点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

定例と講義

2011年09月14日 06時23分13秒 | 日記

仕事がど畜生に忙しい中、日中はすべてを拘束してくる研修。
昨日は、「相手とのコミュニケーション」の重要性について理解する演習だった。イントロダクションとして、一枚の紙に自分の願い事を書き、紙飛行機を作る。

隣の人とペアを組み「距離を取ってお互いの紙飛行機を飛ばしあい、相手がキャッチできたら願いがかなう」とのこと。その奇怪な課題に、自分は紙に「一刻も早く職場に戻り仕事をしたい」という夢を書いて飛ばしたら、ペアである弘前の方がキャッチしてくれた。相手のもキャッチした。「モデル体型になりたい」。願い、かなうといいですね。

その後、6人でグループを組んで、「地球が滅びる。10人の男女の中から6人を新しい星に連れて行けるが、誰を連れて行くか?」という課題に挑んだ。結構面白かった。

10人の内訳は、
①男42歳「哲学者」。  ②女23歳「教育者」。  ③男28歳「プロレスラー」
④女19歳「ファッションモデル」。  ⑤男52歳「医者」。  ⑥女28歳「弁護士」。
⑦男30歳「会社経営」。  ⑧女13歳「障害者」。  ⑨男64歳「牧師」。
⑩女30歳「科学者」。

課題に正解はないから各自自由に考えるんだけど、正解がないがゆえに、まあみんな意見がまとまらない。ほんの数十分で、ほとんど見ず知らずのメンバーでグループとしてひとつの回答を準備する、というのがとてつもなく大変だった。

例えば自分は⑤男52歳「医者」をまず真っ先に選んだんだけど、ある人に言わせると「医者は高齢だし、人類反映の一助にはなれないから」とのことだし、また、同じく選んだ③男28歳「プロレスラー」も、別な人に言わせれば「腕力で物事を解決する世の中になりそう」だからだめだと思う、など。
逆に、職業的に代用が利くうえ、緊急時にはさほど重宝しないだろうと弾いた④女19歳「ファッションモデル」が、結構多くの人が選んでいたりする。

人の価値観なんてものは、ほとんど同じであるということがない。そんな中でいかに相手の気持ちを探るか、自分の曲げられない部分を残しつつ妥協をするか。妥協案を自分の案として責任持てるか、ということを学んだ授業であった。あなたなら、6人誰を選びますか。

その後の結果発表がスムーズに進んだので、授業は予定時間の10分前に終わった。当初の自分の願い事が、ほんの少しだけ叶った。

                              ~完~

なんか耳の聞こえが悪い

2011年09月12日 21時06分38秒 | 日記

いよいよ今日から、後期研修がスタートした。
今週は祝日などの関係で仕事の締め切りがめっちゃくちゃ早いのにも関わらず、お構いなしで一ヶ月も拘束されるので、研修に参加している同期は全員もれなくピリピリムードの真っ只中にある。研修終わりが5時、そこから全力ダッシュで職場に戻り仕事。一体何人が生き残れるだろうか。

RABまつり2011。いろいろな芸人さんがやってきたが、雨がやんだ後の終わりころに行ったために、ロッチどころかハライチすら見ることができなかった。

昔の自分だったら超後悔するところだけど、こういう地方営業における芸人っていうのはとにかく「賑やかし」という役割に徹するので、面白さというより盛り上がり目当ての人のほうが楽しめる。盛り上がりは別に求めていないので、あまり悔しい気持ちがない。ましてや、キューティーブロンズを見れなかったことにはなんの後悔も感嘆もない。

ライブでのハライチやロッチなら絶対に見たいけど、賑やかしだけではなんか心が揺さぶられず、結局本命である「全国のおいしいたべもの」を食べ歩くので満足してしまった。古坂大魔王、マシンガンズは賑やかしでも面白そうなので少し見たかった。

噂によるとあやまんJAPANは、会場を大いに凍りつかせたという。青森県民はああいうテンションについていく文化圏にない。県民の多くが中年以上という中に「あれ」が飛び込んでいったら、そりゃあ場が凍るのは当たり前だと思う。これに関してはオファーをしたRABが悪い。

出展されていた料理はどれもこれも本当に美味しかった。「ハム焼き」は半分しか食べなかったけど、今になって無理してでも一本食べればよかったなあと思う。
こういう全国の有名店が一同に会するというイベント、最近増えてきているなという気がするけど、今後もどんどんやってほしい。大阪や四国や九州のおいしいものなんて、めったに食べる機会がないから。

次は、来週の「B-1グランプリ」だ。楽しみなので今からゆっくりおなかをすかせておこう。

                                 ~完~

金欠

2011年09月07日 05時53分13秒 | 日記

自分の生活がしっかりできていないくせに、全く偉そうにも人様に生活指導をするような部署で仕事をしている。かつ、チームプレイではなく個人プレーの仕事なので、そのせいかこれほど個人個人の性格が出てきてしまうところもめずらしいのではないかな、といつも思わされる。

同じチームにいる大先輩のおばちゃんなどは人情派で、自分の目指すところの仕事をしている人。お客さんに対して注意しなければならない時も完全に相手の立場に立ち、人に注意する時も「あなたの気持ちもわかるけど、それじゃあ規則違反だし、なによりあなたのためにならないでしょ」という様に諭す。

片や、他チームの先輩は、発言があまりに「抜き身」すぎる。「○○なので、あなたのやってることは間違い。全然わかってないので、とにかく反省しなさい」というようにとにかく理詰めで、刀で一刀両断するかのように相手を追い詰める。注意される方としては付け入る隙がない。

相手の間違いを指摘し、どちらが正しいかはっきり白黒つけるという意味でディベート力は凄いあると思う。けれども理屈のみで人をねじ伏せても、相手は理解はしても納得はしないんじゃないか。相手が機械とかならそれでもいいんだろうけど。

もっと凄い人になると、一刀両断する刀の刃に毒物を塗って、さらにダメージを与えんろする物言いの人までいる。ここまで来るともはや職員の資質ではなく、人としてだめだと思うんだけど。自分の思っているすべてのことを吐き出すんだから、本人としてはストレスもたまらずだいぶいい職場なのかもしれない。

この部署に来て5ヶ月、ようやく周りが見えてきて自分のこうありたい姿、というものがわかってきたかなと思う今日この頃。自分は人に注意するときは刀ではなく、せめて竹刀くらいでやるようなおばちゃん先輩のような職員になりたいと思う。

                              ~完~


100件ケースワーカー

2011年09月06日 06時31分58秒 | 日記

4月1日の時点で90件だったのが、気づいたら9月1日現在で103件になっていた。この伸びはどういうことなんだろう。このペースで行くと来年の4月には116になっているわけだが、これはもう過労死確定を意味する。自分自身の能力を上げるか、はたまた。
完全に自己内の話だが、とりあえず記録として。

さて、最近はそれでも人間らしく楽しい余暇を過ごしたい!という思いからキャッチボールをしたいなと目論んでいるところだったので、グローブとボールをあちこちで探している。
春先のソフトボールが、今思い返せば楽しかったなあというところからきた発想で、今からちょくちょくやってたら来年、普通にうまくなっているかも?という期待も入っている。

で、まずは格安の殿堂「ドンキホーテ」に行ったんだけど、大人用がひとつ「1,480円」だった。これはこれで間違いなく格安なんだろうけど、お金が最近全くない砂漠状態の脳は何を思ったのかこれを「高い」と判断し、「中古で探そう」ということにした。ボールは、100円ショップで売ってたゴムボールにした。

その足で「ハード・オフ(リサイクルショップ)」へ。グローブを探すも、どこにもない。ゴルフクラブや、スノーボードの板とかそういうのはなんでもあるのに。

続いてゲーム倉庫浜舘店へ。
古着コーナーにはなくて、いよいよあきらめかけ「しょうがない軍手でやるか」とまで思いつめた時ふらっと見た「楽器コーナー」に、あきらかにボロボロでくたびれた、さらにマジックで「吉田」と書かれたグローブをひとつ発見。値段は、なんと300円とあったので瞬間的に購入した。

古着倉庫がこれを楽器として見なしていたかどうかは定かではないが、袋にも入れずただシールを貼って渡してきたところを見ると、店としてさほど熱がこもっていないというのだけは確かなようだ。ボールひとつ、グローブひとつ。これで、現在に至る。

あとひとつ300円くらいでグローブないかねえ、とこのくだりを同期に話したら、野球経験者のKが呆れ顔で「野球をなめるな」と突っ込まれた(彼のマイグローブは約5万円する)。
ごもっとも過ぎて、笑いが止まらなかった。

                                 ~完~

山下家

2011年09月03日 12時05分13秒 | 日記

・本日の気温、34度って。職場クーラーないんだってば。
せっかくの土曜日、眼科行ったついでということで気合入れて仕事しに行ったのに、暑さでめまいがしてきたのでわずか1時間ちょいでダウン。ここまで来ると効率もくそもない、「気温30度特別手当」とかがつかないととても体をごまかせない。

・自分の「世界が明日終わるとなったら最後に食べたいもの」のリストの一番目に記入されているほど大好きな、ラーメン「山下家」。このたび「サービス改定、値段改定のためのお休み」から明けたので早速行ってみたんだけど、残念なことにサービスのグレードダウンと言わざるを得ない改定だった。

水はセルフになり、ポットに入っているが冷えておらず氷も自分で入れて冷やさねばならない。メニューも以前までのような写真つきの華やかなものではなく、ただの文字だけ。店の広さは変わっていないのに、全体的にこじんまりとした印象になった。

一見して、人員削減したことがわかる。ということはつまり、経営状況が芳しくないということなわけか。大丈夫かな山下家。仮に市民権を得られなくて閉店になったとしても、それは味が悪いせいじゃない。店の場所が、ややお年寄りが多い住宅街なせいだ。むつの家系家があれほど大繁盛して、青森のがだめになる理由はない。がんばっていってほしい。

・昨日は、本当に久しぶりに中学以来の友達と遊んだ。
ラーメン食べてシェイク飲んでゲームセンター行くなど、なかなかいろんなことをしたものの、そういうのはあくまでも「適当な目的のひとつ」であってメインはただお互いの近況を言い合うことだった。

大人になると、案外そういう「ただ話するだけ」で遊びが成立する。普通はここに酒が入るのが通例だけど、この友達の場合酒が飲めないため、代わりにこんな感じになる。12歳のころからの付き合いだけど、もう今年で29歳になるのでだいぶ話す内容も変わってきて、面白かった。

奴、UFOキャッチャーがうまくて、以前ルフィだけしかなかった「ワンピース連携技フィギュア」がものの数百円で全部そろってしまった。壮観。

                               ~完~