今日は関市までちょっとした取付けに。
帰りは可児市を通ったのですが、この道を走る度に気になっていた北斜面の丘に建つ、古い建築物を見に寄り道。
階段を上ると賽銭箱も神具もない、何か不思議な神社でした。
民家では考えにくい一階の天井高。
日本昔ばなし的な木造建築の趣に、心が揺れた。
駐車場にある灯篭には、明治9年の彫刻。
約140年間、この微妙なバランスを保っていることを当時の制作者が知ったら「ヨッシャッ」って思うのかな、とかいろいろ想像していると、歴史の定義って有名人だとか、政治や情勢のものだけじゃないよな…なんて考える。
名前なんて残らなくていいから、こうして存在する何かを残せれば、と思うのです。
EVEN-Top