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蒼天の拳

2008-08-19 17:04:47 | Weblog
『蒼天の拳』(そうてんのけん)は、原哲夫による漫画。

『北斗の拳』の過去を描く物語で、週刊コミックバンチ創刊時の2001年から同誌の目玉タイトルとして連載されている。ただ、ストーリーや設定には北斗の拳と相容れない部分が多く、厳密な意味での前日談ではない。基本的な設定と世界観のみ共有するスピンオフ作品の色彩がかなり強いものである。

雑誌『ラジャー』Vol.001(ゴマブックス・2006)の取材に答えた堀江信彦バンチ編集長によると、本作品は『北斗の拳』サーガの「エピソード3」、週刊少年ジャンプに連載された『北斗の拳』は「エピソード4」にあたるという。

『北斗の拳』と同じく原哲夫が作画をしているが、今回は堀江信彦が原作執筆をしている。(「北斗」の映画の試写会で堀江が告白している。)前作『北斗の拳』で原作執筆を担当していた武論尊は今回「監修」にまわり、具体的な関与はしていない。ちなみに、コミックやアニメ制作で「監修」というのは読者・視聴者への品質誇示で、実態は名前を貸しているだけの場合が多い[1]。真偽の断定は避けるが、本作では前作のような豪快過激な暴力描写や、武士道やキリスト教的感傷性豊富な教訓譚などはあまり見られず、絵以外、明らかに基本的作風が異なる[2]。

主人公は北斗神拳伝承者の霞拳志郎で、『北斗の拳』のケンシロウの2代前の伝承者であり、ケンシロウの伯父に当たるような描写がある。霞拳志郎の性格付けは、同じく原哲夫による連載漫画『公権力横領捜査官 中坊林太郎』に近く[3]、原の現在のヒーローの理想像を窺うことができる。

舞台設定は1935年頃の主に上海。日本を含め海外の列強勢力が多く入り込んでいる当時の中国[4]の状況を踏まえ、様々な社会的立場のキャラクターが登場する点は、文明崩壊し単純化された世界を舞台とした『北斗の拳』との大きな違いの一つ。一方、それらのキャラクター同士の接触・対話の比重が多いため、『北斗の拳』ほどには北斗神拳を駆使して戦うといった場面は見られない。しかしながら、北斗神拳のライバルたちのルーツを辿るストーリーはファンを中心に見逃せないものとなっており、南斗聖拳を髣髴とさせる新たな流派、極十字聖拳の登場はファンを喜ばせた.

2 コメント

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Unknown (工業用内視鏡)
2009-06-16 18:06:52
カールストルツは工業用内視鏡メーカーとして、1945年にドイツで誕生しました。
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Unknown (エレベーター)
2009-06-16 18:07:32
われわれプロの目から見ると、<リンク:http://www.cosmo-elevator.co.jp/>エレベーター</リンク>についていろいろなことがわかります
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