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トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「悪口言っても得はないよね」の巻

2019年07月01日 | 店主
「晴れの国 おかやま」 倉敷市上東のトモエデンキ です。
《暮らしの安全・快適・省エネのお手伝い》をモットーに日々頑張っています。


相変わらずエアコン関係のお仕事が続いてますが、ありがたいとしか言いようがない


本日はエアコンの移設があったんですが、


とくに変わった事もなし(笑)


それではネタにならないので、電気屋しか理解しない話題を


エアコンの移設で、取り外しの時にガスを室外機へ封じ込めて配管パイプを外すのは当たり前


手順通りにやれば何ら問題もありません(新品のエアコンも室外機に必要量のガスが封入されています)


で、問題なのは外したエアコンを別の場所に取り付ける時なんです





一旦フレア加工(接続部分をラッパ状に広げます)して接続された配管は、一度外したら再度フレア加工をやり直すと言うのが原則です。


なぜなら、エアコンの配管パイプは銅ですから接続時に締め付けられたら多少なりとも潰れてしまいます。


それを再度締め付けるとさらに潰れます。

それが「ガス漏れ」の原因になるから


必ずしもガス漏れするわけではありませんが、ガス漏れが起こる可能性が増えるわけですね


ですから、フレア加工するための工具と使いこなす技量がなければエアコンの移設をやってはいけません




ちなみに、この工具はパイプカッターと言うもので、フレア加工された部分も最短で切り落とせ、新しくフレア加工しても配管の長さはほとんど変わりません





そして、他の業者様が取り付けたエアコンでよく目にするのが、必要以上に皮膜を剥ぎ取って接続端子に突っ込んでいる場面


本日も長すぎる部分をカットして端子へ差し込みました。


長すぎるとよくない理由は・・・


まぁ、よそ様の工事にケチをつけるのはやめておきましょう

悪口にしかなりませんから

私が直せば済むことなんでね


あなたの街の電器屋さんは、このような雑な工事はしません


値段が少々高くても安心なんです。


見えないところまでキッチリとやるのが「あなたの街の電器屋さん」なんですから


なぜなら


永いお付き合いをさせていただきたいから



きょうはここまで



つづく