレあり)
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こちらはネタバレありの登場人物紹介です。

ファミ通文庫もしくはカクヨムで本編をお読みの上、ご覧下さい。


キンスラー子爵長男。しかし子爵の地位は、一般市民だったカスパーの祖父が、身よりのない貴族に取り入り手に入れたもの。法的には問題は無いが、貴族社会の中では肩身が狭く、また市民階層からは裏切り者のように思われている。
カスパーもその出自に複雑な思いを抱いて成長した。もともとハンサムで口も達者な為、女性にはよくもてた。曖昧な立場ゆえの鬱積から、女性関係に溺れるようになるが、ある時期からそれが利用できないかと思うようになる。
女性のピロートークには様々な情報が含まれており、これをうまく利用すれば今の帝国社会で自分なりの立ち位置を築けるのではないかと考えたである。
しかしアイディアと情報はあっても、それを実現するだけの行動力や組織力がカスパーには無かった。また自分がそれだけの器でもないと理解していた。そこに現れたのがミロと名乗る少年だったのである。
カスパーはしばらくミロのひととなりを見定めた後、貴族や裕福な市民にもおもねらない態度に好感を抱き、自ら接触していったのである。
常に相手を茶化すような言動をとるが、心根は真面目で実直なところがある。女性関係は派手だが、かなりのフェミニストで女性を泣かせる事はしない。また同様に女性を酷い目に遭わせる男性に対しては激しい怒りをぶつける事が有る。
なお眼鏡は伊達眼鏡。この時代、視力矯正は簡単にできるので、眼鏡はアクセサリーとしての役目か、ウェアラブル端末かのどちらかである。

皇子たち

2017-05-25 | 登場人物(注意:ネタバレあり)
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こちらはネタバレありの登場人物紹介です。

ファミ通文庫もしくはカクヨムで本編をお読みの上、ご覧下さい。


ガイウス・グランダール・ベンディット
帝国第一皇子。通称ガイ皇子。バイキングの英雄を彷彿とさせる赤毛の巨漢。豪放磊落な武人タイプで、主に軍からの支持が強い。本人はいたずらに命を奪う戦闘を好まないが、その戦法は圧倒的な戦力で敵を蹂躙するものであり、よく言えば正攻法、悪く言えば力任せである。
自分が細かな駆け引きや権謀術数を苦手としていることを認識しており、ガイ皇子自身は自らを皇帝には相応しくないと考えている。その点では弟の第二皇子シドを高く評価しているようである。
無神論者で無宗教でもある。

ラドクリフ・バハドゥリ・ベンディット
帝国第三皇子。通常ラド皇子。褐色の肌を持つ。自らの感情を余り表に出さず、常に冷静に振る舞う。現在は皇宮で王族や有力貴族間の調整役を務めている。堅実な性格で個性的な他の皇子、皇女、特に第二皇子のシド皇子とは相性が悪いが、態度に表すことはない。現在の立場もあって、保守的な有力貴族からの支持はあるが、まだ有力とは言い難い。しかし本人はある野望を秘めて機会をうかがっている。

ギルフォード・ロンバルディア・ベンディット
帝国第十皇子。ついこの前成人したばかり。詳細は不明だが、前皇帝の血筋を引く者を利用して何かの陰謀を巡らせているらしい。もっともシド皇子やラド皇子からは、考えの足りない軽率な人間と思われている。

ヴィクトリー校全校自治会役員

2017-05-25 | 登場人物(注意:ネタバレあり)
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こちらはネタバレありの登場人物紹介です。

ファミ通文庫もしくはカクヨムで本編をお読みの上、ご覧下さい。



キース・ハリントン
自治会副会長。ハリントン侯爵長男。幼い頃から有力貴族の子息として不自由のない生活を送ってきており、またそれを当たり前のように思っていた。市民や貧しい下層貴族を露骨に差別する事はないが、常に自分よりも下に見ている。
カスガがキースを副会長にしたのは、有力貴族同士の派閥を考慮しての選択であり、特に優秀だったからというわけではない。キース自身、それを分かっているが、だからといって不満に思っているわけでもない。
優柔不断で流れやすい性格。

アーシュラ・フロマン
自治会役員。フロマン子爵の長女。フロマン子爵も裕福で有力貴族に数えられるが、爵位としては低く、またグレゴール帝の即位に対して恩顧のあったシュライデン一族を裏切ったという負い目がある。その負い目からか、アーシュラは非常に上昇志向が強い。カスガを信頼しているように見えるが、それは自治会長という地位にあるからで、個人的に慕っているわけではない。自分の家柄では会長、副会長にはなれないと分かっており、会長そして次期会長の側近として厳然たる影響力を維持したいと考えている。
思い込みが激しく自信過剰なところがある。

グレタ・ピアース
自治会役員。経理担当。ひっつめ髪で常にだらしない格好をしている女子生徒。しかし会計、経理に関しては素晴らしいセンスを持っており、派閥を重視した役員選定の中で、唯一カスガが実力を評価して任命した役員である。親のピアース男爵も金融業で財を成している。

アマンダ・ブレア
自治会役員。童顔で小柄な少女。本来、帝国学園へ入学するつもりはなかったが、家庭でとあるもめ事を起こして、父であるブレア男爵から懲罰同然の形で無理矢理入学させられている。その際ブレア男爵は面識のあったカスガに、アマンダを頼むと懇願しており、結果的に役員へ任命される事になった。
「男女の機微」に疎いカスガは必要以上にアマンダに事情を尋ねる事はしなかったが、「家庭でおこしたもめ事」は普段の言動からは考えられない程にアマンダを追い詰めている。