ここしばらくは毎日、シャッシャッ、シュッシュッ、と一輪挿しを磨く手作業に没頭しています。
地味な作業なので機械音のない、静かなる工房といったところ。
同じ作業の反復に飽きないよう一つ一つをこの先、手にする方のことを想像して磨いています。
同じ木目や色、表情が2つとしてないのもその飽きない要因です。
これがプラスチックだったら正直、この仕上げ作業は数が多すぎてやってられないかもしれません。
最大56mmの太さの中に100年以上の年輪がある部位もあり、その間の歴史を想い、その中に伊勢神宮やその他周辺の環境下で何があったのかを想像できる「木」という素材だからこそできる。
…全ての工程が完了するまでにまだ先は長いですが、集中力を保って頑張るぞ、と。
そろそろ本気で暑くなってきました。
モロヘイヤやオクラやキュウリ、ゴーヤ。
夏バテ対策や体温低下に貢献してくれる夏野菜を収穫できる畑が、ありがたい。
何の種かよくわかりませんが、今年初めて写真の花が周囲に群生しています。
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