未定

日記とたまに詩

幸せ

2017-07-26 11:11:06 | 日記
友人から幸せってなんだろう、と聞かれた。
それからしばらく幸せについて考えていたら、別の友人を思い出した。
幸せってなんだろう?なんて考えたこともなさそうな人物である。
しかし彼は概ね幸せそうである。
件の幸せについて訊ねてきた友人は、幸せになりたい、と言っている。
その二人を比べてみて気づいたことがある。
幸せとはなるものではないのではないだろうか。
うまい言い方が見つからないのでとんでもないことを言うが、今日幸せでない人は明日も幸せになれないのではないだろうか。
どういうことを言いたいのかというと、幸せとはなるものではなく、感じるものだと思うのだ。
あれが手に入れば幸せになれる。
こうなれば幸せになれる。
おそらく件の友人は幸せについてそう捉えているのだが、それではキリがないのではないだろうか。
手に入れ続けても、次々にほしいものやなりたい自分が生まれるのではないだろうか。
そしてそれら全て手にいれたとしても、果たしてそこに自分の望んだ幸せはあるのか。
今日はいい天気だ。
ご飯がおいしかった。
今朝も無事に目を覚ますことができた。
そういった一つ一つを感じることが、また、感じられるということが幸せというものの正体なのではないだろうか。