ひまわりの名前

書きたいこと、忘れたくないことだけ。

おかげさまで元気です。^^

2016-02-17 09:56:02 | 日記
前回の更新から、またまた開いてしまいました!
その間、手術もあったわけですが、、。
無事に終わり、その後も順調に回復しまして、今はすっかり元気です。
よく言われることですが、ホントに外科は早いですね。
しかもわかりやすいです、治っていく過程が。^^
人間って動物なんだなぁ、、というのが、今回の手術、というか術後の実感です。


前回、ギエムさんのラスト公演のことを、、と書きました。
ギエムさんのことはずいぶん前から知っていました。
ただ、たまに動画で見たりしていても、そこまですごい人という認識が無かったです。
そんな私の認識を変えたのが2014年のNHKホールでのガラ公演でした。

席を立てないくらいの感動を受けるというのは、今までの観劇でも数回なのですが、そのうちの2回をギエムさんがもたらしてくれました。
それだけでも、私が彼女から受けた衝撃の大きさがわかります。

彼女がボレロを舞い終えた時、天井から怒涛のように降ってくる喝采と足元から体を駆け上がってくる震えとで呆然としたのを覚えています。
席を立てないというより、その時ワタシは終わると同時に席を立っていました。
でも周りの人たちもみんなそうだったんです。
込み上げてくる高まりが大き過ぎて立たずにいられなかった。
ああ、これがボレロなんだ!って思いました。
余計なものは何ひとつ無くて、すべてが意味を持ち、それを完璧に舞ったときにまるで最後の最後にパズルのコマがカチっとはまるような究極の瞬間が訪れるんだなぁ、、と。
それができる人は、やっぱり選ばれた人なんだと。

それ以来、ギエムさんのラスト公演は絶対に行きたいと思い続けてきたのですが、、
東京地区の公演は全部玉砕。
結局、前橋公演のチケットを入手しました。
初めて間近で見るギエムさんは(前から5列目でした)少女のような可憐さと女神のような強さと慈愛を感じさせる人でした。
そんな彼女の魂が、そのまま踊りに現れているのだと感じました。
最後のボレロは、ガラ公演の時よりもっと人間っぽかった。
まるでリズムひとりひとりに何かを伝え残そうとするかのようなメロディだったと思いました。

そして圧巻だったのは「Two」という作品。
一部の終わりに踊られたこの作品は、魔法のような美しさで、私は休憩時間も席を立てませんでした。
今見たのは、いったい何だったのだろう、、と。
光の効果だけではない、彼女の持つカリスマ性が無し得る世界だと思いました。
ボレロを封印するだけにして、もう一度この世界に浸らせて欲しい、、と切に思います。
ギエムさんは、やはり唯一無二の人です。




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