ルークのミドルスクール夏休み推薦図書の中で私が読んでみたいと思ったので、テンプル・グランディンの自伝を読んでます(なかなか読み終わらないケド)。
自閉症を持って産まれた彼女は、母親の献身的な協力の元、いじめや周りの偏見を乗り越え、博士号を取ります。人間との付き合いは苦手な彼女ですが、動物の気持ちや行動の理由を読み取る事、設計して物を作る事に才能を持っているのです。彼女が設計した家畜の施設は、世界で多く採用されていて、今まで多くの賞を受賞しています。
沢山の書籍を通して自閉症当事者の感じ方、世界観を紹介してきた彼女の功績は偉大です。人(母親でさえもダメ)によるハグは無理でも、自分で発明した身体締め付け器でパニックに陥った自分を落ち着かせる事ができることを見出し、それから話す事などを効率的に学ぶ事が出来たと言っています。
また、以下の母親の言葉が印象的でした。テンプル自身も言っています。
Different, but not less.
違っているけれど、劣ってはいない。
映画も観ました。テンプルの話し方や視線のず れ方、周りから理解されない悲しみがよく表現されていました。珍しく遼が2回目も観たいと言い、仲良く観ました。
テンプルが設計した牛がストレスなく過ごせる施設は、同じ物を映画のセットとして作ってあり、牛の動きがよく分かりました。
映画に合わせて現在60代のテンプル自身の解説が録音されてあるバージョンも入っていてビックリ。流暢に話し、自分の辛い気持ちを言葉で表現できる彼女のおかげで、自閉症の理解も相当進んだことと思います。
自閉症を持って産まれた彼女は、母親の献身的な協力の元、いじめや周りの偏見を乗り越え、博士号を取ります。人間との付き合いは苦手な彼女ですが、動物の気持ちや行動の理由を読み取る事、設計して物を作る事に才能を持っているのです。彼女が設計した家畜の施設は、世界で多く採用されていて、今まで多くの賞を受賞しています。
沢山の書籍を通して自閉症当事者の感じ方、世界観を紹介してきた彼女の功績は偉大です。人(母親でさえもダメ)によるハグは無理でも、自分で発明した身体締め付け器でパニックに陥った自分を落ち着かせる事ができることを見出し、それから話す事などを効率的に学ぶ事が出来たと言っています。
また、以下の母親の言葉が印象的でした。テンプル自身も言っています。
Different, but not less.
違っているけれど、劣ってはいない。
映画も観ました。テンプルの話し方や視線のず れ方、周りから理解されない悲しみがよく表現されていました。珍しく遼が2回目も観たいと言い、仲良く観ました。
テンプルが設計した牛がストレスなく過ごせる施設は、同じ物を映画のセットとして作ってあり、牛の動きがよく分かりました。
映画に合わせて現在60代のテンプル自身の解説が録音されてあるバージョンも入っていてビックリ。流暢に話し、自分の辛い気持ちを言葉で表現できる彼女のおかげで、自閉症の理解も相当進んだことと思います。