月夜に弓とオレ・・・

いつ以来だろう…
久しぶりに夜、弓を引く
月夜が美しい
夜の静けさの中
１つ１つ確かめながら…
弓と会話する…
すべては弓との会話から始まる

弓が嫌がる操作を
射手はしてはいけない
弓全体から伝わってくる情報を
正確に感じ取って応えてやればいい…
そうすれば弓は気持ちよく矢を飛ばしてくれる
良く出来た弓というのは
それ自体が意思を持っている
だからこそ
射手は謙虚になるべきだ
弓を操ろうとするのではなく
弓と一体になって
その意思に従うだけでいい
感情にとらわれている時は
弓からの語りかけが
聞けなくなってしまう…

（某漫画より抜粋アレンジ・オレ流）

こんな気分で弓を引く
ストイックなオレ…

照明を消し
月の明かりだけを頼りに弓を引く…
静けさの中…
甲高い弦音と共に
的を射る轟音が響き渡る
ああ～たまらん…
ステキ過ぎる
このオレを…
誰か…見て