三連休

金曜日。
朝６時起きで京都で試合がある息子のために弁当作り。
集合場所である某高校がある最寄り駅に行くには電車より断然車が速い、ということで、こういうときだけ素直でかわいい息子に変身。
「お父さん、送ってくれるかなあ」
息子に頼られたら朝早くても二つ返事でホイホイ車を出しちゃう親バカとーちゃんです。

かーちゃんとねーちゃんはそれに便乗して、息子を送ったあとそこの近くにあるショッピングモールへ。
だって、いつもいつも近所のスーパーじゃ飽きるってもんです。
ランチしてウィンドーショッピングしてバレンタインのチョコを買って。

帰りは顧問の先生が便利な駅まで車で送ってくださったので、そこから最寄り駅まで電車を利用した息子は、これまたちゃっかりとーちゃんタクシー利用。
しかもかーちゃんからもらった『交通費』を使って割引してたからととーちゃんを待つ間に入ったスーパーでハーゲンダッツの期間限定アイスをお買い上げ。
ま、そこでしっかり家族全員分のアイスを「お土産」って差し出すあたり、ホント世渡り上手なやつです。

土曜日。
息子、大阪で試合。これは遠いので電車。
５時起床。
・・・かーちゃん、平日より早起きなんですけど（涙）

金曜に二日分の買い物をしておいたので、ご飯の支度以外は終日ごろごろ。
それでもご飯の支度がある主婦って・・・。
お休みが欲しい～～～！

日曜日。
連休最終日、息子は今日も練習試合。
自転車で行ける場所が会場だったので朝も６時半起床と普段より若干遅め。
とは言え、弁当を作るかーちゃんはやっぱり普段通りの起床ですが。

実家にも近い場所だったから、練習試合が早めに終わるようならたまにはじーちゃんに顔を見せてこいと言っておいた息子から夕方電話。
そのまま自転車でかーちゃんの実家へ行って２時間ばかりじーちゃんの相手。

息子が欲しかったのに娘しかできなかったじーちゃんは、うちの息子と遊ぶのをとても楽しみにしている。
部活で忙しくしてると言っても
「デートする時間があったらたまには顔見せに来いって言っといて」
とか言うし。
や、だからデートをする暇もないって言ってるのに。

そんなこんなで、じーちゃんの相手をしてバレンタインのチョコをもらってきたくした息子。
夕飯を食べ、コーヒーを飲みつつもらったチョコを食べ・・・。

時間はすでに９時を回ったところ。

「あ、俺チョコレート作らなあかんかった」


・・・なんですと？

去年、彼女からバレンタインチョコのお返しは手作りで、とリクエストされて拒否った彼。
今年は手作りのプレゼントをくれるまでバレンタインのチョコはあげないと言われたらしい。

「んな彼女、とっとと別れろ」

心の声を漏らしつつ（おい）そこから生チョコ作成。
彼女にあげるチョコをかーちゃんが手伝うことはないので指図のみ。
なにやら、溶かしたチョコをシリコンカップで型取りして、そこに作った生チョコを入れてあげるとか、まったく己のスキルをいっさい考慮してない計画にあぜん。
材料がなかったらどうするつもりやってん～～～っ！
バレンタインだしケーキでも作ろうと思って生クリームを買っておいて良かったわー。
まずは刻んだチョコをレンチン！してシリコンカップに流し込む。
それから新たにチョコを刻んで生クリームを温めてチョコをインして練り練り。
あとはバットに流し入れて冷蔵庫で一晩おやすみなさい。

普段、全然写真を撮らせてくれなくなった息子。
でも今日は両手も塞がってたしね。
「写真とり放題（笑）」
彼も、ここでかーちゃんの機嫌を損ねたら作れないことがわかってるからかーちゃんのやりたいようにさせてくれてました。はっはっは。


・・・明日の朝、仕上げをしなきゃならないわけね。
やれやれ。

ってか、明日の朝になって上手くできてなかったらどうするんでしょ。
しーらないっと。

言霊

試験当日に原因不明の腹痛で倒れたらいい、などとライバル受験生に向かって呪詛の言葉を吐いた娘は、なんと言ったその日に謎の腹痛でトイレ通いをするはめに陥りました。
恐るべしパワー(爆)

いやいや、滅多なことを言うもんじゃないわね。ホント。

そんな彼女は、もうすっかり浪人する気満々な生活をしております。
朝は確かに早起きです。
試験当日のリズムを作ってるらしくて学校に行くのと同じ時間に起きてきます。

が。

朝ご飯を食べて、日課にしている「目覚ましカウントダウン」を見て。
昼までの間にすでにお昼寝してます。

午後からも部屋を覗くとマンガを読んでいたり寝ていたり。

夜は夕飯を食べたあとドラマやバラエティ番組を見て、下手したら10時頃には部屋の電気が消えてます。

ええんかーー、そんな受験生ってっっっ！


ま、今さらじたばたしたところでしょうがないですけど。


って、そんな受験生をデパートのバレンタインイベント会場に誘って、いっしょにチョコの試食をしたり図書館に行くついでにランチをしたりとあちこち連れ出すかーちゃんも、一体何を考えているんだか・・・ですが。

や、今さらじたばたしたところで・・・以下略。



だってね。
気分転換も必要だしね。


学生時代のかーちゃんは受験勉強とか無縁の生活だったからわかんないのよ。
はっはっは。

人を呪わば

大学の出願が昨日までだったので、今朝の新聞に最終的な志望倍率が発表されいてた。
先週末に見た途中集計では0.7とかって数字だった娘の志望校。
最終的には去年より高くなっていて、第一志望学部の倍率はなんと6.8。
それを見た娘
「みんな試験当日に謎の腹痛で倒れてしまえー！」
と、吼えいていた。


『人を呪わば穴二つ』

あなたも気をつけてくださいね・・・（苦笑）

向いているとは思うけど

小林朋道・著『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます！』という本がある。
新聞の１面下にある書籍の広告欄によく載っているが、書店で実物を見たことがなかった。
先日もまたその広告を目にして
「そうだ、図書館ならあるでしょ」
と、ようやく気づいた次第。

早速ネット予約をして借りてきた。

鳥取環境大学と言うわりと新しい学校の先生が学校で起こった生き物に関するいろんな珍事件を書いた本なんだけど、これがめちゃおもしろかった！
ある日、廊下を巨大なコウモリが飛んでいると学生から報告があったという、その話から始まるこの先生の生活は『興味を持つこと』って大事だなと思わせてくれる。
餌を与えていたヘビに噛まれて、自分の指が飲み込まれていくのを冷静に体感しているとか、普通じゃない先生の感覚にびっくりするけど、でも日常生活じゃ絶対知り得ない雑学知識が増えていくのがおもしろい。

娘が
「来年ここ受けたいかも～」
と言っていた。
や、確かにアナタ向きではあると思うよ。
どこか『ヘン』だもの。

でも、鳥取は自宅通学できひんやん。

・・・って、そこちゃうし！

こういう環境の中で学生生活を送れたらいいだろうなあ。
うちの娘なんかさらにイマドキの女子とかけ離れた子になりそうだけど、華やかさとは対極のところに浮いてる感じの娘だけに向いてると思うし馴染めるとも思う。
まあ。
彼女が希望してる学部だって大差ないと思うけど～～。


・・・受かれば、の話。