先述の一ヶ月の入院生活で出会った肺高血圧で肺移植待ちの女性は、常に酸素吸入しています。
移植のリストに載せてもらい順番が回ってきたら国内のどこから移植肺が見つかっても運ぶヘリコプターの費用など自己負担なので近く、遠距離などで変わりますが莫大な費用が用意出来る人に限られます。
まさしく命はお金でかうです。
全国から移植外科医を頼って伝手を頼って入院されています。
点滴薬剤の調合がとても難しいとのことでその医師が有名です。
私はタレントのえびすさんににている先生と覚えています。
若い頃の扁桃腺の手術で入院してた時、隣のベッドのおばあさんがたった一晩でボケてしまった姿を目の当たりにしました。
産科に入院してた時は、上品な双子を出産したお母さん、夜になるとメソメソ泣いているので双子ちゃんの母の自覚を持ってしっかりがんばれーと声かけました。
ガンで手術した時は新しく出来たピカピカの病室で姿かたちがそっくりな二人が同室になりました。
彼女は転移していたんですが明るく笑って過ごしました。
入院生活で出会った人々とは退院したら連絡とりません。
その後二度と会えないかも知れないですから。
唯一その後も連絡していたのは、皮膚科で足の小指を切断手術した2ヶ月にわたる入院に出会った人々です。
小指が失くなるなんてけっこうショックなことも皮膚炎で最悪切断かもといわれた6ヶ月入院している人【皮膚科の入院期間は長い】と皮膚ガンかもといわれた人との出会いでした。
元々糖尿病で足の指の感覚がなくなっていたので痛みは感じませんが人前に足を出せない、サンダル、ハイヒールどころかミッキーの靴みたいなものしか履けないなどマイナスな考えをもちがちなところ、彼女達の明るく前向きな姿に励まされ楽しく過ごすことができました。
ひとつ良かったことは入院中に車イスの操作が上手にすいすいできました。
4年後、この度足首の二本骨折して車イスの操作をからだが覚えていたのでしょう、スーパーの売り場の間もすいすい行ってます。