アメリカに来てからの運動不足をどうにかしなきゃという思いで始めたヨガクラス。週一、10週間のプログラムの最終日でした。
先生のメリッサは、昔ウォールストリートでバリバリ働いていたそうですが、リタイヤ後、ヨガに魅せられインストラクターをしています。
とにかく1時間喋りっぱなしでスゴイです。日本のヨガクラスも何ヶ所か通いましたが、真面目に様々なポーズを時間いっぱいやり、最後に瞑想の時間があるイメージ。ですよね?
メリッサのクラスはまずおしゃべりから始まります。生徒は30代から50代くらいの主婦が殆どで、90歳をこえる方もいます。そんな主婦の心をガッチリと掴むトークができるのです。
例えば、もうすぐ感謝祭!ターキー(七面鳥の丸焼き)や、親戚一同を迎える準備で忙しい季節。親戚の中にはあまり好きではない人も何人かいるはずで、そんなストレスをやり過ごすために・・。などといいながらポーズに誘導していきます。
またある時は、生徒に目を閉じさせて、こう語りかけます。
綺麗なキッチンの真っ白な大理石のカウンターにカリフォルニア産の大振りのレモンが一つ。よく切れる包丁で4分の1に切ります。それを口に含ませる!レモン果汁が喉を伝って・・。
またある時は、こう。
穏やかな、誰もいない暖かなビーチに貴方は座っています。何もしなくてもいい、貴方だけの時間。貴方のためだけに使って良い時間なのよ。
こんなのを目を閉じながら聴いていると本当に映像が浮かんでくるので他の人の目を気にせずにリラックスできます。
瞑想も音楽を聴かせるだけでなく、全てお話しで生徒をリラックスさせるのは本当に凄いなあといつも感心します。
さて、最後のクラスということで、生徒のお一人がお菓子を用意してくれました。
三段の可愛いトレイに入っています。
美味しくいただきました!