9月23日、30歳になった。
正直、昔は30歳になるときって相当気持ちの転換があるのだろうと思っていたのに、誕生日前日は職場の方々とパークゴルフして、誕生日当日はむつ市で結婚式出席してと結構忙しかったので、30になってみても別段なんの実感もない。あ、いつの間にか30になってたな、という感じ。
この一年と振り返ると、結婚という人生の転機があったために本当にあっという間に終わったという印象がある。なんか、何月何日までにはこれを用意して、あれをどうするか決めて…と絶え間なく宿題が出てそれを追っていたらあれよあれよと日が過ぎていた。
男はみんな最初はそうだと思うんだけど、あまり式を積極的にやりたいと考えないので憂鬱で、ああもうこんな時期か~、準備めんどくさいな~と思っていたのでなおさら、時間の過ぎ方は早かった。終わってしまえば「なんていい経験が出来たんだろう」と気を改めたので良かったんだけど。
仕事では、去年と比べてだいぶ慣れた印象はあるものの、単純に去年にはなかった様々な課題が押し寄せてきているので依然余裕はない。毎回想定外なことが起こるので、ここまで来てしまったらあとは「状況判断能力」と「詰め」を鍛えるしかないなあと感じている。特に自分は詰めが甘いので、ここを今年は治したい。
去年の誕生日では「自分の変化を自分のものにしたい」みたいなことを書いていた。
自分のものにしたいというか、嫌が応にも自分のものにしなければならない責任がついたわけなので、もう走るしかないなあと思う。あと少しで一児の父にもなるので。
30歳になると、まず気持ちが「俺は30代だしな」と思ってしまい、老ける。しかしだからと言って若作りするのもイタいし疲れるだけなので、30歳だからといって老け込まず、それでいて頑張りすぎず、ちょうどいい具合に力を抜いた一年にしたいと思う。
~完~
がむしゃらな人を見て熱い熱いと思いながら、ちょっとうらやましくもある微妙な年頃になってしまいました。