点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

戦国無双真田丸をクリアした

2017年12月25日 21時50分04秒 | 日記

先日のブログでも買ったと書いていた「戦国無双 真田丸」を昨日でクリアした。プレイ時間はちょうど30時間だが、かかった日数は1か月半くらいだ。小学生ばりに朝早起きして15分だけとか、家族が寝てから30分とか、こまめにしか進められなかったためだ。

感想を書くと、とにかくストーリーが良かった。最初のうちは、先日書いたとおり畑を耕すとか魚釣りをするとかの動きばっかりやってアホらしく笑えて良かったが、物語が佳境になってくると主人公・真田幸村を取り巻く運命の重苦しさや、徐々に追いつめられる大阪方の悲壮感が醸し出されてどんどん世界観にハマッてしまった。

最期、劣勢極まりない中に単騎で、鬼神のごとく敵を薙ぎ払う幸村がかっこいい。史実はどうであれ、数百年前の日本に確かにこんな重苦しく、熱い時代が実際にあったのだと思いを馳せるとなお人物に感情移入できていい。いいゲームをプレイできて良かったなあと思う。

やや、残念なのは豊臣秀頼が一切登場しないことか。秀吉の子孫である秀頼が生きて大阪で存在感を示し続けているからこそ、徳川は豊臣を滅せねばならなかったと認識しているが、ゲーム内では茶々が豊臣方のトップで、秀頼は出てこない。秀頼が出てこないのに、茶々は一体全体豊臣の何を守ろうとしていたというのか??

ゲーム制作側の「もう秀頼とかキャラクター作れないので」という事情か。はたまた、ストーリー上幸村と茶々をいい感じに表現したかったから、そこで秀吉の側室になって子を設けた、というのは表現上都合が悪かったのか。わからないが、物語上の最重要人物がいない、というのはとにかく引っかかる。

ただ…それに目をつぶってもなお、終盤のステージ「真田丸」は熱い。壮年期の幸村が本当に強くて、見方もなくたった一人で戦う姿が実に痺れる。無双好きな人はもちろん、ストーリーの面白いゲームがやりたいっていう人になら、自信を持って勧められる作品だなと思った。

                                ~完~



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