本当に必要なのは

午後から雨の予報なので早めにお買い物。
平日の早い時間なので買い物客もそんなにいなかったのでレジの数も少なくて。
わたしが会計をしてもらっている時に後ろに一人女性が来ました。
「レジ終わったらおばあちゃんも帰るから先車に行っといて」
という声が聞こえたので孫を連れてお買い物なのねと思っていたら、その後ろから
「えー、上行くでー」
「上で買い物するもん」
と女の子たちの抗議の声。
そのあと、何を買うんだ、○○を買う、ここでみたらいい、というやりとりがあって
「じゃあ、○○で買う」
と違うスーパーの名が。
そっか、店によってセール品も違うしこの人たちはスーパーのハシゴをするのね、と
聞こえてくる会話に暇つぶしの想像をしていたところ
「でも○○には車いすがないしなあ」
と言うセリフ。

見ると小学校低学年ぐらいの女の子が車いすに乗ってます。
あら、たいへんじゃないの、それ。

そう思ったと同時におばあちゃんが
「歩いたらいいねん」
え、じゃあ、歩けなくもない程度のものなのね。

でも、そうじゃなかったようです。
いきなり車いすを押していたお姉ちゃんとおぼしき小学校高学年ぐらいの女の子が
「ちょっと代わってよ」
と言って乗っていた子をどかせると自分が座り、漕ぎ始めました。

・・・え？
それって、車いすを幼児用の補助席がついたカートのようにしてたってこと？

車いすはオモチャじゃないですけど。
スーパーに置いてある貸し出し用の車いすってそんなに数があるわけでもないし
もし彼女らがオモチャにしているために本来必要としている人が使えない状況になることもあると考えないだろうか。
もしくは故障させたりしたら、とか。

教えるべき立場のおばあちゃんが「歩いたらいいねん」だけってどういうこと？

なんだかこの子たちの将来がとても心配になりました。
ま、まったく無関係な赤の他人ですし、せいぜい関わりがないままでいたいと思います。


その帰り道。
横断歩道で信号が変わるのを待っていると、完全に赤に変わって対向車線が青になったあとで右折禁止の交差点を右折していく軽自動車に乗ったおじいさん。
なんだかなあ。
もうそんなに急ぐことないでしょうに。
わたしも大概オレ様ルールな人間なのでエラそうには言えないけど。
一応幹線道路なんだし、大きなトラックとかガンガン通る道でそんな危険なことしなくてもいいと思うんだけどなあ。


でも。
人の振り見て我が振り直せ、と言いますからね。
せいぜい気をつけるとします。

イクラ

娘、ただいま修学旅行中です。
北海道に行くので「お土産はウニとイクラ！」って言いました。

先ほど、メールが来ました。

『ウニは高かったから買えなかったけど、イクラを送ったから』

ああ、しまった。
彼女には冗談が通じないんだった。



息子はどこまでも自分の欲望に忠実で、お土産だってまず自分のものを満足するまで買って小遣いが余ったら他の人へのものを買う。
でも娘はまずいろんな人へのお土産を買う。
しかも小学校の時も中学校の時もこっそり余分に持って行けばと言った母に対して
「違反したらあかんもん」
と、がんとして追加の小遣いを持たなかったから、当然自分のものなど買えなかった。
今回はさすがに高校生だから小遣いの額は決められていなかったし、それなりの金額を持ってはいる。
でも、イクラをクール便で送ったらやっぱりけっこうな値段になると思う。
初っ端からそんなに散財して大丈夫なのかしら。

彼女、キャッシュカードも置いていっちゃったから追加を入金しておいてやることもできないし。

そりゃあイクラが大好きなかーちゃんとしては、とってもとっても嬉しいけど。

でもきっと店の言いなりな金額で買ったんだろうなあ。
値切り交渉とかしたことないもんなあ。

嬉しいけど、ちょっと心配なかーちゃんなのでした。

夏休み終了

娘は明日から、息子も週明けから学校が始まります。
やーーーーっと、夏休み終了でっす！

あー、長かった。
って今年はインフル騒ぎで学校がお休みだった分夏休みは短いのですが
それでも普段のように丸一日子供たちがいない日というのはほとんどなかったし
しかもそれぞれ家を出る時間も違うし帰宅時間も違うし

ああ、疲れた。


でも、学校が始まるということはまた早起きの日々が始まるということで。
夏休みの間はオットのお弁当もオヤスミさせてもらって、6時半起床。
明日からはまた5時起床の日々です。
そろそろ寝なきゃ。

現実からの逃避先は

普段やらないこと、と決まってるようで。

昨日、やけに洗面所から水の流れる音がしているなと思って覗いてみたら
息子が洗面所を掃除してた。
今月１日から今日までオットが夏休みなのにかこつけて、
わたしも何となく夏休み気分で掃除をさぼって水回りもさっと流すだけだった。
そこをゴシゴシと洗ってくれて見違えるようにピカピカになった（笑）


「こんなとこ洗うより自分の部屋を掃除しろって話やんなあ」

と、先回りして言うことも忘れず、の息子に最早いう言葉もなく。

うん、まあでもホント、自分の部屋「も」片づけて欲しいわ。

夏休みも後半に入って、真っ白な宿題からの逃避。
っていうか、受験生だったよね、確か。
いいんかー、そんなんで（苦笑）

このトシになってそれは

先日、幼なじみが高校生の娘を連れてやってきたのですが。
「おばちゃん、かわいいなあ」
って言ってくれました。
このトシになってそれは褒め言葉と受け取れないものが（苦笑）

と言う話を娘にしたら、娘の友だちが
「おかあさん、かわいいな」
って言ったとかで。
そしてそのあとに娘に
「おかあさんと似てないよね」
と言ったとかで。
かーちゃん、すごーく複雑な気分デスが。

と言う会話をしていたら、実家の母から電話があって。
兄嫁と話をしていたらわたしたち姉妹のことを
「みんなかわいいし」
と言ってたとかで。
ついでに母に似なくてよかったと母本人に言ってくれたとかで。

えーーっと。
かわいいという言葉が嬉しいのはせいぜいハタチぐらいまでだと思うのですが。

確かに、若い頃は実年齢よりいつも若く見られてましたが。
そういうタイプってある程度の年齢になったあたりで一気に実年齢に追いついちゃうって気がするんですよね。
歌手のイルカさんとか、そんな感じ（おい）


一度も大人っぽい雰囲気になることなくいきなりおばちゃんになっておばあちゃんになる。
無い物ねだりなのだろうけど、大人っぽい作りの顔に憧れました。

ちょっと苛めてみました

二泊三日で家族旅行をしてきました。
わたしの両親や妹家族もいっしょなんて最初で最後だろうねといいつつ、大騒ぎの三日間を過ごして。
今日は朝から洗濯物の山と格闘です。

夏場は生地が薄いし干してもすぐに乾くのでいいのですが。
４人分でしかも海水浴もとなると量が半端じゃない。
今日はとりあえず３回分。干す場所がなくなるまで洗濯機大活躍です。
家事の中で洗濯が一番好きなので、洗濯自体は苦にならないのですが
さすがに干してる間に日焼けしそうなほど暑いのには参りました。

とりあえず、週末に合宿に行く娘のものを優先して１回目。
そして。
２回目に洗濯したものが山ほど着替えた息子のＴシャツや短パンに海パン。

そうそう。
うちの息子、すごく派手な色が好きなのです。
旅行直前にいっしょに出かけたとき、海パンが欲しいと言いだしました。
スクール水着じゃいやだ、と。
まあ、夏休み中に友だちとプールに行ったりもするだろうし、と売り場へ。
そしたら、わたしが選んだいくつかの海パンを見て
「もっと派手な色がいい」
と、ひとこと。
そして彼はそこの売り場にあった水着の中でベスト３に入るだろう派手な色合いのものを選びました。
ちなみに彼がその日着ていたシャツは蛍光色の入ったオレンジ色。
目が覚めるような、とはこのことだって色です（笑）

で。
その派手な色の海パンやらも含めて洗濯機に放り込み。
洗濯終了のブザーが鳴ったので洗濯槽から洗い終わったものを１枚ずつ勢いよく振ってたところ
ガン！と結構大きな落下物の音がしました。

何が落ちたんだ？？？？


・・・ごつい指輪が落ちてました。

あきらかに男もの。


・・・・・・息子めっ！


ちょうど出かけていた息子は、帰宅してからチェストの扉を開け閉めしたり
部屋やリビングを行ったり来たり。

ははーーん。
行方不明のブツを探してるわけだな。
でも、こんなものを洗濯しちゃったかーちゃんとしてはちょっとばかりいじわるをしてみたくなり

「何してんの？」
と声をかけます。
「探し物」
と息子。
もちろん、何を探してるかなんて言いません。
「何探してるの？」
「なんでそんなこと聞くん？」
「だってさっきから全然見つかってないやん」
「・・・銀色。それ言ってわからへんかったら言っても無駄やし」

・・・やっぱり素直に白状しません。
しばらく、放っておきましたが。
あまりにもウロウロしてるし、それにこれ以上黙ってる時間が長くなると渡した時に逆ギレされそうだし。

しょうがないので渡してやりました。

それからひとしきり指輪の話をしてたんですが。
中学生なんだから安いのでいいんだからね、と念を押したのは言う間でもありません。
有名ブランドのパチもんなんですが、それの本物同等の金額のものを買うには少なくとも社会人になってからにしなさい。
まあ、その頃まで今の彼女とつきあってたら、ね（笑）